愛知県在住の43歳男性(メーカー系(電気・電子・機械系):営業)から、2023年2月頃に読まれた『自分を変える方法 いやでも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学』のレビューをご紹介いたします。
本書の概要や内容をわかりやすく要約し、まとめています。
書籍から学んだことや感想、評価や口コミに興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
目次
『自分を変える方法 いやでも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学』を購入したきっかけ
自分を変える方法については多数の書籍がありますが、著者は行動科学者であり、世界で最も影響力の大きい経営思想家にも選出されています。
ホワイトハウス、Google、国防総省、赤十字社など世界の組織に助言を行い、豊富な実績があります。
そのような権威ある先生の行動科学に基づく行動変革に興味が湧きました。
何かひとつでも現状を変えられたらという思いから購入に至りました。
世界的にベストセラーとなっているので、ぜひ読んでみたいと思い、手に取りました。
『自分を変える方法 いやでも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学』の概要
人が変わることは難しいですが、行動科学の視点からどうすれば効果的に変化できるのかが明示されています。
自分を変化させるためには、目標を具体的で計測可能なものに設定し、成功確率を最大化する戦略を考えることが重要です。
この戦略については、「やる気を出す方法」「衝動性を逆用する方法」「先延ばしをしない方法」「合図と計画で即行動できるようにする方法」「怠け心を出し抜く方法」「自信をつける方法」「同調する力を付ける方法」といった具体的な課題ごとに詳細に説明されています。
基本情報
- 著者:ケイティ・ミルクマン
- 共著者:アンジェラ・ダックワース
- 訳者:櫻井祐子
- JP-eコード:47811299000000000000
- 出版社:ダイヤモンド社
- コンテンツ公開日:2022年10月05日
『自分を変える方法 いやでも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学』のYouTube(ユーチューブ)
『自分を変える方法 いやでも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学』について、YouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説している動画がないか調べました。
「フェルミ漫画大学」チャンネルが細かく解説しています。
本を読む時間がない方は、こちらのYouTube(ユーチューブ)動画をおすすめします。
『自分を変える方法 いやでも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学』から学んだことの要約とまとめ
『自分を変える方法 いやでも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学』から学んだポイントは3つです。
学んだこと
- フレッシュスタート
- 怠け心
- 自信
この本は、最新の行動科学から行動変革の方法を解説しています。
著者の実体験も含まれているため、物語風に読みやすく、「やる気を出す方法」「衝動性を逆用する方法」「先延ばししない方法」「合図と計画ですぐに動けるようにする方法」「怠け心を抑える方法」「自信をつける方法」「共感する力を付ける方法」など、具体的な方法が示されています。
気合と根性だけでは、長続きしない理由が理解できます。
フレッシュスタート
「人は、必ずしも良いとされることを実行するとは限らない」。
実際、どれだけ良いと言われても、やる気がなければ行動を起こさないものです。
本書では、タイミングによってやる気を引き出すフレッシュスタートの効果について述べています。
「フレッシュスタート(新たなスタート)」から行動を始めると、妨げとなる古い習慣が排除されるようです。
新年や誕生日、節分、月初といった節目がそのタイミングだと言われています。
ただし、フレッシュスタートが逆効果となる場面もあるようで、好調な時は注意が必要です。
怠け心
「人は常に楽な道を求める」。
人間は怠け者であることを考えれば、怠け心を味方に付ければ良いと述べています。
その方法の一つがデフォルト設定です。
人間は効率性を求めるため、ほとんどの人がデフォルトの選択肢を選びます。
そのため、初めから最良の選択肢を提示することが重要です。
また、習慣化することにより、無意識に行動することが可能になります。
ただ、習慣化するまでの過程は大変です。
自信
「最悪なのはめげてしまうこと」。
教えるより学ぶ方がやる気を引き立てると述べています。
善意の助言が、相手に対して自力では成功できないと思っていると誤解を与える可能性があるからです。
逆に助言を求めることは、相手に「あなたは知識があって助けてくれる人だ」というメッセージを与え、自信につながります。
自信は行動に大きな影響を与え、人を変える力があります。
これにより、自信の重要性を再認識しました。
『自分を変える方法 いやでも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学』の感想
『人生が変わるような行動変容を達成するのは、発疹というよりは慢性病の治療に近い』と著者は述べています。
人間は誘惑に弱く、忘れっぽく、自信過少で、怠惰な性質を持つ生き物で、常に警戒が必要です。
いったん取り組みが終わってしまうと、元の状態に戻り始めてしまいます。
継続的にいつまでも変わり続け、また、トライし続けることが重要であると感じました。
人間の弱さという敵を知ることこそが成功のカギであると強く感じました。
孔子の兵法の中にも、「敵と自分を知ることこそが勝つための最良の方法」と記されているのを思い出しました。
決して簡単なことではありません。
誘惑は至る所に存在します。
短期ダッシュと長期変化に適した方法があることを学び、それをうまく取り入れ、定期的にチェックを行い、進化し続けることを目指したいと思います。
『自分を変える方法 いやでも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学』の評価や口コミ
他の方が『自分を変える方法 いやでも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
【おとんの本棚】先週読んだビジネス実用書3冊+ミステリ1冊をご紹介します。すべて新刊。イチオシは『自分を変える方法』です。サブタイの「いやでも体が動いてしまう とてつもなく強力な行動科学」ってだけで、何書いてるか気になりませんか?ほぼジャケ買いでしたが、読んで損ない1冊でしたよ! pic.twitter.com/9RhtUIgP4P
— おとん (@oton5964) October 23, 2022
おはようございます!!
「自分を変える方法: いやでも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学」という本を読み終わりました。
"一緒に過ごす仲間が、往々にして人々の行動に生涯を通じて影響を与えている"という言葉は印象的でした。良い影響を与えられる人であり続けたいですね(・ω・)— 森遼平|ITベンチャーの営業リーダー@㍿アイエンター (@mori_umepan) November 15, 2022
おはようございます!!
読書中の「自分を変える方法: いやでも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学」も終盤です。
"毎日ジムに行くのは、ジム通いの良い点、悪い点を注意深く比較検討したからではなく、それが習慣になっているから"。
いちいち良い悪いの判断なんて、していないんですよね。— 森遼平|ITベンチャーの営業リーダー@㍿アイエンター (@mori_umepan) November 14, 2022
おはようございます!!
引き続き「自分を変える方法: いやでも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学」を読書中。
フレッシュスタートという考え方。"春の初日"という言い方をするのか、"3月の第3木曜日"という言い方をするのかで、決意したことを続けられる確率が変わってくるのは面白いです。— 森遼平|ITベンチャーの営業リーダー@㍿アイエンター (@mori_umepan) November 13, 2022
Amazonの自分を変える方法──いやでも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学
気になってる!🍁買っちゃおうかな💕
— サイクロン@ふるさと納税初挑戦 (@santousin) October 28, 2023
習慣づけ、継続は難しい。確実にやったほうがいいんだけどちょっと面倒くさい…そんなことほど続けられません。本書はそんな、習慣化に関する研究です。研究だけでなく実際に行動へ移すノウハウも詰まっています。個人的に内容は100点でしたが、タイトルがありふれすぎていてヒキがないのはイマイチかなと思いました。
Amazonの口コミ
何かを始めよう!と思ったり、大きな目標を立てたりする時は、決意とかやる気とかが自分MAXの時だと思います。しかし、現実には、今日は疲れたとかやる気が出ないなど、上手くいかないことが多いですね。(笑)だから、目標を立てた時の自分MAXを信じるのではなく、弱い自分がある事を理解して、この本に書かれている仕掛けを自分にしてみると、騙された感じがしつつも達成できるかも知れません。この本に出ている方法は、研究した結果、有効であるという判断が出ていますので、どんどん試してみると良い結果が得られるのではと思います。2023年こそ、自分を変えたい!と思っている方は是非これを読んでみてください!
Amazonの口コミ
・上手くいかなかったら「俯瞰」する。忙しいと、今のやり方を頑張り続けてしまうことがある。けど、、今のやり方に固執せず、戦略を練っていくことを意識していこうと思えた。
Amazonの口コミ
上手くいかなかった原因がわかりやすく示されれ、克服のヒントが数多く書かれている。それらがエビデンス付きなのも納得を後押ししている。読み終えて、さて何に取り組もうか?とワクワクしている。
Amazonの口コミ
嫌なことをペナルティありでやるという考え方には賛成できません。できていても後にすごいストレスになりそうな気がします。実際ペナルティありで物事やったことあるけど、仕方ないからやるという感じにしかならなかったし、またやりたいか?はNOです。読んで行動変えるためにはならなかった本です。
Amazonの口コミ
みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!
おわりに
本書では、タイトルの通り自分を変える方法が項目ごとに記述されています。
「フレッシュスタート」では、やる気が出るタイミングを把握し、効果的に利用します。
「衝動性を逆用する」では、辛い事と楽しい事を組み合わせ、困難な目標に向き合います。
「先延ばし」では、コミットメントを定め、タスクを小分けにして目標に取り組みます。
これらを一つ一つ実践することで、漠然とした行動変革が意外と簡単に生活に取り入れられることがわかりました。
次に読む予定の本は『なぜ銅の剣までしか売らないんですか?』です。
これはRPG風の物語ですが、経済の学びがあります。