広島県にお住いの34歳女性(サービス系)が2021年6月頃に購入された『Apple iMac 24インチ Retina 4.5Kディスプレイモデル』を実際に使ってみたレビューをご紹介します。
目次
『Apple iMac 24インチ Retina 4.5Kディスプレイモデル』を欲しいと思ったきっかけ
在宅でイラストを描く仕事をしており、前年にiPad Proを購入していました。
iPadだけでは入稿データ対応が難しい案件があり、業務の幅を広げたくてデザインソフトの使用に十分対応出来るPCを検討していました。
また自宅のMacbookは5年以上前の物でバッテリーが落ちるようになってしまい、他のパソコン業務にも支障が出始めていました。
スマホもiPhoneなのでapple製品を検討していた所、新製品として発売されましたので購入に至りました。
『Apple iMac 24インチ Retina 4.5Kディスプレイモデル』の特徴
2021年にApple社が発売したデスクトップパソコンです。
それまで21インチや27インチが多かったのですが、24インチとなりコンパクトで軽量で扱いやすくなっています。デザインも洗練され、カラーも豊富になりました。
touch IDでロック解除など出来るようになっただけでなく、高性能なM1チップを搭載したことで操作感もより軽くなりました。
画面も美しく、6スピーカーで音質も良くて大変満足です。
『Apple iMac 24インチ Retina 4.5Kディスプレイモデル』のスペック
スペック
- 液晶モニターサイズ:24型
- CPU:M1
- グラフィックス(GPU):8コアGPU
- ストレージ種類:SSD
- ストレージ容量(SSD):512GB
- 標準メモリ:16GB
- OS:macOS
- 無線LAN:IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n
- 有線LAN:ギガビットEthernet
- その他通信機能:Bluetooth 5.0
- USBポート数:4ポート ※USB 3×2ポート、Thunderbolt/USB 4×2ポート
- マウス:Magic Mouse
- Magic Keyboard:Touch ID搭載Magic Keyboard
- 重量:4.48kg
- 幅:54.7cm
- 高さ:46.1cm
- 奥行き:14.7cm
- 公式サイト:https://www.apple.com/jp/shop/buy-mac/imac/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC-24%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%81-8%E3%82%B3%E3%82%A2cpu-8%E3%82%B3%E3%82%A2gpu-8gb%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%83%AA-256gb
私は新品で購入しましたので、価格は24万6800円でした。
『Apple iMac 24インチ Retina 4.5Kディスプレイモデル』を実際に使ってみて良かったところ
私が『Apple iMac 24インチ Retina 4.5Kディスプレイモデル』を実際に使ってみて良かったところは大きく3つあります。
良かったところ
- デザインの美しさ・静音性
- 画面の大きさ
- 動きの軽さ
デザインの美しさ・静音性
以前は台形だったスタンド部分は長方形に近くなり、本体は軽くて薄いです。
カラーも沢山あり楽しいです。私はデザイン作業の際に本体の色に引っ張られないよう、グレーを選択しました。
使用時はほぼ無音で、子どもが寝ている間の作業もへっちゃらです。インテリアや生活の邪魔をしないので、見える所に設置しています。むしろ置いている方がオシャレな位です。
家事や育児でまとまった作業時間が取れないのですが、通りすがりに気軽に作業できるのが嬉しいです。
画面の大きさ
24インチの発売前は、スモールビジネス用なので21インチで十分と考えていました。
しかし実際に24インチの大画面を体験すると、非常に心地良く選んでよかったと感じました。
ウィンドウを複数開いても字が小さくなりにくいので、画像を調整しながらデザインを修正するなど、作業効率もアップしました。
こちらのパソコンを購入して初めて行ったマンツーマンのzoomでは、相手のお顔が大きく見え、実際に会って会話しているような感覚になりました。
リアルで人に会いにくい時代だからこそ、リアリティの価値が高くなっていると思います。
動きの軽さ
過去に使用してきたパソコンは、電源ボタンを押した後に作業の資料を集めたり、飲み物を取って帰ってくるのが丁度いい位、起動に時間がかかっていたと思います。
こちらのパソコンになってからは、数秒でサインインの画面になるので、こちらの準備が間に合わない位で嬉しい悲鳴です。
またデザインソフトと画像編集ソフトを同時に開いて作業しても、フリーズすることなくスムーズに使えます。
無駄な時間が減ったことで作業時間が増えるだけでなく、作業機会も増やすことができました。
『Apple iMac 24インチ Retina 4.5Kディスプレイモデル』を実際に使ってみてイマイチなところ
私が『Apple iMac 24インチ Retina 4.5Kディスプレイモデル』を実際に使ってみてイマイチなところは1つあります。
イマイチなところ
- USBやCDの再生には専用品が必要
USBやCDの再生には専用品が必要
将来的にUSBやSDカードは衰退すると予測されるため、こちらのパソコンにはCタイプのポートしかありません。
確かにApple製品同士のairdropやiCloudを利用すれば外付けはほぼ必要ありませんが、現在の状況ではCタイプしかないと不便な時もあります。
例えばUSBのデータを取り込む、依頼されたデータをCDやDVDに焼く時などです。
また、本体付属の純正のマウスは動きが滑らかで細かい調整作業には向きますが、少し動きが遅く感じます。
テキストを扱ったり、サイトでボタンをポンポン選択していく際は別タイプのマウスを使うことがあり、その接続にもUSBポートが必要です。
現状では変換ポートを使用して対応しています。
『Apple iMac 24インチ Retina 4.5Kディスプレイモデル』を実際に使ってみた感想
それまでMacbookを使用していたので、画面の大きさと軽量ながら安定感のあることに感激しました。
10年程前にデザイン会社でiMacを使用していましたが、やはり厚みも薄くデザインもより洗練されています。
驚いたのは外付けにCポートしか用意されていないこと。ITの将来を見据えUSBタイプやSDカードを差し込む部分は無いので、未だUSBを使用することのある私は変換ポートも購入しました。
重いデータを扱うことが少ないこともあり、操作感はスムーズで早く、起動中の音も驚くほど静かです。
おわりに
子どもを産んでから、家事や育児、介護などで外に働きに出ることが出来ず、経済的にぼんやりとした不安を抱えていました。
しかしスモールビジネスをスキマ時間で初め、こちらのパソコンを手に入れてからは、「今なら頑張れる!」というタイミングに素早く作業ができるようになりました。
人の役に立ちたいけどスキルがない、外に出られない、自分を認めてあげられる時間が欲しい。そう思っていた私の生活を変えてくれました。
これからはパソコンの機能に負けないように頑張っていきたいと思います。