山梨県にお住いの40歳女性(流通・小売系:販売員)が2023年10月頃に読んだ『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。
』のレビューをご紹介します。
本書の概要や内容をわかりやすく要約してまとめておりますので、書籍を読んで学んだことや感想、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ』を購入したきっかけ
まずは単純に著書のタイトルに惹かれました。
帯が見えた瞬間、どんな内容か気になり手に取ったところ、マンガと文章とで構成されていてサクサク読めそうだなと思ったのがきっかけで、市の図書館で貸りて読んだのがはじめになります。
仕事の人間関係で悩んでいた時期だったので、メンタルに関する本を探していましたが、あまり文字数が多いものだと読むのも負担だったので、サクサク読めそうというのは私にとって大事なポイントでした。
実際に読んでみたところ、あまりにも自分にとって響く言葉が多かったため、手元に置いていつでも見返せるように後日、購入しました。
『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ』の概要
この本の著者が人間関係で悩んだとき、友人に相談した際にいわれたのがタイトルにもなっている「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ」だったそうです。
その言葉をきっかけに悩むのをやめた著者が自身の得意なマンガを通して、嫌な気持ちを引きずらないための考え方のコツを紹介する本です。
「相手は変えられない。
でも、自分の考え方は変えられる。
」の言葉どおり生きやすくなるためのアドバイスがたくさん綴られています。
生きづらい人が増えている世の中...気にしやすい性格だったり、人間関係で悩んでいる人にとって必ず一つは「わかるわかる!」と思える一冊です。
基本情報
- 著:Jam
- 監:名越 康文
- ISBN:9784801400535
- 出版社:サンクチュアリ出版
- 判型:4-6
- ページ数:176ページ
- 定価:1250円(本体)
- 発行年月日:2018年07月
- 発売日:2018年07月07日
- 国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDX
『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ』のYouTube(ユーチューブ)
『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。
』についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説してくれている動画がないか調べてみました。
「YouTube図書館」チャンネルが細かく解説してくれているので、本を読む時間がない方はこちらのYouTube(ユーチューブ)動画をおすすめします。
『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ』から学んだことの要約とまとめ
『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。
』から私が学んだポイントは大きく3つの内容です。
私が学んだこと
- 相手は変えられないでも、自分の考え方は変えられる
- 嫌な気持ちを引きずらないための考え方のコツ64選
- 人間関係で悩むときに読むと元気になる
人間関係で悩んでいる方や普段から気にしやすい性格で落ち込むことが多い方におすすめの本です。
嫌な気持ちを引きずらないためのコツが紹介されています。
著者が厳選した64個のパターンが紹介されているので必ず共感できるポイントがあります。
専門家や精神科医が出している本は難しい内容でわかりづらいこともありますが、この本は同じように人間関係で悩んできた著者が書いているのでわかりやすい内容ですし、心が弱っているときに背中を押してくれるようなやさしさを感じる本です。
相手は変えられないでも、自分の考え方は変えられる
ついつい相手に「こうしてほしいのに」とか、「なんでわかってくれないの」と感じてしまうけれど、他人は変えられないものです。
頭ではわかっているはずなのに、いつも悩んでしまう。
ならば、くよくよと悩むよりも自分の考え方を少し変えるだけでこんなにも生きやすくなるのかと感じました。
自分の考え方のクセや弱点を知ることができて、この本を読んだことで自然と自分と向き合う機会にもなりました。
考え方を変えるきっかけは身近にあります。
それが知れてよかったです。
嫌な気持ちを引きずらないための考え方のコツ64選
嫌な気持ちを引きずらないための考え方のコツが記されています。
例えば「人からどう思われているか気になる」や「人からの嫌な言葉に傷つく」、「人の悪口ばかりいってしまう」など、誰もが一度は感じたことがある気持ちに対して、モヤモヤしないための考え方が書かれています。
すべてを実践できなくても、どれか一つでもやってみようと思えれば、明日からまた頑張ろうっていう気持ちになれました。
人間関係で悩むたびにこの本を読みたいと思います。
人間関係で悩むときに読むと元気になる
悩んでいるときはマイナス思考になり自分を責めてしまったり、自信を無くしてしまいがちです。
そんな時に読むことで自分だけじゃないんだ、同じような人がいると思えるだけで少し気が楽になります。
同じように悩んだ経験がある著者の言葉なので共感するポイントが多く、「私も頑張ろう」「こうすればいいのか」と元気になるきっかけをくれる本だと思いました。
人と人の問題は答えは一つではないけれど、この本を読むことによって答え合わせをしているような気分になります。
『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ』の感想
読む前はまさにモヤモヤ、くよくよとしていました。
ところが、読み進めていくうちに「自分だけじゃない」「こうすればよかったんだ」と学び、自分の心の中のモヤモヤやくよくよした気持ちがどんどんと晴れていくのがわかりました。
難しい用語が使われていたり文章ばかりで読むのに疲れてしまう本だったら、最後まで読めていなかったかもしれませんがかわいらしいイラストが特徴のマンガと一緒に読むことで気軽にサクサクと読めて気が付いたら一気に一冊読んでしまいました。
『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ』の評価や口コミ
他の方が『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!
おわりに
考え方は自分次第で変えられるんだなと学びました。
生きていく中でいろいろな人と出会います。
気が合う人ばかりではないからこそ、自分なりに付き合いやすくなるコツを知っていれば、ストレスを溜めることなく生きていけるなと感じました。
わたし自身もそうですが、生きづらいと感じる人が多くなっている今、こういう本がもっともっとたくさんの人に読んでもらえるといいなと思います。
誰かにおすすめの本を聞かれたら一番に紹介したい本になりました。