長崎県にお住いの18歳男性(学生)が2022年3月頃に購入された『audio-technica ATH-M40x モニターヘッドホン』を実際に使ってみたレビューをご紹介します。
購入したガジェットを実際に使ってみて良かったところやイマイチなところをまとめておりますので、ガジェットを購入する前に評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
『audio-technica ATH-M40x モニターヘッドホン』を欲しいと思ったきっかけ
私は趣味でDTMでの音楽制作をやっているのですが、始めた当初はリスニング用のイヤホン・ヘッドホンしか持っていなかったため、制作に適したモニターヘッドホンを購入したいと考えていました。
周波数特性がフラットで出音がクリアなモニターヘッドホンをインターネット上でで探していたところ、本商品を見つけました。
価格が1万円ほどとお手頃でありながら品質が高く評価されており、日本のメーカー「audio-technica」の商品であることが決め手となりました。
『audio-technica ATH-M40x モニターヘッドホン』の特徴
価格やスペックから見て、モニターヘッドホンとしては入門用といった位置付けかと思われます。
しかし品質は高く、製品そのものの質感が高い上、出音も非常にクリアです。
やや高域が強めに出ているような印象は受けるものの、全体的には周波数特性もフラットだと感じます。
ヘッドホン本体に加えて、1.2mのカールコード、3.0mのストレートコード、3.5mmのミニジャックを6.3mmのフォーンジャックに変換するプラグ、そして収納や持ち運びに使えるポーチが同梱されています。
『audio-technica ATH-M40x モニターヘッドホン』のスペック
スペック
- 型式:密閉ダイナミック型
- ドライバー:φ40mm、CCAWボイスコイル
- 出力音圧レベル:98dB/mW
- 再生周波数帯域:15~24,000Hz
- 最大入力:1,600mW
- インピーダンス:35Ω
- 質量(コード除く):240g
- プラグ:φ6.3mm標準/φ3.5mmミニ 金メッキステレオ2ウェイ
- コード:OFCリッツ線1.2mカールコード(伸長時3m)、OFCリッツ線3mストレートコード
- 公式サイト:https://www.audio-technica.co.jp/product/ATH-M40x
私は新品で購入しましたので、価格は10,800円でした。
『audio-technica ATH-M40x モニターヘッドホン』を実際に使ってみて良かったところ
私が『audio-technica ATH-M40x モニターヘッドホン』を実際に使ってみて良かったところは大きく3つあります。
良かったところ
- クリアでフラットな出音
- 装着感の良さ
- 1万円とは思えない質感の高さ
クリアでフラットな出音
出音はクリアな印象を受けます。
高域がやや強く出ている特性にはなっていますが、フラットで音楽制作時のモニタリングに適していると重います。
ステレオイメージもきちんと感じることができ、音を左右に広げたときの広がりも感じられます。
リスニング用のイヤホン・ヘッドホンは低域がやや強調されたチューニングになっていることが多いですが、この商品はそのような色付けも少ないためミキシングやマスタリングの際にも非常に役立ちます。
装着感の良さ
イヤーパッドは合皮で覆われていて非常に柔らかい素材でできています。
また耳をすっぽりと覆うような形状になっているため、長時間にわたってつけていても耳が圧迫されて痛くなるようなことが起こりにくいです。
重量も軽くて側圧もあまり強くないため、快適性はかなり評価できる機種です。
調整式のアームで頭の大きさに合わせることもできますので、頭の大きな方であっても窮屈さを感じずに使用することができるのではないかと思います。
1万円とは思えない質感の高さ
この製品は1万円強というかなり安い価格帯のモニターヘッドホンでありながら、作りが丁寧で質感が高いという点もいいポイントです。
黒いプラスチック部分もマットな質感で一切チープさを感じませんし、ケーブルのプラグ部分などもかなり頑丈に作られているように思います。
また、本体のみならずポーチもしっかりした合皮で作られていて、ここからも質感の高さを感じることができます。
全体的に非常に完成度が高く、1万円の製品とは思えないクオリティの高さです。
『audio-technica ATH-M40x モニターヘッドホン』を実際に使ってみてイマイチなところ
私が『audio-technica ATH-M40x モニターヘッドホン』を実際に使ってみてイマイチなところは1つあります。
イマイチなところ
- 低域の再現性
低域の再現性
低域に関しては他のヘッドホンより出ていないと感じます。
フラットさが売りなヘッドホンであるためあまり問題にはならないかもしれませんが、低域を注意深くモニタリングしようと思うと、少々物足りなさを感じるのも事実です。
ベースやキックの低域のディティールまで細かく把握できるほどの性能は持ち合わせていないため、その点は上位機種にどうしても劣っている点なのではないかと思います。
低域を重視される方は同シリーズのATH-M50xも検討されると良いかと思われます。
『audio-technica ATH-M40x モニターヘッドホン』を実際に使ってみた感想
DTMでの音楽制作時のモニター用として使うほか、リスニングや動画視聴等の用途にも使っています。
私はオーディオインターフェイスやDACなどを使用せず、パソコンのヘッドホンアウトに直接接続して使用していますが、それでもかなり高音質で聴くことができています。
良い環境を整えればさらにいい音を鳴らすことができると思います。
インピーダンスが低いため、パソコンやスマホ等に接続しても問題なく使用することができ、全体的に非常に満足していて、今後も愛用していきたいと考えています。
『audio-technica ATH-M40x モニターヘッドホン』の評価や口コミ
他の方が『audio-technica ATH-M40x モニターヘッドホン』を購入してどのように思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
なんとなくこれが良いかなって買ったオーテクのモニターヘッドホン
今ではお気に入り🎧 ATH-M40x
その後に購入した ATH-CKS770x もほど良い低音で好き♪ pic.twitter.com/KILePcEqMa— おだんご。 (@sansyoku__dango) December 5, 2022
おすすめのモニターヘッドホンは「ATH-M40x」だよ。音が良いことはもちろん、リケーブル可能・高い耐久性・外でも使えるデザイン性と、長く付き合えるのが特長だよ!
— クリエイターを褒めてくれる妹bot (@creator_imouto) November 29, 2022
【オーディオテクニカ】ATH-M40x…明瞭感があり、音の分離が素晴らしいです。ここまでボーカルとコーラスが分かれて聞こえるヘッドホンは中々ないかな?中高音寄りで音が軽いです。8K〜辺りが気になる人は気になるかも。モニターヘッドホンらしいといえばらしい。 pic.twitter.com/jMI4trjlA6
— sat03 (@sat03_A1) January 27, 2022
おわりに
自分の聴いている音をよりフラットで正しいものに近づけることができたため、音楽制作のクオリティが向上しました。
既存の楽曲を分析する際にも役に立ちます。
細かい部分を聴いていく作業がしやすくなったため、より音楽そのものを楽しむことができるようになった実感があります。
モニターヘッドホンでありながらオールマイティーに使えるため、デスクでの作業時はほとんどこのヘッドホンをつけて作業やコンテンツ鑑賞を楽しんでいます。