神奈川県にお住いの57歳男性から2021年12月頃に購入されたAnker Soundcore Life Q35ヘッドホンを実際に使ってみたレビューをご紹介します。
目次
ヘッドホンを欲しいと思ったきっかけ
私は自宅のリビングでBGMを聴きながら在宅ワークをしていますが、この在宅ワークを快適に行いたいという理由です。
自分ひとりの時はスピーカーから音を出しても問題ないのですが、妻がリビングに居る時は妻の作業の邪魔になるため、スピーカーからBGMを流すことを諦めていました。
また、テレビをはじめとした生活音が気になり、BGMがないと仕事への集中力が落ちるといった問題もありました。
各製品を検討した結果、価格も手ごろで強力なノイズキャンセリングが魅力だったAnker Soundcore Life Q35を購入しました。
ヘッドホンの候補にあがっていたもの
購入候補の中で、私が気にしていたのは、価格、装着性、品質、音質、遮音性でした。
価格はヘッドホンをお試しで使用するという意味で高価なものは避け、予算¥10,000以内を候補としました。
装着性は、仕事中に負荷にならない重さと取り回しが楽なワイヤレスタイプが選択の条件で、品質は、信頼あるメーカーで壊れにくい製品を選択するつもりでいました。
また、耳障りでなく長時間聴いていても疲れない音質と、在宅ワーク中に生活音が気にならない遮音性が必要でした。
Anker Soundcore Life Q35
SONY WH-CH510
Anker Soundcore Life Q30
Anker Soundcore Life Q35ヘッドホンに決めた理由
私が「Anker Soundcore Life Q35」を購入した一番の理由は、ノイズキャンセリング機能が優れていたからです。
この最新モデルに搭載されたAnker独自のウルトラノイズキャンセリング機能に惹かれました。
利用環境に応じて、ノイズキャンセリングを「交通機関モード」「屋外モード」「室内モード」から選択でき、ノイズキャンセリングのモード、その他機能の設定はスマートフォンの専用アプリから行います。
また、私の過去の経験からAnkerブランドには信頼があり、旧型を含めた製品レビューでも評価が良く、安心して購入できました。
Anker Soundcore Life Q35ヘッドホンのスペック
スペック
- 本体サイズ(H×W×D) mm:約236x182x81
- 本体重量:約270g
- タイプ:オーバーヘッド型
- 再生周波数帯域:20Hz-20KHz (Bluetooth接続時) 20Hz-40KHz (LDAC 990kbps音源かつBluetooth接続時) 16Hz-40KHz (AUXケーブル接続時)
- ワイヤレス・接続端子:Bluetooth
- Bluetooth 対応プロファイル:AVRCP、A2DP、HFP、HSP
- BluetoothVersion:5.0
- Bluetooth対応コーデック:SBC / AAC / LDAC
- ハイレゾ音源:対応
- ノイズキャンセリング機能:対応
- 音楽再生時間:最大38時間(LDAC使用かつノイズキャンセリングモード使用時)最大40時間(ノイズキャンセリングモード使用時)最大60時間(通常再生時)
- イヤホン充電時間:約2時間
- 充電端子:USB Type-C
- 専用アプリ:専用アプリ対応
- LDACコーデック:対応
- マルチポイント:対応
- ハンズフリー通話:対応
- 公式サイト:https://www.ankerjapan.com/products/a3027
私は新品で購入しましたので、価格は8,634円でした。
Anker Soundcore Life Q35ヘッドホンを実際に使ってみた
在宅ワーク中に生活音を気にすることなく仕事ができるように、BGMを流して作業を行っています。
ヘッドホンの右側を1秒タッチする簡単操作でノイズキャンセリング中でも外音を聴くことができ、生活のシチュエーションにより、必要に応じて外音を聴ける機能を便利に活用しています。
また、スマートフォンの専用アプリからジャンルごとに用意された音質設定(EQ)を選んで使い分けているため、好みにあった音質で聴くことができ、長時間聴いていても疲れません。
使用後は付属の専用ケースで保管しているため、埃による汚れは気になりません。
使ってみて気に入っているところ
実際に使ってみて、スマートフォンの専用アプリがとても便利で気に入っています。
音楽のジャンルごとのプリセット音質(EQ)が用意されており、簡単に設定することができる上、自分の好みにEQを設定することもできるので、柔軟性があると思います。
音楽以外で外音を遮蔽する「睡眠モード」を搭載していて、雨風などの自然界の音や、鳥などの動物の声などの様々な音をバリエーション豊かに選択設定できる機能も楽しんで活用しています。
ボタンなどの操作性も良く、英語音声によるバッテリーレベルのアナウンスや、ヘッドホンを外した時の音楽の自動停止機能などにも驚きました。
また付属のケースはスエード調で高級感があり、開閉時のファスナーもスムーズに動くので大変気に入っています。
こんな方にはおすすめしたい
- ノイズキャンセリング機能搭載のヘッドホンを探している人
- 音質を自分の好みにカスタマイズしたい人
- 音楽以外に環境音によるヒーリングサウンドを求めている人
- ハンズフリー通話を必要としている人
- シチュエーションにより有線接続でヘッドホンを使いたい人
使ってみて気に入らなかったところ
この製品について気に入らないところはほとんどありませんが、あえて挙げるとすればノイズキャンセリングの効き具合に癖があるところです。
私にとって初めてのノイズキャンセリング機能付きヘッドホンなので、完全な無音状態をイメージしていましたが、一般的には問題のないレベルかもしれません。
「交通機関モード」「屋外モード」「室内モード」があり、それぞれキャンセリングの強度だと思っていたのですが、環境の特性に合わせた周波ノイズをカットするようで、「室内モード」は室内空間での周囲の声や中周波ノイズを軽減、「野外モード」は外出先での周囲のノイズを軽減、「交通機関モード」はエンジンや路面騒音などの低周波数を軽減するようです。
室内での利用のため「室内モード」を設定してみたところ、あまり気にならない程度ですがテレビの音が少し聞こえる場合がありましたが、室内でもテレビからエンジン音がすると聞こえてくるのかもしれません。
こんな方にはおすすめしない
- 音質にこだわりがある人
- スマートフォン以外で音楽を聴きたい人
- スマートフォンアプリでの設定に抵抗がある人
- ヘッドホンの充電を煩わしく感じる人
- 日本製のヘッドホンを求めている人
Anker Soundcore Life Q35ヘッドホン購入後の生活
在宅ワーク中のリビングでも、家族に気兼ねなく音楽を楽しめるようになりました。
また、ノイズキャンセリング機能のおかげで生活音も気にならなくなり、仕事に集中できます。
高価なヘッドホンと比べると劣るかもしれませんが、パソコン内臓のスピーカーよりは各段に音質は良く、仕事のBGM以外にもこのヘッドホンで音楽を聴くようになりました。
スマートフォンの専用アプリが使いやすいので、音質設定を色々と変えて音の変化を気軽に楽しんでいます。