大阪府にお住いの29歳の女性(主婦)が2023年の4月頃に読んだ『人は「感情」から老化する 脳の若さを保つ習慣術』についてのレビューをご紹介します。
本書の概要や内容をわかりやすく要約し、まとめています。
書籍を読んで学んだことや感想、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
『人は「感情」から老化する 脳の若さを保つ習慣術』を購入したきっかけ
30歳が目前に迫り、理由はわからないものの、何をするにも気分が重くなったり、新しいことを始めることに少し恐怖を感じるようになっていました。
しかし、まだ生活には刺激を求めており、「どうしたらいいのだろう」と思っていた時期でした。
書店に並んでいたこの本のタイトルを見たとき、正直驚きを覚えました。
ぱらぱらと数ページ読んだだけでも、「自分のことだ」と感じる内容が多く書かれており、「これは読んでおくべきだ」と思い、購入を決意しました。
『人は「感情」から老化する 脳の若さを保つ習慣術』の概要
人間の老化は、体力や知力ではなく、感情から進行します。
40歳を過ぎると、感情のコントロールが難しくなる理由、近所に住まう元気な高齢者の秘訣、ある人がどれほど時間が経過しても若々しいと感じられる理由など、それらについての答えが、脳の機能に関する説明も交え、分かりやすく、そして笑える形で描かれています。
自分自身だけでなく、親や配偶者、友人などへも当てはめながら読むと、より面白く読むことができます。
基本情報
- 著者名:和田秀樹
- ISBN番号:9784396318376
- 出版社名:祥伝社
- 判型:文庫
- 定価:740円(本体)
- 発行年月日:2023年03月
- 発売日:2023年03月09日
- 国際分類コード【Thema(シーマ)】1:VFD
- 国際分類コード【Thema(シーマ)】2:MJ
- 公式サイト:http://www.s-book.net/plsql/slib_detail?isbn=9784396318376
『人は「感情」から老化する 脳の若さを保つ習慣術』のYouTube(ユーチューブ)
『人は「感情」から老化する 脳の若さを保つ習慣術』についてYouTube(ユーチューブ)で解説している動画を探してみました。
しかし、本書を詳しく紹介しているYouTubeチャンネルは見つからなかったため、このブログで要点をまとめてお伝えしたいと思います。
『人は「感情」から老化する 脳の若さを保つ習慣術』から学んだことの要約とまとめ
『人は「感情」から老化する 脳の若さを保つ習慣術』から私が学んだポイントは大きく3つです。
私が学んだこと
- 自己・他者理解の深化
- ノリと勢いの重要性
- 好奇心が若さの秘訣
自己・他者理解を深めることができる本だと感じました。
なぜ、自分が環境の変化を恐れるようになったのか、新しいことを始めたい気持ちがあるのに、面倒に感じるのはなぜなのか。
この本を読み終えた後、私は「怖いと感じていたのは、脳機能から来るものだったのか。
それなら、もう少しチャレンジしてみてもいいかもしれない。
」と思うようになりました。
また、自分が苦手な上司がなぜあのように頑固なのかを考える時、「ああ、それも脳機能から来るのか。
」と理解でき、寛大になれました。
自己・他者理解の深化
本書には、自分自身や周囲にいる「常にイライラしている人」「やる気がない人」「同じ話を繰り返して自慢し、若い人から疎まれている人」についての説明がありました。
なるほどと感じる部分も多く、特に感情のコントロールの低下や、前頭葉・海馬の機能低下からくる問題を理解することができました。
これらの説明は医学的な視点からされているため、自分自身や他人を客観的に理解することが可能になりました。
ノリと勢いの重要性
本書には「人の老化は感情から始まる」と述べられています。
私たちは年齢を重ねるごとに、「やってみよう!」から「実際にやった」という経験が減少しています。
「やってみたい」という思いすら少なくなってきたと感じています。
これは、結果を予測できるようになったり、「危険かもしれない」と感じる心のブレーキがかかるようになったことが原因だと思います。
しかし、その流れに身を任せてしまえば、心や頭、体は老化してしまいます。
だからこそ、深く考えずに「やってみよう!やっちゃった!」と挑戦することも重要であると学びました。
好奇心が若さの秘訣
前述の通り、「やってみよう!やっちゃった!」は重要ですが、何を始めるべきかは難しいですね。
本書では、「女性によく見られたい年配の男性」の例が紹介されてました。
彼はなぜあれだけ若々しく見えるのでしょうか。
もしかしたら、恋愛が若さを保つ一因かもしれません。
立場上、恋愛は難しい場合もあるかもしれませんが、若々しい人々を見習って好奇心を持つことが大切だと思います。
新たなSNSに挑戦したり、海外のスイーツを試したりすることも良いでしょう。
『人は「感情」から老化する 脳の若さを保つ習慣術』の感想
この本を読んでいる最中、「あ!これも当てはまる!あれも当てはまる!それに、まさに私の父親のことではないか!」と思いながら楽しみながら読んでいました。
読み終えた後は、自分がなぜ新しいことを尻込みしていたのか、不愉快なあの人がなぜそのような行動を取るのか理解でき、世界の見え方が少しクリアになったような感じがしました。
また、消極的なままでいるべきではないと感じさせられ、新しいことを始めてみようと考えるようになりました。
『人は「感情」から老化する 脳の若さを保つ習慣術』の評価や口コミ
他の方が『人は「感情」から老化する 脳の若さを保つ習慣術』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
『人は「感情」から老化する 脳の若さを保つ習慣術(祥伝社黄金文庫Gわ4‐9) (祥伝社黄金文庫 Gわ 4-9)』の感想
「エピソード記憶」する読書法にイチャモンをつけながら読むという方法がある。…論拠やデータなど細かいことは気にしなくてもよい。単純にうなず…#ブクログ https://t.co/QYKMVtxdjb
— すこちん (@kentoriko) October 30, 2023
認知症を避けるべく、人との交流を大切にするようにし始めた。
Amazonの口コミ
脳が老化すると、どのような変化が発生するか、所謂、「思考能力の硬直化」であり、一例として、老人ホームの「コロナウィルスが存在するから行事が出来ない、一律中断」という流れ。これと同じく、「こうならないといけない」という考えが危険であることを思い知りました。逆にそういう人と接する時間や場所から離れる方が自分自身の為にはなります。要するに、「柔軟政策」が通じる「人」「場所」と縁を持つことの大切さを教えてくれます。特にこの、「コロナウィルス騒動」で最も通じないのが「柔軟政策」です。マスク1つでもそうです。人に「強制」したり、「確認」するので、人が離れるのです。家族はカードゲーム(トレーディングカード)世代。これを脳トレ代わりに活用できればと思いました(お相手募集中からですがやるだけやってみます)。運動が脳トレ代わりという人もいるので、それも良いでしょう。とりあえず、出来ることの第1位はカードゲームから始めてみます(先生もカードゲーム、別ですが提案しています)。続きを読む
Amazonの口コミ
みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!
おわりに
本書の一番の推奨点は、新しいことにチャレンジする勇気を与えてくれることです。
若者が使っているSNSやスイーツ、流行りの歌など、ちょっと敬遠しがちなものもあります。
しかしそうしたものを試してみると、予想外に楽しく、自分もハマってしまうことが多くなるかもしれません。
人生で楽しいことが増えることは素晴らしいことです。
もしかしたら、新たな興味や好きなものを見つけるきっかけにもなるかもしれません。