東京都にお住いの38歳男性(流通・小売系:PC修理販売)が2023年1月頃に「Amazon Prime Video」で見た映画『ホテル・ムンバイ』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『ホテル・ムンバイ』を見ようと思ったきっかけ
スラムドッグ・ミリオネアのデーヴ・パテール主演作ということ、Yahoo映画での評価が高かったので見ようと思いました。
調べてみると実話ベースということで元となった事件があるようです。
史実としてのムンバイ同時多発テロと本作との違いについても知りたくなりました。
史実を元にしたリアルな脚本に定評があるようで同じく実際に起きた事件をリアルに描いたユナイテッド93のような期待をこの映画に持つようになりました。
映画『ホテル・ムンバイ』の内容
インドの高級ホテル、タージマハルホテルがテロリスト集団に占拠され、無差別に従業員、客を銃殺し始めます。
そんないつ自分が殺されるかわからない極限状況の中でホテルに勤める従業員たちが500人もの宿泊客を地の利を活かして避難誘導しテロリストの脅威から懸命に守ろうとする姿を描く作品です。
映像表現が絶妙で最初から最後まで尋常じゃない緊張感をキープすることに成功しているため、没入感は半端ないです。
それくらい緊張感のある作品です。
作品情報
- ジャンル:サスペンス・ミステリー ドラマ
- 製作国:オーストラリア インド アメリカ
- 製作年:2018
- 公開年月日:2019年9月27日
- 上映時間:123分
- 配給:ギャガ
- 公式サイト:https://gaga.ne.jp/hotelmumbai/
映画『ホテル・ムンバイ』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『ホテル・ムンバイ』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- 異次元の緊迫感
- ワシリー・ゴルデツキーのザーラ・カシャニに対する感情
- 生き残るのは誰なのか
異次元の緊迫感
この作品の見どころは全般的に言えることですが、冒頭からすでに漂ってくるただならぬ雰囲気です。
これはすでに事件発生前の段階から画面越しから伝わってきます。
こういった映像作品特有の緊張感というのはそうそう出せるものでなく、この作品はそれが出せているため、それだけでも見る価値があると最初の場面で直感できるかと思います。
もうそこからは画面から目が離せなくなるでしょう。
事件発生後はよりその緊張度は上昇していきます。
この緊張感が見どころです。
ワシリー・ゴルデツキーのザーラ・カシャニに対する感情
劇中では事件発生前に周りに人がいるのにこれから買う予定の女の下事情について電話したりする中年オヤジのワシリー・ゴルデツキー。
基本的に嫌なやつそうなポジションなキャラです。
そんな彼ですが、事件発生後、赤の他人で美人で人妻のザーラ・カシャニに対し他の人達には見せない優しさを発揮します。
彼女がおろおろしている時に避難誘導したり、一人ルートを外れた時に助けようと懸命になります。
そんな彼の正体、彼女に抱く感情は何なのかが見どころです。
生き残るのは誰なのか
この作品の登場人物ではいわゆる主要人物というキャラクターが何人かいます。
ホテル従業員、アメリカ人建築家とイランの社長令嬢の妻、その二人の赤ちゃん、その二人の世話人の女性、会社社長のワシリー、ホテル側のリーダー的ポジションの料理長等。
普通の物語ではガッツリ描いているいい人キャラの人は死なないことが多かったり、最悪大怪我にとどまることが多いです。
ところがこの作品ではまさかこの人やられちゃうの!?という人が無慈悲に殺されてしまうこともあります。
最後に誰が生き残るのかが見どころです。
映画『ホテル・ムンバイ』を見終わった感想
見終わった後、ものすごい疲れが襲ってきました。
それは視聴中の2時間程度ほぼずっと緊張を張り詰めた状態で見ていたからです。
実話をもとに作られた作品のため、普通のフィクションならここで救われると嬉しいなと視聴者が内心思う場面でも容赦なくバッサリ切り捨ててくれます。
だからショッキングなシーンが多く、また緊張も最後の最後にならないと解かれないため見終えるのに体力がいる作品です。
しかし、それは裏を返せばがそれほど緊張感で満ち溢れていて目が離せないほどの没入感を得られる作品と言えるわけです。
実際に起きたモデルとなった事件についても考えるきっかけとなりました。
日本で起きた事件ではないので正直この映画を見るまでは海外で起きた恐ろしい事件と対岸の火事のように捉えていたでしょう。
ですが、この映画を見たことでこの事件について知ろう、調べてみようと思いました。
この映画は歴史的に見ても見る価値のある作品だと思いました。
映画『ホテル・ムンバイ』で印象に残った名言
私が映画『ホテル・ムンバイ』を見て特に印象に残った名言です。
「ワシリー・ゴルデツキー」のセリフ
祈るな。
それが全ての元凶だ。
映画『ホテル・ムンバイ』の評価や口コミ
他の方が映画『ホテル・ムンバイ』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
この世界で最も怖い映画『ホテル・ムンバイ』 pic.twitter.com/uiAlOmjg9B
— 空翔ぶギロチン (@moviekoala) May 23, 2023
信じられない!
心を揺さぶられた実話ベースの映画・最後の決闘裁判
・ホテル・ムンバイ
・ブーリン家の姉妹
・黒い司法 0%の奇跡
・ハウス・オブ・グッチ
・ライオン 25年目のただいま
・スポットライト 世紀のスクープ実話だからこそ、超ハラハラドキドキした驚きの最高傑作はプロフです。
— アキ (@aki_location) June 18, 2022
映画『ホテル・ムンバイ』★★★3.9点。 2009年11月、インドのムンバイで起こった無差別テロ事件のを描いた作品。
観ているうちにニュースでみたこ… https://t.co/tyavOWxOJk #Filmarks #映画— izbop (@izbop) August 7, 2021
今日の映画紹介
『ホテル・ムンバイ』2018年制作のオーストラリア・インド・アメリカ合衆国映画。 2008年に起きたムンバイ同時多発テロの際、タージマハル・ホテルに閉じ込められ、人質となった500人以上の宿泊客と、プロとしての誇りをかけて彼らを救おうとしたホテルマンたちの姿を描いた。 pic.twitter.com/Wjeal4BASw
— テン (@tenten0617) August 16, 2021
映画『ホテル・ムンバイ』
★★★★4.3点。
テロの臨場感がビンビン響く。
人々の恐怖と、テロリストの間抜けで残虐な様が正確に描写されていた。主人公のターバンの男性の勇気が光っていた。にしても、100人も殺すって異常だよ!。 pic.twitter.com/cFLArchv8R— 武藤映画語り (@mutom35545077) May 25, 2022
みなさんの映画を見た感想が面白いですね!
おわりに
私が映画『ホテル・ムンバイ』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。
次に見たいと思っている映画は『ホテル・ルワンダ』です。
ルワンダ紛争の際に民間人を自身が働いていたホテルに避難させ守るという内容です。