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【書評】『東南アジア式 「まあいっか」で楽に生きる本』のレビュー!書籍を読んだ感想は「ストレスばかりの日本人が幸福度を上げる方法」

宮城県にお住いの38歳の女性(主婦)から、2023年5月頃に読まれた『東南アジア式 「まあいっか」で楽に生きる本』のレビューをご紹介いたします。

本書の概要や内容をわかりやすく要紹してまとめております。

そのため、本書を読んで学んだことや感想、評価や口コミが気になっている方は参考にしていただけますと幸いです。

この本から学べるポイント

  • 「ちゃんと」の基準は人によって違うこと
  • 迷惑をかけないようにすることが、余計に日本人を苦しめていること
  • いいところ取りをすれば、日本の幸福度も上がるかもしれないこと

『東南アジア式 「まあいっか」で楽に生きる本』を購入したきっかけ

前々から、書店で気になっていた本でした。

何度か立ち読みをしていましたが、なかなか読み切ることができず、購入を決めました。

昔から世界の日本に関する話題が好きだったので、とても興味を持ちました。

また、マレーシアに引越した友人がいたことも、東南アジア式という言葉に興味を覚えた理由の一つです。

同じアジアという枠組みでありながら、東南アジアと日本の違いは何だろうと思いました。

その上、私自身が日本は先進国であり優れた国だと考えていたため、東南アジアのどの部分を参考にすれば良いのか、熱心に読み進めることを決めました。

『東南アジア式 「まあいっか」で楽に生きる本』の概要

この書籍は、日本とマレーシアを比較しています。

真面目すぎる国である日本を、マレーシアのようにもう少し柔軟に楽に生きてみてはどうでしょうか、という提案がされています。

日本は先進国であり、治安も良好ですが、一人一人の幸福度が異常に低いのです。

それに対し、マレーシアは先進国ではありませんし、治安が完璧とは言えませんが、一人一人の幸福度が高い傾向があります。

この差は何でしょうか。

この書籍では、さまざまな場面からこの問いに迫っています。

現地に移住した著者の視点から書かれているため、説得力のある内容となっています。

基本情報

  • 著者:野本 響子
  • ISBN:9784163916583
  • 出版社:文藝春秋
  • 判型:4-6
  • ページ数:192ページ
  • 定価:1400円(本体)
  • 発行年月日:2023年02月
  • 発売日:2023年02月06日
  • 国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB
  • 公式サイト:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163916583

『東南アジア式「まあいっか」で楽に生きる本』のYouTube(ユーチューブ)

『東南アジア式「まあいっか」で楽に生きる本』についてYouTube(ユーチューブ)で分かりやすく解説している動画がないか調べてみました。

残念ながら、本書を詳しく紹介しているYouTubeチャンネルは見当たらなかったため、本ブログで要点をまとめてお伝えできればと思います。

『東南アジア式 「まあいっか」で楽に生きる本』から学んだことの要約とまとめ

『東南アジア式 「まあいっか」で楽に生きる本』から私が学んだポイントは大きく3つの内容です。

私が学んだこと

  • 「ちゃんと」の基準は人によって違うということ
  • 迷惑をかけないようにすることが、余計に日本人を苦しめている
  • いい所取りをすれば、日本の幸福度も上がるかもしれないということ

世界から見ると、日本人がいかに真面目で、窮屈な生活を送っているのかが分かりました。

たくさんのルールに縛られて生きているからこそ、幸福度が低くなってしまったのだと思います。

また、周りに対しても同程度のレベルを期待してしまうため、そこに満たせない人は非常に生きにくくなってしまうのも納得できました。

日本に住んでいると見えなかった様々な問題が、この本を読めば見えてきます。

日本の将来をより良くするためにも、若い人に読んでいただきたい1冊です。

「ちゃんと」の基準は人によって違うということ

日本人は世界から見ると真面目でちゃんとしている人が多いため、相手にもそれを期待してしまう傾向があります。

しかし、同じ日本人同士なら暗黙の了解で分かるものの、外国人と仕事をするとなると、そのままではトラブルになる可能性が高いです。

なぜなら、「ちゃんと」という意識は人によって様々だからです。

そのため、設計書や契約書などに細かい部分まで書いておかないと、予定していたものが出来ない可能性もあります。

日本では当たり前と思っていたことが、海外では伝わらないことに衝撃を受けましたし、納得もしました。

迷惑をかけないようにすることが、余計に日本人を苦しめている

日本では電車で移動する際のマナーだったり、子育て中の夜泣き対応だったりと、さまざまなところで気を使いながら生きていかなければなりません。

周りに迷惑をかけてはいけないという思いが、昔から浸透しているので、そういう意識になっているのだと思います。

しかし、その縛られた意識によって、多くの人が生きづらさを感じている現実に気づきました。

そのため、日本に旅行で来るのは大好きだけど、生活するのは嫌だという外国人の気持ちがよく分かるようになりました。

いい所取りをすれば、日本の幸福度も上がるかもしれないということ

日本の清潔感のある真面目なところと、東南アジアのように「まあいっか」の精神で楽に生きるところ、それらを自分の意思で選ぶことができたら、今よりもより良い国になるのではないかと思いました。

そのためには、個人個人の上下関係をなくして認め合う姿勢も大切だと思います。

この本を読んで、いろんな国の文化を取り入れた日本なら、この意識改革もできるはずです。

幸福度の高いグローバルな国になるためにも、大切なことだと思います。

『東南アジア式 「まあいっか」で楽に生きる本』の感想

読む前は東南アジアについて全く知らなかったのですが、読んだ後は非常に興味が湧くようになりました。

また、日本がどれだけ安全で素晴らしい国であるかを再認識することもできました。

しかし、だからこそ国民の幸福度が下がっているという現実は悲しく、改善すべき点だと思います。

意識改革を実現することは容易ではありませんが、日本の教育現場も少しずつ変わってきていますので、もっと積極的に意見を出すことも必要かもしれません。

日本が好きだからこそ、そこで生活する自分たちももっとリラックスして、楽しく生きていいと感じました。

『東南アジア式 「まあいっか」で楽に生きる本』の評価や口コミ

他の方が『東南アジア式 「まあいっか」で楽に生きる本』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。

10~30代の日本における死因の第1位は自殺です。幸福度調査の国際比較でも低いランクに位置します。日本は高度経済成長を経て経済的には豊になったにも関わらず、生きにくさを感じる人が増えており、駅前には心療内科の看板を多く見かけるようになりました。野本さんはマレーシア社会で生活するうちに、不便なところもあるがリラックスできる人間関係の違いに気づきます。そして日本社会とどこが違っているのかを掘り下げました。・「経済的に豊である国が必ずしも幸福とリンクしているわけではない」・「日本は子育て罰の国」⇒ 年金、社会保険料の負担が高齢世代よりも高い、「”ちゃんと”子供を育てるにはお金がかかる ... 良い教育、良い大学、良い会社」就職氷河期世代を例に出すまでもなく、日本はいったんレールを外れると再チャレンジができにくい社会であることが背景にあります。・この”ちゃんと”することへの社会的圧力が、日本社会の安全や社会システムの信頼や正確さを担保してきたこともあり経済大国へと押し上げました。しかしその半面、”ちゃんと”していない人や物への攻撃や排斥も表裏一体です。カスハラなどはその典型です。野本さんは「”常識”、”礼儀”を押しつける自分自身の暴力性に気づかされる」と書いていますが、他人事ではなく身につまされます。日本の「ダメなところを探す」文化は初等教育のときからずっとすり込まれてきました。しかし、「ちゃんとしている」の「”ちゃんと”はみんな違う」、という当然のことは教えられません。マレーシアは他宗教、他民族社会で、かつては軋轢もあったそうですが、そうした歴史的な失敗に学んだ結果、「“寛容”と”合理性”が社会を豊にする」社会を作りあげました。みんな違うのだから、自分の正義を押しつけあうと社会が不安定化してしまう、そのためにはお互いが”寛容”である方が社会はうまくいくという”合理性”です。具体的には、・「他人を放っておくことの重要性を学ぶ」・「議論は相手を論破するものではなく、理解を深めるためにする」などなど、自分が生きていく上でも示唆に富む多くの言葉に出あえました。生真面目に物事を考えるのもいいですが、「まあいっか」を自分にも他人にも向けてみると、ほんとに「気が楽になります」経済大国からの凋落が確実視される日本ですが、それでも人々が「幸福を実感できる成熟した社会」になって欲しいと強く望んでいます。本書はそのための処方箋です。国際ビジネスに携わる人、教育従事者の方にもぜひ読んでいただきたい良書です。日本の尺度を他者に押しつける危険性や、「多様性」「ダイバーシティ」の意義がよく分かります。続きを読む
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ネットでこの本の紹介を見て、「なんだか世の中ギスギスしてるよな~(イヤだな~)」と思ってたこともあり購入しました。エッセイみたく軽く読めるかと勝手に思ってたら、結構身が詰まってます(笑)。作者が冒頭に書かれているように、「本当は一度海外に出て見て現地の人の考え方に触れることで『そういう思考もありなんだ!』と身をもって体験出来ればいいのだけれども、『海外に行く時間も現地の人と話す機会もないよ』という人にマレーシアでの生活で学んだことを少しでも伝えられたら」というスタンスの本です。ある意味、”自立していて変に相手に期待や依存し過ぎていない(あまり依存することが出来ない社会や環境、というのもあるのかな?)”からこそ、「〇〇が悪い」「××のせいだ」とか怒り出さずに「まあいっか」と言えるのでしょうかね。「人に迷惑をかけないように」と言われる日本に対し「(人は迷惑をかけるものだから)人に迷惑をかけられても許しなさい」と言われる(らしい)インドとかみたく、「まあいっか」の心をまずは自分から持とうかと薄っすら思いました(笑)。「旅行では行きたいけれど、日本では働きたくない」とか「マレーシアでは、人前で怒り出す人は感情をコントロールできない人として相手にされない(からそんな人は少ない)」とか「サービスは払った値段なり(「高級店じゃないんだから」)」という話が印象に残りました。続きを読む
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日本で子育てしていてごめんなさい、すみませんって謝る回数が増えた。なんで謝らなきゃならないんだろう?だって子どもなのに。仕方ない事なのに。この本を読んでそう思うことは自然な事だと肯定してもらえた気がして嬉しかった。日本もきっと優しく変われるはず!たくさんの人に読んでほしい。そして東南アジア、絶対行ってみたい!
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日本で「まあいっか」を続けていると生活に疲れてきて現実逃避の本選びが多くなってきます。文字を持たない山岳少数民族だったり、風光明媚な南仏便りだったり、黄金のベンガルだったり、天空の旅人だったり。この本も「大人の現実逃避系」だと勘違いしていました。完全な教育論で、移住ハウツーではありませんでした。しかもWebから情報を集めたり、マレーシアのひとたちから話を聞いてまとまているので、ほとんどデータの提示はありません。「時空列を整理して報告書をだす」=これは企業と関係者そして個人を守る仕組みであって一方的な反省文強制文化ではないと思います。最大の目的は再発防止であって処罰ではありません。外資系であれは即解雇までありますが、そこまでお互いに傷つくことをしない安全弁と考えます。「自然発生のボランティア」=これはやはり日本的には「なにかあったらどうする?誰が責任をとる?」に基づき保険加入と誓約書(これこそ契約です)を必須にしていると思います。そして警察、消防、自衛隊などが有効に機能する国なのでそれを邪魔しないでくれ、との配慮もあると考えます。SNSの発達で日本の特に若いひとたちは、羨ましくみえるほど大きく変化しているので、その辺の視点も次回作では期待しています。続きを読む
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今まで当たり前と思って過ごしてきた事が、海外では全然当たり前ではない?!「ちゃんと」「きちんと」という言葉に込められた窮屈さを、目の当たりにした内容でした。反省文のお話は、私の感じてた違和感はこれだったのか、と腑に落ちた気持ちになり、スッキリしました⭐︎仕事や教育に関しても、もっとみんなが知って、柔軟に選べる世界になれば、と心から思える一冊です。野本さんのお話、大好きです⭐︎
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みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!

おわりに

例えば、さまざまなことに対して寛容になることは、すぐに実践できると思います。

自分の基準を相手に求めないという態度は、家族間の家事でも活用できます。

もし、どうしても自分の基準を相手に求めたい場合は、しっかりとした契約書が何かと便利かもしれません。

ただし、それによって相手が生きづらい状況に陥る可能性もあるので、まずは「スローリー」や「まあいっか」のような言葉を口癖にしてみるのも良い作戦かもしれません。







   

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