通信事業者を自由に選べる「SIMフリースマホは」は年々需要が高まり、様々なモデルがリリースされてきました。
通信費を大手キャリアよりも月額料金が安く抑えられることで、SIMフリースマホの使い方は話題になっていますが、機種が多くなるにつれ選べる選択肢も増え、選び方も難しくなってきました。
現在は、コスパの良いモデルやハイスペック、割り切った使い方の必要最低限のモデルなど多種多様にでてきていますので、ここではおすすめのモデルをピックアップしました。
購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
目次
SIMフリースマホとは?
SIMフリースマホとは、通信事業者が提供するSIMカードを自分で選んで使用することができるスマートフォンのことを指します。
SIMカード(通称「SIM」)とは、契約している個人の情報と紐づけするための固有のID番号が記録されたICカードのことで、スマホに差し込むことでデータ通信や音声通話など通信事業者のサービスを利用することができます。
現代の通信事業者はau・Softbank・docomoなどの3大キャリアだけでなく、格安SIMと呼ばれるキャリアの電波を借りて通信することができるMVNOの通信事業者もあり、通信費をかなり安くできるサービスも展開されています。
2015年5月から総務省がSIMロックの解除を義務化したため、SIMロックフリーという特定のSIMカードだけでなく、どのSIMカードでも利用することができるスマホの需要が高まり、現代ではSIMフリースマホのラインナップも充実してきました。
そのため、SIMフリースマホは値段も手ごろになり、格安SIMとの組み合わせで通信費を安く抑えるのにも最適ですし、海外など現地のSIMが使用可能なモデルであれば海外でも使えるのが特徴です。
通常、ドコモやau、ソフトバンクなど国内のキャリアから販売されている端末は、そのキャリアでしか通信できないようにロックがかかっています。そのため、このロックがかかっている端末では、他の通信事業者のSIMカードが利用できないようになっています。
SIMフリースマホの選び方
SIMフリースマホの選び方は様々ありますが、自分の使用用途に合った適切なモデルを把握する必要があります。
自分の使用用途に合った「必要なスペック」と「必要な機能・性能」を把握できれば、適切な「SIMフリースマホの目安となる価格帯」を知ることができますので、より選びやすくなります。
SIMフリースマホの価格で選ぶ
SIMフリースマホは端末のスペックごとに大きく、「1万円~3万円ほどのエントリーモデル」「3万円~7万円ほどのミドルレンジモデル」「8万円以上のハイエンドモデル」に分けられます。
自分の仕様用途で適切なSIMフリースマホのモデルが異なりますが、特に「初めてSIMフリースマホを購入するビギナー」の方は失敗しないように下記を目安に選ぶことをおすすめします。
スペックの目安
- エントリーモデル:必要最低限の機能しか使わない人(通話・メール・SNSなど)
- ミドルレンジモデル:様々なスマホの機能をある程度使いたい人(防水機能やFeliCa対応といった便利なプラスα機能)
- ハイエンドモデル:ハイスペックな処理を必要とする機能やスマホを使い倒したい人(高品質なカメラ機能や最新ゲームなど)
特に「ミドルレンジモデル」は、値段はそこまで高くないわりにコスパの良い高スペックのモデルが数多くでていますので、かなりおすすめです。
逆にエントリーモデルは、1万円代で手にはいる格安のSIMフリースマホもでていますが、実際に使用した感想としては「かなり割り切らないとストレスをかなり感じる」という印象でした。
そのため、エントリーモデルは初心者の方にはあまりおすすめできませんが、「割り切った使用用途で安く抑えたい!」という人とは相性が良いでしょう。
SIMフリースマホの機能・性能で選ぶ
SIMフリースマホはラインナップも充実していきているため、自分の用途にあった機能や性能を選ぶようにしましょう。
写真や動画をたくさん撮る方であれば「カメラの性能」は「デュアルカメラ」が主流になってきていますが、「3倍以上の光学ズームに対応するトリプルカメラ」を搭載した高いスペックのモデルも登場しています。
その他にも、アウトドアや入浴中など水廻りで使うことが多いなら「防水機能」付きがおすすめです。
また、キャッシュレス決済でスマホを「かざすだけ」で使用したいなら非接触式ICカードの技術方式の「Felica対応(まはた「おサイフケータイ®」)」が可能かチェックしておきましょう。
失敗しないためにSIMフリースマホのチェックしておきたいポイント
SIMフリースマホを購入したものの「使い物にならなかった」とならないように、選ぶときに失敗しないよう最低限チェックしておきたいポイントは5つあります。
ポイント
- SIMフリースマホのSIMカードサイズを確認する
- SIMフリースマホが使用できる周波数帯を確認する
- SIMフリースマホのCPUを確認する
- SIMフリースマホのメモリを確認する
- SIMフリースマホのストレージを確認する
それでは、上記5点をそれぞれ解説していきます。
SIMフリースマホのSIMカードサイズを確認する
SIMフリースマホは自分が選んだSIMカードを挿入して使用しますが、SIMカードの仕様は国際規格によって定められており、サイズは「nanoSIM、microSIM、標準SIM」の3種類の大きさがあります。
当然ですが、SIMフリースマホの使用できるSIMカードのサイズと、持っているSIMカードのサイズの大きさが異なるものは挿入することはできませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。
これから新たに通信事業者と契約してSIMカードを用意する人は、現在の主流サイズのSIMカードは「nanoSIMカード」なので、SIMフリースマホも「nanoSIMカード」を選んでおけば問題ありません。
基本的に持っているSIMカードのサイズが小さいものを持っておけば、SIMカードのサイズを変更できるアダプターを購入すれば、大きいSIMカードサイズのSIMフリースマホへも挿入できます。(但し、上手く読み込まれず人強いエラーがおきる場合があります。)
SIMフリースマホが使用できる周波数帯を確認する
SIMフリースマホは端末ごとに利用できる周波数帯(Band)が決まっていますが、au・docomo・Softbankもそれぞれ通信に使用している周波数帯(Band)が異なり、周波数帯が一致しないと通信することができません。
もちろん、いきなり周波数帯を把握することは難しいですが、一般的にSIMフリースマホのスペック表では何の通信回線が使用できるか記載されていますので、自分の使用している通信事業者に合わせて選びましょう。
これから格安SIMを使用する予定の方であれば、MVNOの主流である「docomo回線」を選ぶことをおすすめします。
SIMフリースマホのCPUを確認する
SIMフリースマホの処理速度は、端末に使用されている「CPU」に大きく影響されますが、CPUはスマホで行う動作の「データ処理」を行うパーツになります。
そのため、CPUが優秀なほどデータ処理は速くなりますので、スマホをストレスなく快適に使用したいのであれば、CPUはなるべく処理速度が速いものを選ぶのがおすすめです。
CPUはたくさんのメーカーやシリーズがありますが、基本的に番号が大きいほど高性能で、端末のスペックによる価格帯ごとに搭載されているCPUの目安は下記になります。
CPUの価格帯ごとの目安
- エントリー:Qualcomm® Snapdragon™ 400番台・HUAWEI Kirin 700番台・MediaTek シリーズ
- ミドルレンジ:Qualcomm® Snapdragon™ 600〜700番台・HUAWEI Kirin 700番台
- ハイエンド:Qualcomm® Snapdragon™ 800番台以上・HUAWEI Kirin 700番台以上
SIMフリースマホのメモリを確認する
SIMフリースマホのメモリはスペック表で「RAM」と記載されており、「CPUがデータ処理を行うときに使う一時的な記憶領域」のことです。
そのため、「RAM」の数値が大きいほど「データ処理を行う作業台が広い≒同時に処理できるデータの量・種類が多くなる」ため、スマホ端末の動作が快適になると言えます。
エントリーモデルでは基本的にメモリが2GBが多いですが、なかにはメモリが1GBのものもあり、本当に割り切って使用しないとかなりストレスを感じます。
メモリは最低でも2GBは欲しいところで、ストレスフリーで使用したいと考えると3GBあればなお良いです。
SIMフリースマホのストレージを確認する
SIMフリースマホのストレージはスペック表で「ROM」と記載されており、内部ストレージは写真やアプリを保存しておく場所なので、数値が多いほどより多くのデータを保存することができます。
エントリーモデルではストレージが16GBが多いですが、内部ストレージは最低でも32GBは欲しいところで、ストレスフリーで使用したいと考えると64GBあればなお良いです。
少ないストレージを補うために「microSDカード(マイクロSMカード)」を挿入できるものも多くなってきていますが、アプリによっては外部アプリにデータを保存できない使用なども多々あるため、内部ストレージは重要なチェックポイントです。
ストレージは最低でも32GB、できれば64GBはあったほうがよいでしょう。ストレージとは写真やアプリなどのデータを保存しておく場所のことで、数値が大きいほど多くのデータを保存できます。スペック表では「ROM」と表記されている場合もあります。
SIMフリースマホのバッテリー容量を確認する
SIMフリースマホのバッテリーは「mAh(ミリアンペア)」で表記されており、mAhの数字が大きいほどバッテリー容量が大きいということになります。
安いからと言ってバッテリー容量が少ないものを選んでしまうと、スマホの充電が1日持たずに充電切れになってしまい、生活の一部となったスマホが使えなくなり困ることになりかねません。
バッテリー容量が大きくても消費電力が大きく、バッテリーの持ちが悪い場合もありますので、スペック表から参考にしておくべきは下記の3点があります。
参考にすべきもの
- バッテリー容量:スマホのバッテリーのそのもののスペック
- 連続待受時間:待ち受け画面を開き続けた場合の持続時間
- 連続通話時間:通話機能を使い続けた場合の持続時間
上記3つのなかで一番おすすめは「連続通話時間」を参考にすることで、スマホは通話以外にも「アプリ・GPS・Wi-Fiなど」を実際に使用しているので、最も使用状況に近いとも言えます。
ただし、スマホは様々な機能の使用状況でバッテリー消費量は変わりますので、あくまで参考となる目安として考えておきましょう。
8万円以上のハイエンドモデルのSIMフリースマホのおすすめ5選
まずはハイエンドモデルのSIMフリースマホのおすすめを5つご紹介します。
また、アマゾンや楽天、Yahoo!ショッピングでSIMフリースマホの売れ筋ランキングをご参考にすると、自身にあったSIMフリースマホを選びやすくなるでしょう。
SHAPE「AQUOS zero2(SHM13)」|8万円代の世界最軽量
スペック
- サイズ:約158mm×約74mm×約8.8mm
- プロセッサ:Qualcomm® Snapdragon™ 855 mobile platform(SDM855)2.8GHz+1.7GHz オクタコア
- OS:Android 10
- RAM:8GB
- ROM:64 or 256GB
- 画面サイズ:約6.4インチ
- メインカメラ:約1,220万画素+約2,100万画素
- フロントカメラ:約800万画素
- バッテリー:3,130mAh
- 防水:IPX8
- おサイフケータイ:あり
SHAPEのハイエンドモデルの「AQUOS zero2」最大の特徴は、ゲーミング性能に長けた高いスペックを搭載しながらも、世界最軽量という軽さを実現しているところです。
防水機能も「IPX8」ので、おサイフケータイ機能もあり、最大240Hzのリフレッシュレートディスプレイは、激しい動きのゲームなどでもはっきりと映像を表示してくれます。
HUAWEI 「P40 Pro」|10万円代の5G対応でクアッドカメラ(4つ)を搭載
スペック
- サイズ:約72.6 mm×約158.2 mm×約8.95 mm
- プロセッサ:HUAWEI Kirin990 5G SoC オクタコア 2 x 2.86 GHz + 2 x 2.36 GHz + 4 x 1.95 GHz
- OS:EMUI 10.1(Based on Android™ 10)
- RAM:8GB
- ROM:256GB
- 画面サイズ:約6.58インチ
- メインカメラ:約5000万画素ウルトラビジョン広角カメラ(広角、F1.9、OIS)
- フロントカメラ:約3200万画素カメラ(F2.2、オートフォーカス) / デプスカメラ
- バッテリー:約4200 mAh
- 防水:IPX8/IP6X
- おサイフケータイ:なし
5Gの時代へ最先端をリードし続けるHUAWEIの「P40 pro」は5G対応だけでなく、4眼仕様のクアッドカメラを搭載しているところが魅力的です。
「P30 Pro」はドコモのキャリア専売でしたが、「P40 Pro」はSIMフリースマホとしてリリースされ、より時代の最先端を担うモデルとなっています。
ASUS「ZenFone 6 (ZS630KL)」|8万円代のフラッグシップモデルのハイパフォーマンス
スペック
- サイズ:約159.1mm×約75.4mm×約9.1mm
- プロセッサ:Qualcomm® Snapdragon™ 855 (オクタコアCPU) 2.84GHz
- OS:Android™ 9.0
- RAM:8GB or 6GB
- ROM:128GB or 256GB
- 画面サイズ:約6.4インチ
- メインカメラ:4,800万画素カメラ
- フロントカメラ:1,300万画素広角カメラ
- バッテリー:5,000mAh
- 防水:なし
- おサイフケータイ:なし
続いて、ハイエンドモデルのスマホで外せないのが、ASUSのZenfoneシリーズ「ZenFone 6」は、大容量バッテリーはもちろん、AI(知能)を持つカメラも画素数も非常に良いモデルとなっています。
また、普段の使用を想定された仕様で、前面は最高レベルの強度を誇るコーニング社の特殊強化ガラスCorning® Gorilla® Glass 6によって完璧に保護されています。
バッテリーも35日間連続待ち受けができるほど非常にパワーがあり、モバイル通信時は約22時間、Quick Charge 4で充電速度も速いところが魅力的です。
Google「Pixel 4」|10万円代でGoogle純正だからこそ安心して使える
スペック
- サイズ:68.8 mmx 147.1 mmx 8.2 mm
- プロセッサ:Qualcomm® Snapdragon 855™ 2.84 GHz + 1.78 GHz、64 ビット オクタコア Adreno 640
- OS:Android 10
- RAM:6 GB
- ROM:64 GBまたは128 GB
- 画面サイズ:約5.7インチ
- メインカメラ:1600万画素
- フロントカメラ:800万画素
- バッテリー:2,800 mAh
- 防水:IPX8
- おサイフケータイ:なし
ハイエンドモデルで外せないのは、やはりGoogle純正の「Pixel 4」でしょう。
新たに搭載された「クイック ジェスチャー機能」はタッチしなくても操作でき、顔認証で簡単にアクセスできる仕様は「Titan M4 セキュリティチップ」により顔認証データを暗号化して安全性を強化しています。
Google純正であるからこそ、OS とセキュリティのアップデートを 3 年間保証してくれるので、ソフトウェアアップデートで、進化し続けるスマートフォンとしても期待が高いです。
Apple「iPhone 11 Pro」|10万円代でトリプルカメラシステムを搭載
スペック
- サイズ:71.4 mm×144.0 mm×8.1 mm
- プロセッサ:A13 Bionicチップ 第3世代のNeural Engine
- OS:iOS 13
- RAM:6GB
- ROM:64GB・256GB・512GB
- 画面サイズ:約5.8インチ
- メインカメラ:12MPカメラ(超広角、広角、望遠)
- フロントカメラ:12MPカメラ
- バッテリー:3,190mAh
- 防水:IP68
- おサイフケータイ:あり
毎年進化をし続けるAppleのiPhoneはついに「iPhone 11 Pro」となりました。
時代の進化に合わせて常にスペックが向上していますが、特にカメラ機能は「トリプルカメラシステム」を採用しており、動画や写真の撮影をより楽しくしてくれます。
iPhoneのみでPVを撮影している事例も少しずつ増えてきているほど優秀なカメラ機能ですが、それ以外にもユーザーのニーズに応え続けてきた豊富な機能が魅力的です。
3万円~7万円代のミドルレンジモデルのSIMフリースマホのおすすめ6選
次にミドルレンジモデルのSIMフリースマホのおすすめを6つご紹介します。
また、アマゾンや楽天、Yahoo!ショッピングでSIMフリースマホの売れ筋ランキングをご参考にすると、自身にあったSIMフリースマホを選びやすくなるでしょう。
ASUS「Zenfone Max Pro M2(ZB631KL)」|3万代のコスパの良いバランスのとれたモデル
スペック
- サイズ:約157.9mm×約75.5mm×約8.5mm
- プロセッサ:Qualcomm® Snapdragon™ 660 (オクタコアCPU)
- OS:Android™ 8.1 (ピュアAndroid)
- RAM:6GB or 4GB
- ROM:64GB
- 画面サイズ:約6.3インチ
- メインカメラ:1,200万画素カメラ
- フロントカメラ:1,300万画素カメラ
- バッテリー:5,000mAh
- 防水:なし
- おサイフケータイ:なし
コスパの良いミドルレンジのモデルをリリースしているASUSのZenfone Maxシリーズの「Zenfone Max Pro M2」がコスパが良くバランスが良いスペックとなっています。
コンセプトは「毎日を夢中にさせる、スタミナとパワー」とあるように、CPUも高めでバッテリー容量も5,000mAhを搭載しているので、こまめに充電することが難しい方やゲームや映画をん楽しみたい方に最適です。
HUAWEI「nova 5T」|4万円代で最大4800万画素の4つのAIカメラ搭載
スペック
- サイズ:約154.2mm×約73.9mm×約7.8mm
- プロセッサ:HUAWEI Kirin 980 オクタコア 2.6 GHz デュアルコア + 1.92 GHz デュアルコア + 1.8 GHz クアッドコア
- OS:EMUI 9.1 (Android 9ベース)
- RAM:8GB
- ROM:128GB
- 画面サイズ:約6.2インチ
- メインカメラ:約4,800万画素+約1,600万画素+約200万画素+約200万画素
- フロントカメラ:約3,200万画素
- バッテリー:3,750 mAh
- 防水:なし
- おサイフケータイ:なし
HUAWEI「nova 5T」は「まばゆいほどのカラーリング」で、驚くほど良い質感と美しい光沢が魅力的なデザインが非常に良いモデルです。
特にAIが搭載された4つのアウトカメラは、魅力的な高解像度、超広角、マクロ、ボケ感のある写真などを撮影できますので、このカメラは次世代レベルのビデオ撮影も可能にしてくれます。
Xiaomi「Mi Note 10」|5万円代で5眼レンズはカメラ好きにはたまらない
スペック
- サイズ:約157.8mm×約74.2mm×約9.67mm
- プロセッサ:Snapdragon 730G
- OS:Android™ 9.0/MIUI 11
- RAM:6GB
- ROM:128GB
- 画面サイズ:約6.47インチ
- メインカメラ:約10,800万画素 + ポートレート約1,200万画素 + 広角約2,000万画素 + 望遠約500万画素 + マクロ約200万画素
- フロントカメラ:約3,200万画素
- バッテリー:5,260mAh
- 防水:なし
- おサイフケータイ:あり
Xiaomi「Mi Note 10」で一番注目すべきはハイエンドモデルにも搭載されていない「1億800万画素の5眼メインカメラを搭載している」ところです。
ゲームなど処理能力を求められるアプリなどを使用する場合は、処理能力の高いモデルを選ぶ方が良いですが、カメラを重視したい方には特におすすめです。
スペックを少しさげたXiaomi「Mi Note 10 Lite」もチェックしたいところです。
Apple「iPhone SE(第2世代)」|4万円代のミドルレンジモデルのiPhoneは小型で使いやすい
スペック
- サイズ:約138.4mm×約67.3mm×約7.3mm
- プロセッサ:A13 Bionicチップ
- OS:iOS 13
- RAM:不明
- ROM:64GB・128GB・256GB
- 画面サイズ:約4.7インチ
- メインカメラ:約1,200万画素
- フロントカメラ:約700万画素
- バッテリー:不明
- 防水:IP67等級
- おサイフケータイ:あり
ミドルレンジで注目したいのは、やはりAppleの「iPhone SE(第2世代)」ですね。
「iPhone 11 Pro」などのハイスペックは必要としていないが、Appleシリーズで周辺機器をそろえたいという方に最適です。
SHARP「AQUOS sense3」|3万円代で防塵防水、おサイフケータイ機能も搭載
スペック
- サイズ:約140mm×約70mm×約8.9mm
- プロセッサ:Snapdragon 630
- OS:Android™ 9 Pie
- RAM:4GB
- ROM:64GB
- 画面サイズ:約5.5インチ
- メインカメラ:約1,200万画素+約1,200万画素
- フロントカメラ:約800万画素
- バッテリー:4,000mAh
- 防水:あり
- おサイフケータイ:あり
「必要十分」と感じさせてくれる存在ともいえるSHARPのsenseシリーズ「AQUOS sense3」がコスパが良いので、ハイスペックはいらないけどストレスを感じる低スペックは嫌だと感じている人にピッタリなモデルです。
4,000mAhの大容量バッテリーもさることながら、防塵防水、おサイフケータイ機能も搭載しており、国産スマホで安心して使用できる非常にコスパが良いスマホです。
OPPO「Reno A」|3万円台で快適なゲームプレイも考えられたスマホ
スペック
- サイズ:約158.4mmx約75.4mmx約7.8mm
- プロセッサ:Snapdragon™ 710 オクタコア 2.2GHz + 1.7GHz
- OS:Android™ 9
- RAM:4GB
- ROM:128GB
- 画面サイズ:約6.4インチ
- メインカメラ:約1,600万画素×約200万画素
- フロントカメラ:約2,500万画素
- バッテリー:3,600mAh
- 防水:IPX7
- おサイフケータイ:あり
OPPO(オッポ)は、世界第5位のシェアを持つ中国のスマホメーカーで、アジアを中心に人気のメーカーですが、日本でのシェアも着実に伸ばしています。
OPPO Reno Aは4GBのメモリを搭載しているので、ライトなゲームプレイにも対応することができ、内臓ストレージも128GBと大容量なところが魅力的です。
また、「ゲームブースト2.0」という機能が備えられており、使用することで「画面のカクつきを最小限まで抑える」「タッチの反応速度を高速化」など、ゲーム操作をサポートしてくれます。
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1万円~3万円代のエントリーモデルのSIMフリースマホのおすすめ3選
最後にエントリーモデルのSIMフリースマホのおすすめを3つご紹介します。
また、アマゾンや楽天、Yahoo!ショッピングでSIMフリースマホの売れ筋ランキングをご参考にすると、自身にあったSIMフリースマホを選びやすくなるでしょう。
ASUS「Zenfone Live L1 (ZA550KL)」|1万円台で購入できるエントリーモデル
スペック
- サイズ:約147.2mm・横:約71.7mm・厚さ:約8.1mm
- プロセッサ:Qualcomm® Snapdragon™ 430 (オクタコアCPU)
- OS:Android™ 8.0
- RAM:2GB
- ROM:32GB
- 画面サイズ:5.5インチ
- メインカメラ:1,300万画素カメラ
- フロントカメラ:500万画素カメラ
- バッテリー:3,000mAh
- 防水:なし
- おサイフケータイ:なし
ASUSのエントリーモデルのZenfone Liveシリーズの「Zenfone Live L1 (ZA550KL)」は、エントリーモデルながらも1300万画素のカメラに5.5インチのディスプレイを備えています。
しかし、プロセッサは少し物足りないため、普段使いのライトなアプリなどを開くときにも少々時間を要すため、重めのアプリをあまり利用しない方におすすめです。
モトローラ「moto g8」|2万円代のライトに使えるスマホ
スペック
- サイズ:約161.3mmx約75.8mmx約8.95mm
- プロセッサ:Qualcomm® Snapdragon™ 665 2.0GHz × 4, 1.8GHz ×4 オクタコアCPU
- OS:Android™10.0
- RAM:4GB
- ROM:64GB
- 画面サイズ:約6.4インチ
- メインカメラ:約1,600万画素+200万画素+800万画素
- フロントカメラ:800万画素
- バッテリー:4,000mAh
- 防水:なし
- おサイフケータイ:あり
モトローラの「Moto G8」は、2万円代でありながら6.4インチの大画面ディスプレイとトリプルカメラを搭載しており、ディスプレイはパンチホール構造を採用するなど、トレンド要素を取り入れたスマホです。
上位機種である「moto g8 plus」が3万円代で購入することができるので、スペックが「もう少し欲しい」という方は、「moto g8 plus」がおすすめです。
HUAWEI「nova lite 3」|1万円台のバランスがとれたモデル
スペック
- サイズ:約73.4 mm×約155.2 mm×約7.95 mm
- プロセッサ:HUAWEI Kirin710 オクタコア (4 x 2.2 GHz A73 + 4 x 1.7 GHz A53)
- OS:EMUI 9.0 (Android 9 ベース)
- RAM:3GB
- ROM:32GB
- 画面サイズ:約6.21インチ
- メインカメラ:約1300万画素+200万画素
- フロントカメラ:1600万画素
- バッテリー:約3400 mAh
- 防水:なし
- おサイフケータイ:なし
HUAWEIの「nova lite 3」は、エントリーモデルながらスペックが少し高めの設計になっており、アプリなどもライトなものであれば「ヌルヌル」と動いてくれます。
「ストレスは感じないものの若干遅く感じる」という口コミが多いですが、総合的にはエントリーモデルで割り切った使い方であれば「快適に操作ができる」スペックは嬉しいところです。
もう少しだけスペックが欲しいという方は、「HUAWEI nova 3」が3万円台で購入できますので、そちらがおすすめです。
まとめ
SIMフリースマホのおすすめ10選をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
SIMフリー仕様のスマホが充実してきた現代では通信事業者を自由に選んで自分のライフスタイルに合わせたモデルを適切に選ぶことで、快適なデジタルライフになるでしょう。
是非、自分にぴったりのSIMフリースマホを選んでください。