東京都にお住いの39歳男性(フリーランス)が2022年7月頃に「ブルーレイディスク」で見た映画『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』を見ようと思ったきっかけ
元々ガンダム作品は好きだったからです。
近年はテレビアニメでガンダムの最新作がなかなか製作されないので、すっかり自分の中のガンダム熱が冷めていました。
しかしテレビアニメ版の「機動戦士ガンダム THE ORIJIN」の再放送を視聴したのと「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」の劇場公開を機に自分の中のガンダム熱が戻りました。
そしてこれまでのガンダム作品の映画をいっきに見直してみようと思いました。
映画『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』の内容
機動戦士ガンダム(1stガンダム)のランバ・ラル隊との戦い~オデッサ作戦~ジャブロー戦までが描かれています。
この頃辺りから味方側からも結構死傷者が出始めます。
リュウ・ホセイ、マチルダ・アジャン、ミハル・ラトキエ、ウッディ・マルデン等が戦死します。
特にリュウの死はホワイトべース隊の支柱的存在だったので衝撃は大きかったです。
しかし敵であるジオン軍もランバ・ラルの死にクラウレ・ハモンが敵討ちに執念を燃やしたり見所満載です。
映画『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』の作品情報
作品情報
- 監督:富野喜幸
- 脚本:星山 博之 松崎健一 荒木芳久 山本優
- 原作:矢立 肇・富野喜幸
- キャスト/出演者:古谷 徹(アムロ・レイ) 池田 秀一(シャア・アズナブル) 鈴置 洋孝(ブライト・ノア) 鵜飼 るみ子(フラウ・ボゥ) 白石 冬美(ミライ・ヤシマ) 井上 遥(セイラ・マス) 古川 登志夫(カイ・シデン) 鈴木 清信(ハヤト・コバヤシ) 戸田 恵子(マチルダ・アジャン) 永井 一郎(ナレーター)
- 音楽:渡辺岳夫 松山祐士
- 日本公開日:1981年07月11日
- 上映時間:134分
- 公式サイト:https://www.sunrise-inc.co.jp/work/detail.php?cid=250
映画『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』のあらすじ
「機動戦士ガンダム」の劇場用3部作第2弾。TV版の第16~31話前半までを再編集している。戦場での敗北が死であることを教えたランバ・ラル。アムロを救うために命を落としたリュウ・ホセイ。アムロが淡い恋心を抱き、ホワイトベースを護って散ったマチルダ中尉。彼らとの別れと哀しみが、アムロを成長させてゆく。
映画『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』の予告編
映画『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- ホワイトべース隊VSランバ・ラル隊
- オデッサ作戦
- ジャブロー戦
ホワイトべース隊VSランバ・ラル隊
ジオン軍はガルマ・ザビの敵討ちの為にホワイトべース隊にランバ・ラル隊を刺客として差し向けています。
ランバ・ラルは歴戦の勇士で「蒼い巨星」の異名で呼ばれていて部下からも慕われているベテラン軍人です。
今作ではこのランバ・ラル隊と本格的に戦闘をします。
ランバ・ラル隊はモビルスーツで戦ったり、時には策を巡らしてきたり、時にはゲリラ屋としてホワイトべース内に生身で直接戦闘を仕掛けてきます。
特にランバ・ラルの生き様と最期は見所です。
オデッサ作戦
地球連邦軍はジオン軍は制圧する重要拠点であるオデッサを攻略する大規模作戦を展開します。
地球連邦軍側は総司令官であるレビル将軍自らが指揮をします。
一方ジオン軍はキシリア・ザビの配下で懐刀のマ・クベが指揮をします。
ホワイトべース隊もこの作戦に参加します。ホワイトべース隊が大規模的な戦闘に参加するのは今回が初めてになります。
マチルダによってホワイトべース隊にコア・ブースターが届けられセイラが搭乗しアムロの搭乗するガンダムと共闘して黒い三連星を撃破します。
しかしクラウレ・ハモン率いるランバ・ラル隊の残党がホワイトべースに襲ってきて絶体絶命の危機をリュウの特攻によって切り抜けますがリュウが戦死してしまいます。
その後オデッサ作戦は地球連邦軍の勝利に終わります。
ジャブロー戦
ジャブロー戦はジオン軍が地球連邦軍の本部であるジャブローに攻撃を仕掛けてきます。
テレビ版との最大の違いがタイトルにもなっている「哀・戦士」の歌が戦闘中に流れて視聴者はテンションが上がること間違いないです。
この歌の演出によってミハルの敵討ちに燃えるカイの気持ちも伝わってきます。
ジャブローを攻撃しているジオン軍の中にはシャアもいます。
シャアはシャア専用の赤いズゴックに搭乗して手始めにガンダムを基にした量産機でもあるジムの腹に風穴を開ける一撃を喰らわせて簡単に撃破します。
その後のガンダムとの戦いも見所です。
映画『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』を見終わった感想
前作である機動戦士ガンダム(劇場版第1作)が演出面を除けば物語は概ねテレビ版と変わりませんが、本作「機動戦士ガンダムⅡ哀・戦士編」からはテレビ版からの変更点もあります。
まずテレビ版でのGファイターがコアブースターという新規の戦闘機に変更されています。
他にもテレビ版には後にマッシュの敵討ちの為に再戦をすることになる黒い三連星のガイアとオルテガは一緒に戦死しますがその直後にランバ・ラル隊の残党の奇襲といった変更点もありテレビ版を知っている人にも改めて見ることができます。
そしてジャブロー戦で流れる「哀・戦士」が流れる中での戦闘は最高な気持ちで視聴できます。
映画『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』で印象に残った名言
私が映画『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』を見て特に印象に残った名言です。
「カイ・シデン」のセリフ
「ミハル…俺はもう悲しまないぜ。お前みたいな娘を増やさないためにジオンを叩く。徹底的にな!!」
映画『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』の評価や口コミ
他の方が映画『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
映画の「機動戦士ガンダム」「機動戦士ガンダムII 哀・戦士編」「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編」の3作が最初のガンダムの総集編になってます。
II、IIIと進むごとに新作カットが増えて絵や演出が良くなってます。
— 格子(ただし) (@takabard_taka) October 12, 2022
お盆の最中
アニマックスで
劇場版「機動戦士ガンダムⅡ 哀・戦士編」
を観ている。
その昔、映画館でリアルタイムで観た時に「哀」と言う言葉を覚えた。
満員でお袋と立ち観。
夏の日だった。— ブラザー (@t01538885) August 13, 2022
今週観た旧作映画『劇場版 機動戦士ガンダム』『~Ⅱ哀・戦士編』『~Ⅲめぐりあい宇宙編』。
やっぱ初代ガンダムはサイコー!傑作だね。素晴らしすぎる物語だね。
特にミハルのエピソードはたまらんす。カイが泣くシーンでおじさんも泣いちゃった。
皆もお盆休みには初代ガンダムを見直そうよ!!— かにたま大王 (@kanitama_daioh) August 13, 2022
おわりに
私が映画『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。