京都府にお住いの44歳男性から2022年4月頃に購入されたHP 17s-cu0001TUパフォーマンスモデル【C2】ノートパソコンを実際に使ってみたレビューをご紹介します。
目次
ノートパソコンを欲しいと思ったきっかけ
以前使っていたHPノートパソコンのPavilion dv7のCPUはCore i7-2820QMのモデルで、購入してから10年が経過しました。
ブルーレイドライブが故障してしまい、汚れも大変目立ってきて、さらに負荷を少しかけただけで空冷ファンの動作音が激しくなっていました。
同じ17.3インチ&Core-i7のモデルでコストパフォーマンスが良く、SSDも1テラバイトのものを探していたところ、HPのこのモデルが後継機にふさわしいと思い購入しました。
頻繁にドライブを使うことも無いので、ドライブレスモデルで省エネタイプの製品を選択しました。
ノートパソコンの候補にあがっていたもの
デスクトップリプレイスとして、長年大型液晶のノートパソコンを利用してきたため、液晶画面のサイズが17.3インチであることは、一番譲れない点でした。
デスクトップのCPUと違って動作周波数が可変して省エネになるので、CPUがモバイル向けのCore-i7という点も重要視しました。
光学ドライブについては、実際dv7のブルーレイドライブはほとんど使わず、時々CD音源の取り込みに使っていたくらいで、外付けUSBのポータブルDVDは先代のdv7でも動作確認が出来ましたので、ドライブレスにすることで解決するだろうと思いました。
dv7のストレージは120GBのSSDと500GBの回転式ドライブという構成だったので、大容量で高速駆動を実現できる新型のSSDで、1テラバイトは欲しいところでした。
HP 17s-cu0001TU
富士通 LIFEBOOK WN1/F3
東芝 dynabook W6AZHU7CAG
HP 17s-cu0001TUノートパソコンに決めた理由
比較品で同様の構成モデルでは、不要な光学ドライブを搭載していて価格差が6万円以上しました。
スリープ状態から素早く復帰するのに、顔認証方式のみでスマートフォンみたいな指紋認証センサーが付いていないという事もあります。
またHPのサイトのPavilionのラインナップの中では、液晶画面のサイズが17.3インチの製品がありませんでした。
スペックが同じPavilion 15-egが119,00円ですが、15インチのサイズではニーズに合いませんでした。
HP 17s-cu0001TUノートパソコンのスペック
スペック
- オペレーティングシステム:Windows 11 Home (64bit)
- プロセッサー:インテル® Core™ i7-1165G7 プロセッサー(4.70GHz, インテル® スマート・キャッシュ 12MB)
- メモリ:16GB (8GB×2) DDR4-3200MHz
- ストレージ:1TB SSD (PCIe NVMe M.2)
- オプティカルドライブ:なし
- Web カメラ:HP True Vision HD Webcam (約92万画素)
- ネットワークコントローラー:なし
- 内蔵無線LAN:IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6)、Bluetooth5.0
- グラフィックスタイプ:インテル® Iris® Xe グラフィックス (プロセッサーに内蔵)
- ビデオメモリ:メインメモリと共有
- ディスプレイタイプ(液晶表示最大解像度/表示色):17.3インチワイド・フルHD非光沢・IPSディスプレイ (1920×1080 / 最大1677万色)
- 外部ディスプレイ:最大 1920×1080 / 最大 1677万色
- ポインティングデバイス:イメージパッド (タッチジェスチャー対応)
- キーボード:バックライトキーボード (日本語配列、テンキー付き)
- インターフェイス:HDMI 出力端子×1、SuperSpeed USB Type-C® 5Gbps×1、SuperSpeed USB Type-A 5Gbps×2、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1
- オーディオ:Realtek Audio、デュアルスピーカー、内蔵デュアルマイク
- セキュリティ:パワーオンパスワード、アドミニストレーターパスワード
- Windows Hello:指紋認証センサー
- サイズ (幅x奥行きx高さ):約 400 × 258 x 19.9 (最薄部) -22.5 (最厚部) mm
- 質量:約 2.1kg
- ACアダプター:45W スマートACアダプター (動作電圧:100-240VAC、動作周波数:50-60Hz)
- 消費電力 (標準時/最大時):約 6W / 45W
- 省エネ法に基づくエネルギー消費効率:12区分 17.2kWh/年 (AAA)
- バッテリ:リチウムイオン バッテリ (3セル / バッテリーファストチャージ機能対応)
- バッテリ駆動時間:最大 8時間
- セキュリティソフトウェア:マカフィー® リブセーフ(30日版)
- 主なソフトウェア:HP Support Assistant、HP QuickDrop、その他
- 主な添付品:スマートACアダプター、ウォールマウントプラグ、電源コード、保証書等
- 公式サイト:https://jp.ext.hp.com/notebooks/personal/hp_17s_cu/
私は新品で購入しましたので、価格は119,900円でした。
HP 17s-cu0001TUノートパソコンを実際に使ってみた
主にネットサーフィンをする際にタブを多く開いてホームページの閲覧をしたり、PC版LINEでのコミュニケーションを取るのにも使用しています。
また、シャープ製の70インチの液晶テレビにHDMIケーブルで接続して、ユーチューブなどでの動画鑑賞を大迫力な画像やサウンドを楽しんだりしています。
最近インストールしたばかりですが、Steamを使ってのゲームプレイや、リモートワークでの事務作業にも活躍しています。
使ってみて気に入っているところ
「17.3インチの大画面液晶を搭載しながら、部屋の移動も苦にならないサイズ感。そして広々使える安心感。」というメーカー側の説明通りでとても快適で、100点満点です。
エンタメなどの視聴はテレビなどに外部出力した方が十分堪能尾出来ると感じていますが、CPUなどの動作が良いので安定しています。
軽作業においてはキーボード入力がしにくいので、ワイヤレスキーボードとマウスを接続した方が良いですが、無線レシーバーもBluetooth接続も問題ありません。
HPホームページに「高速、安定、低遅延のWi-Fi 6モジュールを搭載しています。」と記載されている通り、WPA3接続を用いて無線LANルーターと接続出来ているので満足しています。
こんな方にはおすすめしたい
- 安くてハイスペックなノートパソコンが欲しい方
- リビングでの持ち運びがしやすいノートパソコンが欲しい方
- リモートワークで活用されたい方
- スマートフォンと連携させて使用したい方
- IPSパネルで目に優しいノートパソコンが欲しい方
使ってみて気に入らなかったところ
液晶はIPSパネルのノングレアタイプの17.3型ワイドで、dv7はHPが開発した同じノングレアタイプのウルトラクリアビュー液晶でバックライトが強めで明るいですが、こちらの製品はバックライトは暗くて色域が狭いので、プロッフェショナル向けの動画編集や写真加工にはあまり向いていません。
また、内臓スピーカーは最大音量にしても音が小さいのですが、底面にはサブウーファも搭載してあり、ノートPCとは思えない迫力のあるサウンドが再生されます。
また、キーボードはdv7に比べると入力しにくいです。
こんな方にはおすすめしない
- 動画鑑賞などで単体での画面の表示品質が良い物が欲しい方
- 光学ドライブが付いているノートパソコンが欲しい方
- 有線LANやUSB等の接続が豊富なノートパソコンが欲しい方
- パソコン初心者で教本や手厚いサポートを受けたい方
- CPUがインテルよりAMDが良いと思う方
HP 17s-cu0001TUノートパソコン購入後の生活
基本的な作業は変わっていませんが、CPUの高負荷時に動作するファンの音がとても小さくなり、リモートワークなどの作業に集中しやすくなりました。
また、消費電力も半分になり、かなり省エネルギーの技術も進歩したと実感しています。
単体での動画鑑賞やゲームプレイはいささか残念ではありますが、かなりストレスが減りました。