埼玉県にお住いの22歳女性(学生:学生)が2022年6月頃に「映画館」で見た映画『恋は光』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『恋は光』を見ようと思ったきっかけ
もともとヒロインの西野七瀬さんのファンであった上、恋とはなんなのか、と私も考え込んだことがあるので絶対に見たいと思っていました。
主演の神尾楓珠くんも共演の平祐奈さん、馬場ふみかさんも好きな女優さんだったので見ない理由がありませんでした。
西野七瀬さんは純粋な恋愛映画出演が初めてだったので情報解禁した時からずっと楽しみにしていました。
青春キラキラな高校生の物語ではなく、かなり変わった大学生の文学的な物語というところも他のよくある作品とは違って印象が良かったです。
映画『恋は光』の内容
大学生の西条は恋をしている女性はキラキラ輝いているのが見える特殊な体質。
そんな西条に「恋というものを知りたくて」と話す本好きな女性・東雲と大学で出くわす。
西条は彼女と「恋とは何か」というものを定義する交換日記を始めることにした。
一方、西条の幼馴染、北代はずっと西条のことを想うものの、西条がいうに北代は光っていないらしい。
東雲と交流する中で西条は彼女に興味が湧き、そのことを北代に相談をした。
好きな人からは光っていないと言われ、フラれたも同然の北代は自分の想いを心にしまう。
そんなある日、西条は絵から光を感じたといってその作者に会ってみたいと言い出す。
なんとその作者も恋をしている人が放つ光が見えるというのだ。
彼がみていた光は一体なんだったのか。
北代の想いは届くのか。
「恋を定義」する新感覚の文科系哲学恋愛映画。
作品情報
- ジャンル:ラブロマンス 青春 ファンタジー
- 製作国:日本
- 製作年:2022
- 公開年月日:2022年6月17日
- 上映時間:111分
- 製作会社:映画「恋は光」製作委員会(製作幹事:ハピネットファントム・スタジオ/制作プロダクション:グラスホッパー=NeedyGreedy)
- 配給:ハピネットファントム・スタジオ=KADOKAWA
- 公式サイト:https://happinet-phantom.com/koihahikari/
映画『恋は光』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『恋は光』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- 西野七瀬さんのファッション、ヘアスタイル
- 北代が西条に想いを打ち明けた時のあの切ない表情
- 北代への愛情を丁寧に紡ぐ美術館での西条
西野七瀬さんのファッション、ヘアスタイル
劇中で西野七瀬さんはさまざまな洋服を着ていて、いつもおしゃれです。
飾りすぎているわけでもなく、といって、ダサいわけでもなく。
女子大学生はとても参考になるのではないかと思います。
また、ヘアアレンジも簡単なものなのにバリエーション豊かで、全部可愛い。
西野七瀬さんのファンはもちろん、この映画で彼女をはじめてしっかりみた人も、目が引かれるビジュアルをしています。
私のおすすめは予告編にも上がっている野菜ジュースを飲む北代です。
北代が西条に想いを打ち明けた時のあの切ない表情
西条と同じように光が見える女子高生から、今までで一番綺麗で光ってると言われた北代。
そのあと、西条からは光が見えなくて、西条にとっては私の恋は恋じゃないけれど、ちゃんとずっと好き、と少しずつ紡いだ北代は切なすぎました。
好きな人が幸せになってほしいと言って自分の気持ちをどうにか押し殺し続けていた北代にとっては突然で苦しいものだったように思えます。
このシーンが丁寧に作られていたからこそ、ラストシーンは感動するのだろうと思いました。
北代への愛情を丁寧に紡ぐ美術館での西条
確かに、西条には北代が光って見えなかったけれど、北代には恋とかそんなものをふっ飛ばして、瞼の裏に浮かんでくる、好きなのだ、と言った西条には拍手を送りたくなった。
フラれに来たと思っていた北代が、付き合ってくれ、と言われた時の驚いた表情もリアルでした。
美術館を出て、無言で手を取り今まで叶わなかった二人で恋をしていると言う感情をめいいっぱい感じているような北代の少し緊張したようなでも嬉しそうな顔は何度も見れます。
映画『恋は光』を見終わった感想
北代がずっと自分の気持ちを無理やり抑えていた分、気持ちが伝わってしまった時のドキドキ感や二人の気持ちが一緒になった時の嬉しさはとてもありました。
劇中で大洲さんが恋は人それぞれ、と言っていましたが、この作品を通して、恋とか、好きとか、愛とか、一体それはなんなんだろうと、考えていたように思います。
私は、好きと思ったらそれが好きな宿木さんタイプかなと思いました。
でも、それが一般的に考えられる「恋」と同義なのかはわかりません。
だって私は多分この作品にも恋したからです。
映画『恋は光』で印象に残った名言
私が映画『恋は光』を見て特に印象に残った名言です。
「大洲央」のセリフ
「今まで見た中で誰よりも北代さんが一番綺麗で光ってて、お二人ともすごくお似合いだと思いました」
映画『恋は光』の評価や口コミ
他の方が映画『恋は光』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
恋は光は結末が漫画と大きく違うけど、映画を愛してくれた原作者様。それは脚本を書いた小林監督とそれぞれのキャラクターを演じ切った七瀬さん含めた俳優さんたちとの想いがひとつになったからだろうな〜。そんな作品に出会えてよかった、応援できてよかったってどんなに時が経っても思うだろうな。 https://t.co/96MeVH3yGj pic.twitter.com/MBhgIAFWRH
— Kuna🐥 (@74_tubuyaki) January 28, 2024
「恋は光」「映画 イチケイのカラス」
アマプラに降臨#西野七瀬 pic.twitter.com/OlHilunUFs
— 七園 (@Xenz_007s) January 31, 2024
「漫画原作の実写映画なんてろくに成功してないのになんで次から次へと作るの」って言ってる人、マジで恋は光を見ていただいて
見てから読んでも読んでから見てもいいから
「恋は光」を見れば、丁寧に作られた実写化は幸せだと言うことがわかるので。頼むよ。— まりねぇ (@citrus84) January 24, 2024
「恋は光」
本当にいい映画ですよ〜😄 https://t.co/7VxGLH5LRS— 笛丸 (@Beer_fuemaru) January 27, 2024
原作改編といえば思い出すのが映画『恋は光』。ネタバレなのでくわしくは言えないが原作と展開が大きく変わっている。でも、この改変が赦せない!という原作ファンは、いないとはいわないまでも多くはないんじゃないかなー。少なくともぼくは大好きだし大満足です。素晴らしいと思う。
— 海燕 (@kaien) January 31, 2024
先生は優柔不断ですが、どちらかを選ぶなんてできません。私はシーロー。キーターです。何か?信号機の音が最高😃恋愛に悩んでいる方は是非見てください。きっと自分の恋と光が見つかると思うから。
Amazonの口コミ
This story tells us what “love” is.Kitashiro-san shows the high-minded love, and she is so beautiful. Yadorigi-san and Shinonome-san are also beautiful. Those girls are really charming and they make the story better.
Amazonの口コミ
ライトに照らされた映画、明るい道を歩いてた1H50min。キラキラしててテーマに嫌味がなく、登場人物も変に癖のあるが人いない。悪人の登場なし。残酷な社会性映画でもない、安心してふゎぁぁとして観てれる。しかし、感動はない。ひとまず美しく無難な映画ではある。ただただ、日常の出来事を淡々と描く。人々が輝き、そこには生活感があり皆、一生懸命、自分なりの人生を送ってる。原作は知らない、予告をさらりと観た。『親密な他人』を観た後なので、幸せな気分に浸りたい、観ていてほのぼのが伝わってくるというドラマ、映画がある、これはその類だろうとチョイス。その類だ。しかしだ、最初からストーリ、全体が見えてしまってる。文学好きな青年、無骨でぶきっちょで超鈍感なのに光が特定の人に見えるという。きらきら度は違うが光ってる人は恋してるのだろうと判断。同じく光が見える少女に会う。その少女には西条が見えなかった北代が誰よりも輝いてるという。なぜ、俺(作中で俺、お前呼び)には見えないのだろう?文学好きな東雲と交換日記して「恋」について語り合う。もうそこから少し逸脱してしまった感があった。恋は感じるもの、分析するものではない。何万冊分語り合ったとて論を並べるだけで到達しない。人の数だけの恋がありそれは冷めるものである。愛とは違う。『恋のツテ』の年差の離れた彼女との恋の青田ふうたの方が一途でピュアで全身を込めて迫りくるものがあった。ああいったものを感じると女性はすこぶる弱い。そこにはいっしょう・け・ん・め・い・に恋してる人間を見れるから、女冥利に尽きるとはこのことだ。『恋のツテ』続きを読む
Amazonの口コミ
大好きな作品です。惜しいのは原作の松山で撮影出来なかったこと。俳優さんはみな素敵でした。西野七瀬さんが素晴らしい。
Amazonの口コミ
2022年6月17日公開の映画。TAMA映画祭、ヨコハマ映画祭で、特別賞、キャスト全員最優秀新人賞、作品賞、監督賞など数多くの賞を受賞しました。公開当初、動員人数が今ひとつふるわなかったものの、『チーム恋は光』というSNS上での盛り上がり、映画公式Twitter、小林啓一監督、映画解説者の中井圭さんと、恋は光ファンや映画ファンの力が化学反応を起こしてムーブメントとなり、復活して角川シネマ・EJアニメシアター新宿に始まり、全国の映画館で必ずどこかで上映されているという状況が2023年1月まで続き、超ロングラン上映となり、2つの映画祭でも高く評価されました。映画は、原作コミックである秋★枝さんの『恋は光』をもとに、小林監督が30回近く脚本を書き直されて、入念な打ち合わせにより、原作とは異なるエンディングとなっています。映画化にあたり、必ずしも原作通りにする必要はなく、原作コミックの映画化の一つのお手本となったとも言われています。恋は光のtumblrから、中井圭さんの引用です。「映画は常に社会性を前提とする必要性はないと思っていますが、いい映画というのは結果的に社会性がたちのぼってくると思います。なぜこれだけ多くの方がリピートしてこの作品を観るのか。今私たちが内心で感じているコミュニケーションの問題などがこの世界の中で、丁寧に描かれ、しかも登場人物が迷いながら答えをすぐに出さないというところが、ひとつポイントなのかなと思いました。それから、この映画は〈文系アクション映画〉だと思います。というのは、冒頭の西条と東雲のやり取りは〈書く〉と〈読む〉で始まり、ラストも〈書く〉と〈読む〉で終わっている。よくある青春映画って、泣く、叫ぶ、走るっていうのが基本原則になっていると思いますが、そこにいかなくても物語れるんだということ、書いた内容を映像化しなくとも静的にアクションが撮られてるという部分がこの作品の魅力だと思います。北代と西条に関しては、〈話す〉から始まり〈話す〉で終わるように、宿木から始まって宿木で終わるように、またShe&Himの曲で始まりShe&Himの曲で終わるように、始めと終わりの閉じ方がすごく理路整然と作られているなと感じました。」色々な場面で、小林監督の思いが映像に込められており、何度見ても感動する映画だと思います。プッと笑ってしまう場面、涙なしには見られない場面、そして、オールロケで撮影された岡山の景色も最高です。撮影された場所を(一部ですが)聖地巡礼もして来ました。西野七瀬さんの普段のお話でのトーンが感じられる映画なのではないかと思います。小林監督が、西野七瀬さんと神尾楓珠さんの撮影の合間での何気ない会話を聴いて、そのトーンでいこうと決めたとのことです。続きを読む
Amazonの口コミ
みなさんの映画を見た感想が面白いですね!
おわりに
私が映画『恋は光』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。
次に見たいと思っている映画は『ミステリと言う勿れ』です。
この作品は以前フジテレビの月9で放送されていたドラマの劇場版。
もともとこの作品が好きだったのですが、劇場版のキャストもとても豪華で好きな俳優・女優さんの出演が決まりとても期待値が高いです。