神奈川県にお住いの37歳男性(IT・通信系:ライティング)が2021年4月頃に「TV」で見た映画『千と千尋の神隠し』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『千と千尋の神隠し』を見ようと思ったきっかけ
今まで千と千尋の神隠しという作品をちゃんと最初から最後まで見たことがなかったので、これではいけないと思い改めて見ようと思いました。
実家にこの千と千尋の神隠しのDVDがあったので母親と連絡を取って、送ってもらいました。
案の定、何日後かに自宅に届いて見始めたのですが、すごく面白いですね。
流石ジブリ作品最大のヒット作だけあり、描写がとても細かく、かま爺や湯婆婆など個性的なキャラクターたちもたくさん出てくるので非常におすすめの作品ですね。
映画『千と千尋の神隠し』の内容
ある町に引っ越してきた千尋。
しかし、お父さんが道を間違えたことで謎の門の前に出てしまいます。
好奇心から中に入るとそこは大草原、テーマパークの残骸だと思った家族たちは先へと進んでいきます。
すると何だかいい匂いがして、ある食堂街が現れ、店の中には美味しそうな食物が並んでいます。
父と母は無我夢中で料理を食べますが、千尋は不信感から食べようとはしません。
日が暮れて橋でハクという男の子と出会い、千尋は謎めいた世界へと誘われます。
ふと見ると両親は豚に姿が変わっていて千尋は動揺、両親を元の姿に戻すために千尋はこの謎めいた世界で働くことを決意します。
映画『千と千尋の神隠し』の作品情報
作品情報
- 監督:宮崎 駿
- 脚本:宮崎 駿
- 原作:宮崎 駿
- キャスト/出演者:
- 荻野 千尋(おぎの ちひろ) / 千(せん) - 柊瑠美
- ハク / ニギハヤミコハクヌシ - 入野自由
- 荻野 明夫(おぎの あきお) - 内藤剛志
- 荻野 悠子(おぎの ゆうこ) - 沢口靖子
- 湯婆婆(ゆばーば)/銭婆(ぜにーば) - 夏木マリ
- 坊(ぼう) / 坊ネズミ - 神木隆之介
- 釜爺(かまじい) - 菅原文太
- 主題歌:木村弓 「いつも何度でも」
- 日本公開日:2001年7月20日
- 上映時間:124分
- 公式サイト:https://www.ghibli.jp/works/chihiro/
映画『千と千尋の神隠し』のあらすじ
神様やお化けたちが疲れた体を癒しにやってくる温泉町に、10歳の少女、千尋が迷い込む。
人間を拒絶するこの町で彼女は自分の名前を奪われ、新たに“千”という名を与えられる。
そして千尋は、巨大な湯屋の下働きとして働くことになる。
映画『千と千尋の神隠し』の予告編
映画『千と千尋の神隠し』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『千と千尋の神隠し』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- 食べ物が美味しそう
- キャラクターが魅力的
- 千尋の成長
食べ物が美味しそう
ジブリ作品全般に言えることなのですが、すごく食べ物が美味しそうで、この作品でも食べ物を食べるシーンがあり目が離せませんでした。
一番注目して欲しいのは、冒頭部分の食堂街でのお父さんとお母さんがご飯を食べている場面です。
店員が誰もいなかったということで、「後でお金を払えば良い」と目の前の食べ物に食らい付いていくので、その食べっぷりが食欲を掻き立ててくれます。
美味しそうな肉を頬張る両親でしたが、これが原因で豚にされてしまうのでかなりショックでした。
キャラクターが魅力的
千と千尋の世界観はすごく変わっていて、昔の日本が舞台のような感じなのですが、出てくるキャラがみんな魅力的で素晴らしいです。
かま爺という手足がたくさんあるお爺さんがいたり、トトロに出てきたまっくろくろすけがいたり、カオナシという謎めいた存在がいたり、ハクという千尋の味方の男の子がいたりとバラエティに富んでいます。
中でも一番好きなのは湯婆婆ですね。
千尋に千というもう一つの名前を与えてくれる張本人なので外せませんね。
千尋の成長
千尋はこの謎めいた世界でハクと出会い、両親を豚の姿から助けるためにここで働くことを決意するのですが、その展開が一番面白いです。
仕事を持たないと動物にされてしまうということを知り、千尋は油屋という場所で働き始めるのですが、そこでの千尋の成長がとても凄まじいです。
カオナシという化け物が油屋を訪れて、それに刺さっている釘のようなものをみんなで引っこ抜いてあげる場面の統一感から目が離せません。
釘を抜いた後、中から沢山の腐敗物が出てくる時の爽快感は最高です。
映画『千と千尋の神隠し』を見終わった感想
この作品は昔なんとなく流し見をしたのですが、内容をあまり把握していなかったので改めて隅から隅まで見て見ました。
するとかなり奥が深い作品だとわかり大好きになりました。
最初、千尋はかなりおどおどとした感じでちょっと頼りないのですが、ハクと出会ってから前向きに生きようと努力していくので、そのへんの成長を見るのがすごく楽しいです。
湯婆婆に「仕事がしたい」と何度も話す時の千尋の真剣な眼差しが忘れられません。
両親を助けたいという気持ちがとても表れていたと思います。
映画『千と千尋の神隠し』で印象に残った名言
私が映画『千と千尋の神隠し』を見て特に印象に残った名言です。
「千尋」のセリフ
「ここで働かせてください」
映画『千と千尋の神隠し』の評価や口コミ
他の方が映画『千と千尋の神隠し』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
千と千尋の神隠し観ました!
面白すぎ!でもちょっと不思議に思うんです。
転校して地域も変わり友達もいない環境で不安な気持ちでいっぱいなのになぜ、両親は千尋のことを相手にせず、トンネルの中に入っていくのでしょうか。
選ばれてトンネルに吸い込まれていたのかも...#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/IaPBcnY5Kf— りきちゃん@専門学生の映画感想垢 (@eiganorikiriki) June 25, 2023
ジブリマラソンで『千と千尋の神隠し』観た!
改めて見ると湯婆婆の経営力に泣ける ちゃんとした人だよ……
あと当たり前にリンさんが良すぎる 良きインストラクターすぎ 褒めるときはちゃんと褒めるし、挨拶ちゃんとしろって新人をしっかり怒れる人って意外といないからね……#ミラナ鑑賞メモ— ミラナ・ラヴィーナ❄️📽映画好きVtuber (@milana_lavina) June 29, 2023
私が一番好きなジブリ映画は千と千尋の神隠しですね。
油屋の描写のゴージャス感と、列車から銭婆のくだりの内省的な雰囲気のコントラストがいいですよね。— キッドSUNシャイン (@antirockinonjap) June 30, 2023
おわりに
私が映画『千と千尋の神隠し』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。