東京都にお住いの40歳女性から2021年4月頃に購入されたViewSonic X10-4Kプロジェクターを実際に使ってみたレビューをご紹介します。
目次
プロジェクターを欲しいと思ったきっかけ
4月半ばに緊急事態宣言が再度出されたのでGWの計画は白紙になり、外出も尻込みする状況であったため、自宅で家族みんなが楽しめることはないかと思案した結果、映画を大画面で見たいなと思ったのがきっかけです。
今でも現役ではあるもののTV(東芝REGZA Z2000)が15年落ちで、画質・画面の大きさなどの点で映画鑑賞用としては迫力不足であったことも一因です。
また転居に伴い、部屋のレイアウトを考えると「プロジェクターで投影できそうな壁があるよね」と話題にのぼり、アレコレと候補を探していた結果、この商品にたどり着きました。
プロジェクターの候補にあがっていたもの
予算を10万円程度と決めていたので、予算の範囲内か予算より低価格帯でも品質が良ければ検討すると決め、ネットで検索した中から3商品ほどに絞りました。
インテリアにマッチしているデザインを大前提にしていたので、色がホワイトだったAnkerは最初に候補から外れました。
Ben Qは色がブラックだったので悩みましたが、結局は多少値段が高くても品質を重視して、VIewSonicの商品に決めました。
ViewSonic X10-4K
Anker Nebula Cosmos Max
BenQ HT2550M
ViewSonic X10-4Kプロジェクターに決めた理由
第一にデザイン性で決めました。
もともと10万円前後の商品から候補を検討しようと比較サイトで商品検索をしていましたが、この製品の落ち着いた色合いや本体のデザインをひと目見て気に入り、見事に予算額をオーバーしたものの本命として検討することにしました。
その後、スペック面をアレコレ調べてみた結果、「投写距離の短い短焦点」であるため狭い部屋でも非常に大画面で視聴できることや、「OS搭載」であるためプロジェクター単体でYouTubeなどが視聴可能なこと、「Harman Kardonスピーカー搭載」であるため高音質でクリアな音声も楽しめそうなことなどが分かり、即決しました。
ViewSonic X10-4Kプロジェクターのスペック
スペック
- 解像度: 4K UHD (3840x2160)
- 明るさ: 2400 LEDルーメン
- コントラスト比: 3000000:1
- 色再現性: 10億7000万色
- 光源: RGBB LED
- 投写レンズ: F=1.8, f=8.5mm
- オフセット: 100% +/-5%
- 画面サイズ: 30型 - 200型
- 台形補正: +/- 40° (垂直)
- 光学ズーム: 固定
- 騒音レベル: 標準 30dB / Silence 26dB
- 対応解像度: VGA(640 x 480) to 4K(3840 x 2160)
- 走査周波数(水平): 30K - 97KHz
- 走査周波数(垂直): 24 - 85Hz
- ストレージ容量: 16GB (12GB 利用可能)
- HDR規格: HDR10 (HLGは対応できかねます)
- 光源寿命:標準-約30,000時間
- 投写距離:60インチ:約1.06m / 80インチ:約1.41m / 100インチ:約1.77m / 120インチ:約2.12m
- 公式サイト:https://www.viewsonic.com/jp/products/projectors/X10-4K
私は新品で購入しましたので、価格は159800円でした。
ViewSonic X10-4Kプロジェクターを実際に使ってみた
コロナ禍で映画館に行けないので、DVDを大画面で視聴すると映画館にいるような感覚を味わえ、途中で止めて休憩もでき、何を食べながらでもどんな体勢でも視聴できるので映画館以上とも言えます。
また、ニンテンドーswitchを大人数でプレイすることもできるので、ゲームも大画面で楽しめます。
マウス、キーボードを接続して検索ワードを入れて検索もできるので、YouTubeなど今あるデジタルエンターテインメントはほぼ大画面で楽しめます。
使ってみて気に入っているところ
第一にデザイン性で、落ち着いた色味のテイストで統一しているインテリアの邪魔をしないプロジェクターのデザインがとても気に入っています。
オートフォーカス機能で起動時にフォーカスしてくれるのと、大画面なので多少のピントの悪さでも見逃せる部分もありますが、リモコン操作でいつでもフォーカスを合わせてくれるので、やはりよりきれいな画面で見れるという点はポイントが高いと思います。
リモコンのデザインのシンプルさ、ホーム画面からの画面アイコンのシンプルさ等から、必要最低限の操作で使用でき、子どもでもいくつかボタン操作を覚えれば、すぐに使用できるようになりました。
こんな方にはおすすめしたい
- デザイン性にもこだわりたい
- 狭い部屋で大画面で映画、ゲームを楽しみたい
- プロジェクターだけで、高音質の音声も楽しみたい
- ランプフリーのLED使用でランプ交換の手間や出費が少ない
- 視力が悪い人(大画面が見やすい)
使ってみて気に入らなかったところ
付属のリモコンの感度や反応が遅く、本体でも電源のオンオフや音量調整はできますが、DVD再生用に使っているPS4やAmazon Fire Stickなどとの接続をする際、リモコンの向きによっては反応が鈍い時があり、軽いストレスになります。
とはいえ、リモコンの向きや本体との位置関係がわかってくるとそれほど不便とはならないとも思います。
明るい部屋では見えにくいので、暗い部屋で長時間視聴することで視力が衰えるのではと心配になることもあり、また、本体の重量があるので、高い場所に固定して置けるならば問題ないですが、移動して使用する場合は少し重く感じます。
こんな方にはおすすめしない
- メディアの視聴が嫌いな人
- 0歳?2歳ぐらいのよく動き回る子どものいる家庭
- 画面を映す場所がない家
- 機械類(リモコン操作等)が苦手な人
- 移動生活者(持ち運びが不便)
ViewSonic X10-4Kプロジェクター購入後の生活
小さい画面よりも大きい画面で見る方が、大迫力で楽しめるので、既存のテレビ画面で映画を視聴することがなくなり、以前よりも映画を見る機会がふえました。
プロジェクターを使ってより楽しむためにゲームを新しく購入し、家族全員で一緒にゲームをするようになり、家族団らんの時間が増えました。
家族の誰かがプロジェクターで視聴していると隣の部屋越しからでも大画面が見えるので、ついプロジェクターのところまで行って見てしまい、テレビ視聴中心の生活からプロジェクター視聴中心の生活に変わりました。