兵庫県にお住いの66歳男性(流通・小売系:通信販売業)が2023年12月頃に「Amazon Prime Video」で見た映画『アフター・ザ・レイプ -判決の行方-』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『アフター・ザ・レイプ -判決の行方-』を見ようと思ったきっかけ
日本でも、女性ジャーナリストが先輩の男性ジャーナリストが就職の相談をしたところ、飲み会にかこつけてレイプした事件がありましたが、その男性は起訴されることなく無罪放免となっています。
性加害事件は密室で行われることが多く、お互いの言い分が食い違い、真実を証明することが難しいのです。
そのため、被害者の女性は泣き寝入りすることが多く、日本より女性の権利が守られてるアメリカの現状がどうなのか、知りたくて鑑賞してみたのです。
映画『アフター・ザ・レイプ -判決の行方-』の内容
リンジーフォンセカ主演の「アフターザレイプ・判決の行方」は、弁護士になるためにロースクールで一生懸命勉強してきたエイミーという女性が、友人と息抜きに訪れたバーで知り合った男にレイプされ、妊娠してしまいます。
母親はエイミーに堕胎するように言いますが、エイミーはどうしても産みたいといい喧嘩になります。
エイミーは女の子を出産し、女手一つ必死で育てていきますが、ある日レイプした相手の男、ディミトリは厚顔無恥にも娘の親権を主張し、裁判に訴えてきます。
エイミーは大切な娘を守るため、法廷で男との対決が始まるのです。
作品情報
映画『アフター・ザ・レイプ -判決の行方-』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『アフター・ザ・レイプ -判決の行方-』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- 主人公のエイミーの後をつけて乱暴する男の卑劣さ
- エイミーの母親が自分勝手で娘のことを考えていない
- アメリカでも女性の権利は軽く扱われていた
主人公のエイミーの後をつけて乱暴する男の卑劣さ
主人公のエイミーは、法律を学ぶ聡明で真面目な女性です。
しかしたまには息抜きをしたくて、友人とバーへ飲みに行きます。
美しく魅力的なエイミーはさっそくバーに屯していた男性の一人に目を付けられ、話しかけられます。
エイミーは男とつきあうつもりはなかったので、ナンパされても断り自宅へと戻ります。
しかし男はエイミーをあきらめておらず、ひそかに後をつけてエイミーの家に忍び込んできて、強引に関係を強要します。
エイミーは必至で抵抗しますが、レイプされ望まぬ妊娠をしてしまうのです。
エイミーの母親が自分勝手で娘のことを考えていない
エイミーの母親は娘とは性格は正反対で、世間体ばかり気にして娘の出産について猛反対します。
レイプ犯が父親だと世間に知れたときにの評判ばかり気にして、娘の子供を産みたいという気持ちを無視して、子どもを堕胎するようにすすめるのです。
娘のことをほんとうに考えているなら、子どもをおろしたときに母体にどれだけダメージがあるかなど考えることもせず、自分のために堕胎を押し付けようとします。
このような無茶な親は、日本にも多く存在しその子供たちを苦しめているのです。
アメリカでも女性の権利は軽く扱われていた
日本では封建時代から、男尊女卑の風潮があり女性の権利というものが軽く扱われてきた歴史があります。
しかし、アメリカのように女性の権利が守られているはずのアメリカでもそうではなかったことを知り驚いたのです。
主人公のエイミーは恋人でも知り合いですらない行きずりの男にレイプされ妊娠し出産しますが、なんと数年後エイミーに訴状を送り、娘の親権を要求します。
どうみてもこの無茶な要求を裁判所が却下しないのに驚きます。
最終的にエイミーは裁判に勝ちますが、レイプ犯の親権要求とかありえないと驚いたのです。
映画『アフター・ザ・レイプ -判決の行方-』を見終わった感想
この映画はアナリンメギソンという実在の女性の事件を基に制作されたものです。
この事件をきっかけに連邦法が改正され、性的加害者と被害者による親権の共有を否定する法律が制定されたのです。
しかし全米で制定されているわけではなく、18州でのみ制定されているということです。
しかもアメリカでもレイプで逮捕された例も少なくやはり日本と同様泣き寝入りする女性が多いとのことです。
レイプ事件での女性のおかれた過酷な立場は、日米とも変わらないと知りうんざりしたのです。
映画『アフター・ザ・レイプ -判決の行方-』で印象に残った名言
私が映画『アフター・ザ・レイプ -判決の行方-』を見て特に印象に残った名言です。
「エイミー」のセリフ
「目を閉じたり背後に人の気配を感じたりする度に、その時(暴行)の記憶が何度もよみがえります」が印象に残っています。
映画『アフター・ザ・レイプ -判決の行方-』の評価や口コミ
他の方が映画『アフター・ザ・レイプ -判決の行方-』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
映画『アフター・ザ・レイプ -判決の行方-』★★★★4.0点。 これが実話だってことがまずびっくり
彼女の努力で新たな連邦法が2015年に制定され… https://t.co/y078eZHoND #Filmarks #映画— ま (@mackeymovie) March 15, 2022
映画『アフター・ザ・レイプ -判決の行方-』★★★3.8点。 レイプされて妊娠した女性が子どもを出産したら、今度はレイプ犯と親権を争う羽目になる映… https://t.co/IuxuOJ4IWr #Filmarks #映画
— fujii h (@fujiih) January 2, 2022
映画『アフター・ザ・レイプ -判決の行方-』が観たい。FilmarksにClip! https://t.co/16tVU1ZZIV #Filmarks #映画 #アフターザレイプ判決の行方
— ☄️流之助 (@oryu_roudoku) December 22, 2021
映画『アフター・ザ・レイプ -判決の行方-』実話。アメリカの闇的なお話。
州によって法律が違うとか厄介よね。妊娠しにくいと言われてた女性が強姦… https://t.co/kvaZ9NW3we #Filmarks #映画
— ○ひろ (@tomato48kk) January 10, 2022
『アフター・ザ・レイプ -判決の行方-』(You Can't Take My Daughter)。2020年、アメリカ合衆国のTV映画。トリ・ギャレット監督によるスリラー・ドラマ。実話に基にした作品。#アフター・ザ・レイプ・判決の行方 https://t.co/pCzhdq4KBs #GYAO #GYAOで無料配信中 #ディミトリ #ロースクール #訴状
— Lucky MOTOMIYA (@MOTOMIYA_Motoki) February 23, 2023
みなさんの映画を見た感想が面白いですね!
おわりに
私が映画『アフター・ザ・レイプ -判決の行方-』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。
次に見たいと思っている映画は『なし。
』です。
なし。