大阪府にお住いの30歳女性(専業主婦:専業主婦)が2022年9月頃に「映画館」で見た映画『NOPE ノープ』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『NOPE ノープ』を見ようと思ったきっかけ
この作品を作ったジョーダン・ピール監督がもともととても好きで、また、前から海外でとても話題になっていたのと、本作のCMや予告編をみて、とても面白そうだと思い、見るに至りました。
ジョーダン・ピール監督の作品はどれも名作で、特に、過去作の「US」という映画や、「ゲットアウト」という作品などは、他にはない目新しい感覚のホラーで、今作もとても期待していました。
ですので、この「NOPE」という作品が日本で、映画館で上映されると知った時は必ず見ようと思っていました。
映画『NOPE ノープ』の内容
田舎の広大な自然の中に暮らす父と息子が、飼っている馬に乗馬をしている際に、空から来る「何か」にその父が殺されるところからストーリーが始まります。
その、父を殺した空にいる「何か」とは一体何者なのか、さまざまな手法や人を使い、息子が必死に追求していくという話です。
ストーリーが進むと父だけでなく、他の人もその何かに殺されていきます。
正体のわからない何かはとても攻撃的で何か規則的に人を殺していることがわかり、息子はついにその正体を掴みます。
作品情報
- ジャンル:SF ホラー サスペンス・ミステリー
- 製作国:アメリカ
- 製作年:2022
- 公開年月日:2022年8月26日
- 上映時間:131分
- 製作会社:Monkeypaw Productions
- 配給:東宝東和
- 公式サイト:https://nope-movie.jp/
映画『NOPE ノープ』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『NOPE ノープ』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- 目が合うと殺される
- 巨大な飛行隊は宇宙人
- 何でも食べる飛行隊
目が合うと殺される
空を舞う「何か」を追求していくその過程がとてもドキドキハラハラし、面白いと感じました。
視聴者を惹きつける一番の見どころではないかと思います。
そして、どうすればその飛行体に殺されてしまうのか、どうすれば殺されないのかなども追求していきますが、結果、「その飛行体と目を合わせなければ殺されない」ということがわかり、さらに、飛行体は地上のものを殺しているという感覚ではなく、食べている、捕食しているということも明らかになっていき、謎がどんどん解明されていくのが面白かったです。
巨大な飛行隊は宇宙人
主人公(男性)には妹がいますが、その妹とも手を組んで飛行体の正体を暴きますが、そのやりとりや、妹のキャラクターなども見どころだと感じます。
寡黙な兄にかわって、天真爛漫な妹がとても可愛く面白く、SFホラー映画という暗くて怖いイメージの映画にユーモアをもたらしてくれるような人物でした。
タッグを組み、謎を解明していく様子は、兄弟愛なども感じ、見ていてどこか2人を応援したくなるような、助かってほしい!という思いが込み上げるような感じでした。
何でも食べる飛行隊
最後の飛行体をみんなで協力し、仕留めるシーンはとても見どころだと思います。
結果的には、主人公の妹が何とか飛行体を罠におびきよせて、飛行体を仕留めることに成功しますが、その瞬間までが、とてもハラハラドキドキで、「いけいけ!」という気持ちが込み上げてきました。
意外にもあっさりやっつけれたという感じもありましたが、結果、相手を仕留めることができて良かった、バッドエンドじゃなくて良かったととても感情移入するくらい見応えのあるラストだったと感じます。
映画『NOPE ノープ』を見終わった感想
結論から言うと、ストーリーはとても簡潔でわかりやすく、賛否両論がある映画だと感じました。
個人的には、内容はわかりやすく単純ではありましたが、どこか目新しく、とても面白いなと感じる作品でした。
ホラーだけれどもSF要素があり、ありえないホラーだけど、どこかありえそうな、映画で斬新だったと感じます。
ジョーダン・ピール監督の作品が好きだと言う人は是非見てほしいと思いました。
私のように奇妙で、ハラハラする内容が好きなは人にはピッタリだと思いました。
映画『NOPE ノープ』で印象に残った名言
私が映画『NOPE ノープ』を見て特に印象に残った名言です。
「OJ」のセリフ
「無理だ(NOPE)」
映画『NOPE ノープ』の評価や口コミ
他の方が映画『NOPE ノープ』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
「NOPE/ノープ」(2022年)
突然謎の巨大飛行物体が牧場の上空に出現。それを見た人間は死ぬ...という筋書きながら、シュールな難解要素とアクションエンタメが共存するとてつもなく変な映画。殺人チンパンジーの恐怖を皮切りに、物凄い量のメタ表現と個性的な展開に圧倒される超絶新感覚スリラー pic.twitter.com/D0F59eiTBu— 30本後に映画史上最高の怪演 (@kyofu_movie) June 1, 2023
おすすめしてもらった映画『NOPE/ノープ』観た。このような作品の鑑賞体験の中で自分のこと思い出してもらったの、なんだか光栄。
ここに感想まとめた↓https://t.co/vWGntyZIBt
おすすめしてくれた人に届いたらいいな…。 pic.twitter.com/gOPVPgMiz0
— 青9HP (@ao9hp) June 17, 2023
『ウォーキング・デッド』『NOPE/ノープ』のスティーヴン・ユァンが『サンダーボルツ』に出演決定。演じる役は不明ですが、映画で大きな役割を果たすだけでなく、今後のMCUにとっても重要なキャラクターとして登場する模様。(via:https://t.co/WKxqYQRQL5) pic.twitter.com/Qhe9jjEVhD
— アメコミ映画情報 (@Amecomieigainfo) February 23, 2023
「NOPE/ノープ」(2022年)
突然謎の巨大飛行物体が牧場の上空に出現。それを見た人間は死ぬ...という筋書きながら、シュールな難解要素とアクションエンタメが共存するとてつもなく変な映画。殺人チンパンジーの恐怖を皮切りに、物凄い量のメタ表現と個性的な展開に圧倒される新感覚スリラー pic.twitter.com/Pi4sfiok66— 30本後に映画史上最高の怪演 (@kyofu_movie) November 3, 2023
・原題:NOPE・制作国:アメリカ・制作年:2022年本作はフルサイズIMAXレーザー作品。本作を映画館で鑑賞する場合、縦18m×横26mの圧倒的迫力のスクリーンに投影されるデュアル4Kレーザー投影システムで、大迫力かつ超高解像度映像で鑑賞できる作品。それに、音響は分散型12chサウンドシステムなので、通常の映画館だと平面的に聴こえがちな音声も360°から聴こえるので、普通の縦横比16:9テレビとテレビ本体のスピーカーからの音声だけで楽しむにはあまりにも勿体ない作品。でも、もし自宅のモニターをDolby Atomosのサウンドバーと接続してる方なら最高品質の極上サウンドを楽しめますし、フルサイズIMAXレーザー映画館には劣るとはいえ、画像は自動圧縮されるので自宅のモニターでも違和感なしで楽しめる作品かと。そんな最先端のデジタル技術を採用した作品が近未来的な建物や雰囲気ではなく、アナログ全開の1960年代を席巻した西部劇の要素をふんだんに取り入れた作品にしたところは最高です。さて本作中身ですが、とかく未確認飛行物体に目を奪われがちになりますが、単に未確認飛行物体と戦ってやっつけて勝利して良かった良かったなんて作品ではないことは明らかですよね。本作にはいろんな生き物が登場します。・人間。・馬。・豚。・チンパンジー。・カエル(鳴き声のみ)。人間の家族とチンパン君とのテレビショーの撮影では、チンパン君が狂気の大暴れで死者の出る大惨事。暴れん坊チンパン君による惨劇を命からがら生き延びた少年リッキー・ジューブ・パクは、大人になってウェスタンパークの「ジュピター・パーク」のオーナーとなり、馬や豚などを頻繁にショーに使っていた。あの未確認飛行物体は「食べる」という根本的な生命活動維持のために犠牲となる動物については許容範囲だが、金儲けのために見世物にされる動物については許せない。惨劇の起こったスタジオで少年リッキー・ジューブ・パクが助かったのは、あのチンパン君の“気持ち”を幼いながらも理解していたからチンパン君にグータッチを求められたのです。しかし、大人になった彼はチンパン君がナゼ見逃してくれたのかを考えようとはせず、動物を見世物とした金儲けに走ってしまったから、大人になった彼のことは見逃してくれなかった。そして、その見世物を見に来ていた観客たちも彼と同罪なので、みんな「食べ」られてしまった。何頭かの馬も犠牲になってましたが、犠牲になった馬は人間(の命令)に従順な馬だけ。「ラッキー」はいつも人間に従順とは限らない馬だから、未確認飛行物体は「ラッキー」を攻撃対象としなかったので、そんな「ラッキー」に乗馬した主人公OJも助かった(ラッキーに乗馬してラッキー)。あの未確認飛行物体はビニールをナン10枚もカットして重ねたようなチープなデキで、未確認飛行物体をやっつけた手段はガスで膨らませた大きなテキサス少年型風船を「食べ」させドッカーン。未確認飛行物体の造形をチープにしたのは、テキサス少年型風船を目立たせるためだったんですね(笑)。「食べる」という根本的な生命活動維持のために動物を扱う人間と、ひたすら金儲けのためにだけ動物を「見世物」として扱う人間との差。未確認飛行物体が食い散らかした人間の持っていた20セントコインが大量に降ってくるのに、紙幣はたった1枚も降ってこないのは、未確認飛行物体からの人間に対する「食べる」という生命活動維持と、生命活動維持のため以外の意味を持つ「金儲け」に対する姿勢を改めよというメッセージ。兄DJと妹エメラルドは生活のため馬を売ったのに、未確認飛行物体に「食べ」られなかったのは「金儲け」のためじゃなく、兄妹の生命活動維持のためだったから。原題の「NOPE」とは「NO」のスラングで、主に家族間や親しい友人らとの会話で用いられる単語。なので、取引先や目上の人に使うことはまずありえない単語で、「NO」のスラング以外に「軽く叱る」との意味もありますので、あの未確認飛行物体からすれば人間に対し「軽く叱った」のかもしれませんね。続きを読む
Amazonの口コミ
ネタバレあります。魅せ方次第でホラーになるんだなぁって思いました。正体がアレだとしたらインデペンデンスデイのようなsfアクションがベターなイメージだったので興味深かったです。ただアレの能力で電子機器を落とす能力があるのに、最後テレビ局が撮影できてるのはどういう事なんだろうな?って思いました。命がけで撮影した兄弟がいたたまれないです。
Amazonの口コミ
分かりやすいストーリーのB級映画。高尚なテーマとか何もないので、暇潰しで見るにはちょうどいいかも。ジュープの子役時代のエピソードは意味不明。このエピソードを盛り込んだ意図が掴めない。ストーリーには全く関係がなく必要ないと思った。
Amazonの口コミ
妹の声がなんか腹立つ
Amazonの口コミ
この作品を購入したのは内容ではなく音でした。ドルビーアトモスで収録されていて天井スピーカーをどのくらい駆使されているかに興味がありました。全編を通して天井スピーカーが使われてるな!というほどではなく、所々天井スピーカーが使われてる感じでした。しかし、天井スピーカーの音の移動が明確に分かるレベルで、映像とのシンクロもしっかりしてる作品でした。天井スピーカーがある環境の方でドルビーアトモスをしっかり体験したい方は買ってみてはいかがでしょうか
Amazonの口コミ
みなさんの映画を見た感想が面白いですね!
おわりに
私が映画『NOPE ノープ』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。
次に見たいと思っている映画は『テリファー 終わらない惨劇』です。
ピエロの格好に扮した殺人鬼の話です。
グロテスク要素がある映画です。