茨城県にお住まいの28歳女性(サービス系:接客)が2022年1月頃に読んだ『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』のレビューをご紹介します。
本書の概要や内容をわかりやすく要約し、まとめております。
書籍を読んで学んだことや感想、評価や口コミが気になっている方は、参考にしてください。
目次
- 1 『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』を購入したきっかけ
- 2 『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』の概要
- 3 『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』のYouTube(ユーチューブ)
- 4 『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』から学んだことの要約とまとめ
- 5 『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』の感想
- 6 『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』の評価や口コミ
- 7 おわりに
『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』を購入したきっかけ
さまざまな書店や雑誌でビジネスマン向けの良書だと紹介されていたことから、発売当初から興味を持っていました。
今の時代では、「データを読み取る」ということが重視されており、これはどのような業種でも必要な力になってくると考えています。
職場の同僚からも、「この本を読んで自分の中の常識がアップデートされた」という感想を聞き、データから現代社会の情報を正しく把握したいと思い、発売から少し時間は経っていましたが、購入しました。
『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』の概要
現在の世界の現状を、教育、貧困、環境、エネルギー、人口などの分野ごとに数値を示しながら紹介しています。
いずれも最新の統計データを用いて、誤解されがちな内容を取り扱っています。
データを用いると聞くと、専門書のようなイメージを持つかもしれませんが、この本は誰でも読みやすい言葉で書かれており、最後までストレスなく読み進めることができます。
クイズ形式も取り入れられているため、テーマが変わるごとに興味が湧きます。
基本情報
- 著者:ハンス・ロスリング
- 著者:オーラ・ロスリング
- 著者:アンナ・ロスリング・ロンランド
- ISBN:9784822289607
- 出版社:日経BP
- 判型:4-6
- ページ数:400ページ
- 定価:1800円(本体)
- 発行年月日:2019年01月
- 発売日:2019年01月12日
- 国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VS
『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』のYouTube(ユーチューブ)
『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』について、YouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説している動画がないか調査しました。
残念ながら、本書を詳しく紹介しているYouTubeチャンネルは見つかりませんでした。
そのため、本ブログで要点をまとめて伝えられればと考えています。
『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』から学んだことの要約とまとめ
『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』から私が学んだポイントは大きく3つの内容です。
私が学んだこと
- 無自覚だった思い込みを浮き彫りに
- データを参照するという視点の習得
- 偏見の排除とビジネスへの応用
この本は、私たちが世界の常識だと思い込んでいた物事を、数値によって正しい認識に変えてくれます。
自身が身近に感じている大学進学率など、感覚的に捉えていた物事について、統計を知ることで自身の思い込みや偏見があることを自覚できます。
また、10年以上前の学校教育で習ったことが、時代とともに変化していることを知らせてくれます。
世界の実情を再認識し、自らの思い込みを排除することで、ビジネスにも活用できる書籍です。
無自覚だった思い込みを浮き彫りに
自分だけの視野で物事を判断してしまっていたことに気づかされます。
統計データを学ぶことで、これまで理解できなかった事実も理解できるようになり、納得感を得ることができました。
思い込みは一度固まると解消することが難しいですが、この書籍から提供されるエビデンスにより、「自分の周りではこう見えるが、全体から見ると違う」ということを学びました。
データを参照するという視点の習得
日常生活や業務中で統計データを具体的に確認することは少ないですが、それの重要性や活用方法について学ぶヒントを得ることができました。
「統計」「データ」「エビデンス」といった言葉がビジネス場面でよく使われますが、その実体が何であるか、どのように活用すれば良いかを学ぶ機会はなかなかありません。
この書籍を通じて、効果的にデータを活用する方法を学ぶことができます。
偏見の排除とビジネスへの応用
この本を読むことで「目から鱗が落ちる」体験を何度もしました。
特にビジネスパーソンにとって、自身の思い込みがビジネスチャンスを阻んでいないか、新たな視点を持つことが重要だと感じました。
経験則に基づく仕事も大切ですが、同時に統計データを利用して世界を再考し、働き方を変化させていくことが求められます。
『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』の感想
読む前にざっくりとページをめくった際の印象は、「空白も多く、流し読みするタイプの書籍かな」というものでした。
しかし、実際に読み終えてみると、専門書のように行間が詰まっていないからこそ、読みながら考え、驚くことができました。
普段は話題になっている本は敬遠しがちですが、おすすめされている書籍にはやはり魅力があることを実感しました。
また、話題の本は話題になっているだけだからと避けていたのも、思い込みの1つだったのかもしれませんと反省しています。
『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』の評価や口コミ
他の方が『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』
読んでみます☕ pic.twitter.com/cD9dxPkDVN— ❅かりん❅ (@mj30sn05) April 25, 2023
販売元がAmazonでないところから購入しました。届いた商品をみると、帯は付いていない。裏表紙が折れている。本を立てて上から見ると波うっていてあきらかにここまで読んだであろうと分かる使用感のある本でした。何故、新品を買ったのにこんな事があるのでしょう。届いたその日に返品作業をすることに。また、Amazonで購入するのは抵抗があったので他サイトで新品を購入しました。綺麗な帯付きの本が届きました。
Amazonの口コミ
ちまたで話題になっていたので購入しました。ある程度、世間の事柄を理解しているつもりだったが、こんなに知らないこと、勘違いしていることが多いとは。思い知らされました。メディアの受け売りや同調圧力がいかに怖いかを考えさせられます。一方で、著者の強引な論法も感じられ、☆一つ下げました。
Amazonの口コミ
今まで世界について勘違いしていたこと、初めて知ったことを色々な視点から見ることができました。また、自分が無意識に持っている視点に気づかせてくれました。世界について、自分について知るのにオススメの一冊です。
Amazonの口コミ
子供が何回も愛読しています。
Amazonの口コミ
この本を読んだのが2023年。もしかしたらこの本に書かれている状態から今はさらに変わっているだろう。とはいえ、自分の思っていた「今の世界」と実際の「今の世界」では乖離があった。自分の知らない世界(業界)も、同じように実際とは乖離しているんだろう。本書では世界の貧困などを例にあげているが、WHOなどの情報を元にして「今の状態」を明らかにしているが、どこにもない源泉がない場合、どこで「今」を知ることができるだろうか・・・。
Amazonの口コミ
みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!
おわりに
書かれている内容を直接ビジネスの場に活用するのは難しいかもしれません。
しかし、私が実践したこともいくつか存在します。
特に、人間の思い込みの事例を引用し、それを自身の話に組み込むことはすぐにできました。
また、仕事を通じて交流ができた相手との雑談の一つとして話題にすることで、相手のパーソナルな部分への理解が深まりました。
今後も、この経験を活かし、統計データを使用したプレゼンテーションの効果的な手法として利用したいと考えています。
次に読む予定の本は『7つの習慣』です。
この本は以前にも読んだことがありますが、特に後半部分は部下を持つようになってから参考になると感じ、あまり深く読まなかったのです。
しかし、再度読むことで新たな発見があるのではないかと期待しています。