東京都にお住まいの39歳の男性、フリーランスが2022年8月頃に「TV(金曜ロードショーで放送された録画)」で視聴した映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』のレビューをご紹介いたします。
映画の感想や見どころをネタバレいたしますので、映画を鑑賞する前に、その面白さを確認したい方や、評価や口コミが気になる方は、ぜひ参考にしてください。
目次
映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』を見ようと思ったきっかけ
2021年にヱヴァンゲリヲン新劇場版の第4作目「シン」が公開され、長きにわたって続いてきた新世紀エヴァンゲリオンシリーズは完結を迎えました。
そして2022年8月に、新世紀エヴァンゲリオンで冬月コウゾウの声を担当していた清川元夢氏が逝去されました。
清川元夢氏の演じた冬月コウゾウの勇姿と新世紀エヴァンゲリオンを再び振り返ろうと思ったことが、新劇場版の視聴を決意するきっかけとなりました。
映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の内容
本作の物語は、テレビ版の第壱話~第六話までが展開され、使徒サキエルとシャムシェル、そしてヤシマ作戦による使徒ラミエルの撃破までが描かれています。
「機動戦士ガンダム」や「機動戦士Zガンダム」の劇場版と同様、新たに描かれた作画や設定の変更点、新要素を含んでいます。
そのため、新解釈版とも言える作品となっており、タイトルも「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」となっています。
旧作版からは「オ→ヲ」へと変更されています。
本作はヱヴァンゲリヲン新劇場版の第1作となっていますので、テレビ版を知っている人ならば、テレビ版と比較して観ることができます。
作品情報
- ジャンル:SF アクション
- 製作国:日本
- 製作年:2007
- 公開年月日:2007年9月1日
- 上映時間:98分
- 製作会社:カラー
- 配給:クロックワークス/カラー
映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説する映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の見どころは大きく3つあります。
この映画の見どころ
- 使徒の設定変更
- 人類補完委員会が最初からゼーレとして登場
- ケンシロウ&レイVSラオウ&ウイグル獄長
使徒の設定変更
テレビ版で登場した使徒は、本作ではいくつかの設定が変更されています。
テレビ版(及び旧劇場版)では、リリスは物語の中盤まで未登場で、最後まで使徒と言及されませんでした。
しかし、この映画では、リリスは第2の使徒となっています。
葛城ミサトをはじめとしたネルフのメンバーたちもこれを知っており、ミサトは碇シンジにリリスの存在を案内し、説明します。
他の使徒たちにも変更点があり、とくにラミエルはテレビ版よりもトリッキーな形状変化能力が加えられ、より強力な敵として描かれています。
そして、テレビ版では最後の使徒である「渚カヲル(ダブリス)」が物語の終盤に早くも登場します。
人類補完委員会が最初からゼーレとして登場
テレビ版(及び旧劇場版)では、物語の黒幕として人類補完委員会が登場していますが、本作では最初からゼーレとして登場します。
テレビ版では、彼らを人類補完委員会として描写し、議長のキール・ローレンツをはじめとするメンバーの人間の姿も見せていました。
だが、この映画ではゼーレのモノリスとして登場し、碇ゲンドウとも会話します。
ゼーレのモノリスのデザインにも変更があり、メンバーも7名に減っているなど、細かな変更点があります。
ケンシロウ&レイVSラオウ&ウイグル獄長
本作ではテレビ版と同様、エヴァの操縦者は碇シンジと綾波レイの二人です。
二人のやり取りはテレビ版とそれほど変わらず、使徒ラミエルとの戦いでの二人の雰囲気はやはり見所です。
ラミエル撃破後、碇シンジは綾波レイの安否を確認するため、エントリープラグを無理矢理開けて救出します。
その後、碇シンジが「笑えばいいと思うよ」と綾波レイに語り、彼女の笑顔を見て手を差し出す場面は、本作で見ることができます。
映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』を見終わった感想
本作はヱヴァンゲリヲン新劇場版の第1作目で、「機動戦士ガンダム」や「機動戦士Zガンダム」の各劇場版第1作目のように細かな設定変更は存在します。
しかし、この時点では大幅な変更点は見られないので、テレビ版(および旧劇場版)から続けて観る人も混乱することなく、細かな設定変更を堪能しつつ安心して視聴できます。
物語を盛り上げてくれる黒幕、ゼーレは最高の存在です。
本作最大の見どころは碇シンジと綾波レイのやり取りで、映画で綾波レイの笑顔を見ることができたのは最高の瞬間でした。
そして、渚カヲルが意味深な台詞で締めくくり、本作は幕を閉じます。
先の展開が気になる終わり方で、旧作版の新世紀エヴァンゲリオン(テレビ版及び旧劇場版)が好きな人には間違いなく楽しめる作品です。
映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』で印象に残った名言
映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』で特に印象に残った名言を紹介します。
「綾波レイ」のセリフ
「ごめんなさい。
こういう時、どういう顔をすればいいのか、わからないの…」
映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の評価や口コミ
他の方が映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版・序をご覧頂き、ありがとうございました!
番組最後に流れたメッセージは、この事態を受け急遽収録しました。全関係者を代表して、画面の向こうの皆様を想いながら、心から。
「共にこの状況を乗り越えましょう!」
乗り越えた先の映画館でお目にかかりましょう…!#エヴァ pic.twitter.com/mnYin0p0Kw— 緒方恵美@12/23LIVE禊-ととのう-開催 (@Megumi_Ogata) January 15, 2021
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序、公開初日に友だちと見に行ったら映画館のロビーでめちゃくちゃ気合いの入った人たちが円陣で組んで「ATフィールド・全開ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」と叫びながら瞬間、心、重ねており、エヴァ初心者だった私は「こいつぁえらいところに来ちまったな」と震え上がった
— ハッピーゼリーポンチ (@hapijelly912) January 14, 2021
ヱヴァンゲリヲン新劇場版、序と破を映画館へいっしょに見に行った人たちとは疎遠になり、Qはひとりで見に行ったので、シンは誰かと見に行って有終の美を飾りたい
— ハッピーゼリーポンチ (@hapijelly912) January 14, 2021
主要キャラクター2人を主軸にゆっくり背景や相関を理解できます序章なのでまだ伏線回収とまではいきませんが、ある程度は理解しておかないとこれから少しずつ難しくなるので注意が必要
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いい
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今現在、いろんなアニメの映画版が有るが、このアニメは僕の中では一二を争うタイトルに成った。勿論、序と破を合わせなければならないが、単独としても十分楽しめると思う、最後の二子山決戦で戦闘の後、シンジが父がしたように、綾波を助けるときに言った言葉、「私には何もないって言うなよ」「別れ際に「さよなら」なんて悲しいこと言うなよ」綾波「ごめんこんな時どういうかをしていいかわからない」「笑えばいいと思うよ」。僕は、何故か涙が出た(年かな)TV版のシンジはもっと子供っぽくって、キャラ作りだなと思ってたけど、「序」は普通の中学生してる。TV版もそうだが、実時間と、この劇中の中とリンクしていて、スピード感がある。こう言っちゃなんだが悪いけど、今はやってる「鬼滅の刃」は、子供の頃見た「紙芝居」をただアニメ化しているだけだし、ストーリも、「完全懲悪」「主人公の成長物語」を長々見せてるだけ、「水の呼吸??」何んって言ってる時間無いだろ、3D、レタリングも使ってるけど、ほんとに必要?世界観も小さいし、昔昔見た「風の谷のナウシカ」「紅の豚」などのロマンも無い、何故若い子たちが支持してるのかわからない、まあ「解りやすい」とは思うけど、すぐ飽きる、私も6話位で、一度断念した。後で時間があるときのに、全部見たけど、退屈極まりない、「何故か」それは、視聴者に考える「思考」することを、与えてないからだと思う。初見で、エヴァンゲリオンを見ても、多分わからないだろうけど、緻密な撮影技術(3D等)を見るだけでも、価値があると思う、女性向けではないかもしれないが。スピード感って大事なことだと思う、「アンビリーカケーブル」が切断されると、設定道理に映画の中でも、30秒立つときどう停止をする。話を変えるが、超未来的な「エヴァ」と「新第三東京市」、何故か昭和的な街角や建物(庵野監督のこだわり?)TV版から超進化した「使徒」ワクワクが止まらない。2Dと3Dとの極めて優れた融合、日本のアニメ史上の幾つかのタニーングポイント言って差し支えないだろう。続きを読む
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特典品も完備してました。商品の到着も早く満足してます。
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大切に観させていただきました。今も大切に保管しています。良いお品物です。ありがとうございました。
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みなさんの映画を見た感想が面白いですね!
おわりに
映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の感想や見どころについて、ネタバレを含みつつ解説しました。
「面白い」と感じた方は、ぜひご覧ください。