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書籍のレビュー

【書評】『世界でいちばん幸せな男』のレビュー!書籍を読んだ感想は「当たり前の幸せを私だって持っているということを思い出させてくれる」

東京都にお住いの18歳女性(大学生)が2022年8月頃に読んだ『世界でいちばん幸せな男-101歳、アウシュヴィッツ生存者が語る美しい人生の見つけ方-』のレビューをご紹介します。

本書の概要や内容をわかりやすく要約してまとめておりますので、書籍を読んで学んだことや感想、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。

この本から学べるポイント

  • 幸せになるためには、自分で働きかけなければならないということ
  • 家族はかけがえのない存在で、宝ものなのだということ
  • 愛が人生を満たすのだということ

『世界でいちばん幸せな男』を購入したきっかけ

高校生のころ、『夜と霧』の新版(ヴィクトール・E・フランクル、池田香代子訳、みすず書房、2019年)を読み、ホロコーストについて興味を持ちました。

大学生になり時間ができたため、それについて何か他の本がないかとインターネットでキーワード検索をしたところ、この本がヒットしました。

どのサイトでも評価がとてもよく、また内容への興味と101歳のアウシュヴィッツ生存者が執筆した自伝ということに惹かれ、書店にて購入しました。

『世界でいちばん幸せな男』の概要

この本は1世紀を生きてきたアウシュヴィッツ生存者である著者エディ・ジェイクが、どうやって苦難を乗り越え、幸せを手に入れたのかを記した自伝です。

前半では表紙の笑顔で優しそうな老人の写真からは想像もできない、壮絶なユダヤ人迫害のエディ自身の経験が綴られています。

後半では終戦を迎えたエディが、つらい経験と戦争の傷跡をいかにして乗り越え、現在の幸せな生活を手に入れたのかが書かれています。

後半は私たち読者へのメッセージとも受け取ることができ、心に訴えかける内容となっています。

『世界でいちばん幸せな男』の基本情報

基本情報

  • 出版社:河出書房新社
  • 著者:エディ・ジェイク
  • 定価:本体1,420円+税
  • 発行年月:2021年07月26日
  • ページ数:208ページ
  • ISBN:978-4-309-20832-9
  • 言語:日本語
  • 公式サイト:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309208329/

『世界でいちばん幸せな男』の目次

目次

  • 第1章 お金より大切なものはたくさんある。
  • 第2章 弱さは憎しみに支配されることがある。
  • 第3章 今日を生きのびれば明日はくる。一歩ずつ進むこと。(ブーヘンヴァルト強制収容所での生活と解放)
  • 第4章 やさしさはどこにでもみつけられる、見知らぬ人からもらうこともある。
  • 第5章 母親を抱きしめよう。(アウシュヴィッツへの移送時に脱走、家族との隠れ家生活と、再度の逮捕)
  • 第6章 ひとりの親友が、わたしの世界のすべて。(アウシュヴィッツ強制収容所での過酷な生活)
  • 第7章 教育は身を助ける。(アウシュヴィッツでの労働、妹との再会)
  • 第8章 モラルを失えば、自分を失う(アウシュヴィッツでの暴力と虐待、逃亡計画)
  • 第9章 人間の体は最高の機械。(アウシュヴィッツの食料、医療)
  • 第10章 命あるところに、希望はある。(ソ連侵攻による収容者の退却「死の行進」中の逃亡、終戦)
  • 第11章 世界ではつねに奇跡が起きている。たとえ暗くみえるときでも。
  • 第12章 愛は最良の癒し。(ブリュッセルでの新たな生活、結婚と長男の誕生)
  • 第13章 わたしたちは大きな社会の一部であり、すべての人が自由で安全に生きられるように尽力すべきだ。
  • 第14章 分かち合えば悲しみは半分に、喜びは倍になる。
  • 第15章 分かちあうべきは苦しみではない。希望だ。

『世界でいちばん幸せな男』のYouTube(ユーチューブ)

『世界でいちばん幸せな男』についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説してくれている動画がないか調べてみました。

残念ながら本書を紹介しているYouTubeチャンネルはなかったため、本ブログにて要点をまとめてお伝えできればと思います。

『世界でいちばん幸せな男』から学んだことの要約とまとめ

『世界でいちばん幸せな男』から私が学んだポイントは大きく3つの内容です。

私が学んだこと

  • 幸せになるためには、自分で働きかけなければならないということ
  • 家族はかけがえのない存在で、宝ものなのだということ
  • 愛が人生を満たすのだということ

半ば平和ぼけしたように、平凡な毎日を生きる私たちをはっとさせるような本です。

当たり前のことだけれど、平和すぎる毎日の中で忘れてしまうようなことがこの本にはたくさん書いてあります。

幸せは待っていれば降ってくるものではなくて自ら掴むものなのだということ、いつも側にいて、味方になってくれる家族はかけがえがなく大切な存在なのだということ、人生を満たすのはやはり愛なのだということ。

そうしたことを、今一度思い出させてくれる一冊です。

幸せになるためには、自分で働きかけなければならないということ

私はこの本を読んで、今までの自分の人生のあり方を見つめ直しました。

というのも、この本から幸せは自らつかむものだと学んだからです。

エディは人生はいつも幸せとは限らず、つらい日もたくさんあるけれど、「人生は美しいものにしようと思えば、美しいものになる」のだと訴えます。

人生が不幸だとどんなに恨んでも、幸せは降ってくるものではありません。

自ら幸せになれるよう、働きかけなければならないのです。

エディはそうして幸せを手に入れました。

家族はかけがえのない存在で、宝ものなのだということ

私たちは普段何気なく生活をしていて、かなり平和ぼけしています。

家族が側にいることが当たり前で、その尊さを忘れかけてしまうこともよくあることでしょう。

しかし、アウシュヴィッツで親族のほとんどを失ったエディは、家族こそ人生でいちばん大切なものだと心得ています。

家族は私たちが持って生まれた幸せのかけらともいえるのだと思います。

当たり前のことだけれど、うっかり忘れてしまう家族の大切さを、エディが思い出させてくれました。

愛が人生を満たすのだということ

エディはアウシュヴィッツで、親族のほとんどを失いました。

中でも彼がショックを受けたのは、アウシュヴィッツにきてそうそう殺されてしまった父親と母親です。

打ちひしがれる彼に生きる希望を与えてくれたのは、友人のクルトでした。

エディはクルトがいなかったら、アウシュヴィッツで生き残ることはできなかっただろうと回想しています。

つらい中で人を救うものは、家族愛や友人愛といった愛なのだということを、エディは優しく教えてくれます。

『世界でいちばん幸せな男』の感想

この本に出会えて、そして購入して読んで大正解だったなと改めて思います。

私はまだ大学生ですが、人生において報われないことがあまりにも多く、人生に絶望していました。

そうした中読んだこの本に、当たり前の幸せを私だって持っているということを思い出させてくれました。

私には両親がいて、少ないですが友人もいます。

迫害されることもなく、金銭的にも恵まれていて、とても平和な日々を送っています。

私はエディがアウシュヴィッツで求めた幸せのすべてを既に手にしているのです。

自分の愚かさを反省すると同時に、これからはたくさん笑って、エディのように幸せに生きていこうと思いました。

『世界でいちばん幸せな男』の評価や口コミ

他の方が『世界でいちばん幸せな男』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。

みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!

おわりに

これからの人生すべてに生かすことができると思います。

本書は、どうすれば幸せな生活を手に入れられるのかを教えてくれます。

それは、幸せは待っていれば空から落ちてくるようなものではないので、自らつかむというものでした。

当たり前のこともよく振り返ってみれば、とても恵まれたものであることに気付くでしょう。

そうやって幸せを見つけてたくさん笑って幸せをもっとつくり出していけば、誰の人生でも、どんなに苦しみで覆われていようとも、きっと幸せで満たされたものになるはずです。

次に読みたいと思っている本は『夜と霧』です。

ナチス支配下の強制収容所内のことをもっと知りたいと思っています。







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