埼玉県にお住いの56歳女性(サービス系:葬儀関係)が2023年11月頃に「映画館(ユナイテッドシネマ)」で見た映画『ゴジラ-1.0』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『ゴジラ-1.0』を見ようと思ったきっかけ
もともとゴジラのシリーズは子供のころから好きで、特にこれまでは『シン・ゴジラ』がイチ推しで大好きだったのですが。
山崎貴監督の他の作品も大好きで、ことに『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズなどのテイストも加味された戦後の何もない時期にゴジラとどう戦っていくのか?!というコンセプトに痺れて、心待ちにしていました。
山崎監督のシリーズに欠かせないキャストさんたちのラインナップや少しずつ公開されて行った動画などに、期待しかありませんでした!
映画『ゴジラ-1.0』の内容
太平洋戦争末期、特攻隊員の敷島浩一は大戸島にある守備隊の滑走路に零戦で着陸しました。
機体が故障したと偽って、特攻から逃げたのです。
その夜、島には伝説の巨大生物が現れ、守備隊は壊滅してしまいました。
島の言い伝えによるとそれは「呉爾羅(ゴジラ)」と呼ばれていたのです。
ほどなくして終戦を迎え、敷島は復員して東京の実家に戻りますが、そこは焼け野原となっており、両親は空襲で恐らく亡くなったとのこと…自暴自棄になりかけていた頃に、敷島は戦災孤児の赤ん坊・明子を抱えた少女・典子を拾い、一緒に暮らすようになりました。
生きていくために危険な機雷処理の仕事を請け負うことになった敷島でしたが、復興していく東京で少しずつ暮らしが穏やかになった頃、東京にゴジラが現れたのです。
作品情報
- ジャンル:パニック ドラマ
- 製作国:日本
- 製作年:2023
- 公開年月日:2023年11月3日
- 上映時間:125分
- 製作会社:東宝(制作プロダクション:TOHOスタジオ=ROBOT)
- 配給:東宝
- 公式サイト:https://godzilla-movie2023.toho.co.jp/
映画『ゴジラ-1.0』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『ゴジラ-1.0』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- 山崎貴ワールド全開!
- ゴジラから朝ドラ『らんまん』へ
- 過去イチ怖いゴジラ!
山崎貴ワールド全開!
舞台は終戦直後の東京です。
心身ともにボロボロになった敷島浩一(神木隆之介)は成り行きで拾ってしまった典子(浜辺美波)と明子のために、と危険な仕事に就きますが、そこで思いがけず秋津(佐々木蔵之介)や野田(吉岡秀隆)、そして水島(山田裕貴)という得難い仲間に出会いました。
ようやく平穏を取り戻したかに見えた東京の暮らし。
復興していく東京の風景や、何もなかったバラックが建て直されていく様子など、まさに『ALWAYS』でみせた山崎貴監督作品のテイストが全開で、さらにシリーズ常連の吉岡秀隆さん、飯田基祐さんらの存在がまるで世界をリンクさせているかのようで、ファンにとってはたまらない作品に仕上がっています。
ゴジラから朝ドラ『らんまん』へ
主人公の敷島(神木隆之介)が闇市で拾ったボロボロの少女・典子(浜辺美波)。
彼女は空襲の中で瀕死の母親に託された赤ん坊の明子を抱えて困窮しており、なりゆきで焼け残った小屋に住まわせました。
周囲からは夫婦のように見られていた二人ですが、敷島は彼女を『同居人』としての一線を引き、大切にしていたのです。
典子もまた銀座に事務職の仕事を得て、明子を抱えて自立していこうと模索していました。
そんな二人に大きな試練が訪れるのですが、二人の間にあったのは恋愛というよりもむしろ強固な絆でした。
そして、本作公開前に放送されていたNHKの朝ドラ『らんんまん』で素晴らしい夫婦愛を演じていた神木さんと浜辺さんでしたが、本作の舞台挨拶などで監督が『こちらの方が撮影が早かったんですよ!』と仰っていました。
不思議なめぐりあわせですが、敷島と典子もその後の幸福を願わずにはいられません。
過去イチ怖いゴジラ!
ゴジラのシリーズ作品はいろいろと見てきましたが、これまで一番怖かったのも好きだったのも『シン・ゴジラ』でした。
自衛隊や米軍、そして日本政府の描写がとてもリアルだったこともあり、何回観ても飽きることが無かったのです。
しかし、本作を見て頭を殴られたような衝撃と、これまでに感じたことがない恐怖を味わいました。
戦後武装解除されてまさにゼロ以下、『マイナス』で丸腰の日本に迫るゴジラと、どうしたらそれを防ぎ、人々を守れるかに腐心する敷島らの戦いぶりが凄まじく、一瞬も目を離せません。
そして山崎監督らしく、凝りまくった銀座の日劇などの描写が鳥肌まみれになるほど怖くて素晴らしかったです!このゴジラの圧倒的なパワーとその前になすすべもない人間の無力感に震えます。
映画『ゴジラ-1.0』を見終わった感想
まず『シン・ゴジラ』を超えた!と思いました。
初日初回に2Dで見て正解でした。
4DXで観たらきっと自身の情報処理が追い付かないと思ったからです。
ゴジラというフィクションの存在に対して、当時の人類、日本人が持てる全てをぶつけて戦ったら、というコンセプトで、予想を超えるアイディアと命がけの死闘が展開し、クライマックスへと突き進んでいく大きな渦は、エンドロール後に暫く立てないほどのパワーをぶつけてきたと感じました。
そして最後に見せた大いなる余韻は続編に通じるのか。
ファンとしては、期待してしまいますね!
映画『ゴジラ-1.0』で印象に残った名言
私が映画『ゴジラ-1.0』を見て特に印象に残った名言です。
「野田健治(吉岡秀隆)」のセリフ
『今度の戦いは、未来を生きるための戦いなんです!』
映画『ゴジラ-1.0』の評価や口コミ
他の方が映画『ゴジラ-1.0』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
「ゴジラ -1.0」が全米市場で再度大きな盛り上がりを見せる。アカデミー賞視覚効果賞ノミネートという快挙を受け、全米での上映館が一気に3倍増し、週末興収は前週から275%というV字回復。総興収は5500万ドルに達しており、「シン・ゴジラ」全米興収の28倍という驚異のヒットとなっている。 pic.twitter.com/jaNwW9pvyC
— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) January 29, 2024
『ゴジラ-1.0』映画賞情報
受賞・ノミネート情報を更新しました。
ゴジラの進撃止まず!
沢山の応援
本当にありがとうございます!#ゴジラ#ゴジラマイナスワン#ゴジラマイナスワンマイナスカラー#GodzillaMinusOne#Godzilla pic.twitter.com/SRhvfvSk7y— 『ゴジラ-1.0』【大ヒット上映中】 (@godzilla231103) January 26, 2024
ゴジラ-1.0が海外で「ストーリーとキャラクターが良く、何ならゴジラはいなくてもいいくらいの映画だ」って褒められてて、ゴジラが別にいなくても面白い映画にゴジラを乗せればもっと面白くなるドハティ理論の正しさが証明されている pic.twitter.com/WN1qnlcbih
— でるた (@delta0401) January 25, 2024
『ゴジラ-1.0』
1月28日までの59日間で、5500万ドルを突破し、
北米での外国語映画興収が歴代3位となりました!また、英国とメキシコでは邦画実写の興収歴代1位を記録しております。
ありがとうございます!そして、日本では、
1月28日までの87日間で、
興行収入:55.9億円、
観客動員:363万人… pic.twitter.com/NQ9uiuidJD— 『ゴジラ-1.0』【大ヒット上映中】 (@godzilla231103) January 29, 2024
まさか新品Blu-rayが2,000円以下とは\(^ω^)/ありがとうございました!。でも、マイゴジの方が100倍面白いね(笑)※比べるものじゃないけどシンゴジはあくまでも庵野ファン&エヴァ好き・シン推しな方向け。マイゴジ、早くBlu-ray出ないかな。。
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迅速な発送ありがとうございました。梱包も丁寧でありがかったです。また機会がございましたら宜しくお願い致します。今回はありがとうございました。
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ゴジラの活躍よりも、ゴジラに対する日本政府の動きにフォーカスを当てていて、今までのゴジラ映画になかった切り口で新鮮でした。
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良かったところ4K画質イマイチなところHDRなのに画面かくらいです。
Amazonの口コミ
主人公の人物背景とかヒューマニズムとか感情移入なんてゴジラ映画にはやっぱり必要ないことがわかりました。石原さとみが当初劇中で浮きまくって恥ずかしいとか言われてますが、石原さとみは一服の清涼剤としてシンゴジラには絶対に必要だったことが別のを見てよくわかると思います。-1は佐々木蔵之介がいちいちうるさい、吉岡秀隆はDr孤島&北の国にしか見えない。アウトレイジの西田敏行は浜ちゃん見事に消してたぞ!主役とヒロインは知らない役者なのでこんなもんでしょう。シンゴジラが暢気すぎるとかいう人は-1でゴジラ襲来した後にバラック屋台で吞みながら作戦会議できるぐらい暢気なのかとレビューしてほしい。ゴジラのDNAが-1で最初に混じったのならシンゴジラで消息を絶った槙教授(推定69歳)が-1のヒロインの子息と想像できます。シンゴジラストで尾っぽから人型形態が出ていましたので逆算しても一応流れはあるのかな?と。そこは一応理解しておきます。批判だけじゃないです。ようつべで山崎と庵野が対談している動画で庵野が上から目線で話していたと岡田斗司夫がいってましたがそりゃそうだろ。シンゴジラは不必要なセリフを極力排してシンプルイズベスト(石原さとみ除く)です。時代考証も現代なので問題ありません。時代考証に???が付くセリフも演出もありません。-1で劇中一番いい演技&存在感をしている整備士役のSB柳田そっくりの人が一番気になりました。シンゴジラ100点満点 -1は50点です。ゴジラのVFX-1はすごかったです。海外では受けてますね海外受け狙って作った作品ですので狙い通りなんでしょう。海外の視聴者は日本の役者なんて知らないので映画に没頭できるから余計なフィルター掛からないのがいいですね。シンゴジラの第2第3形態が不格好で気持ち悪い!ゴジラじゃないって感想の人、あの不完全でキモくて不格好なのがいいんんです。あれがいいんですよ。最終形態の腕の短さもいいんです。ちなみにわたしエヴァンゲリオンは第一シリーズ見て訳わからなくて以降全く見てないので庵野の良さとか全くわかりません。続きを読む
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みなさんの映画を見た感想が面白いですね!
おわりに
私が映画『ゴジラ-1.0』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。
次に見たいと思っている映画は『窓ぎわのトットちゃん』です。
日本で一番読まれたと言われている黒柳徹子さんの自伝をもとにしたアニメ作品です。
自由奔放すぎる女の子”トットちゃん”の戦前、そして戦中の日々を描いています。