群馬県にお住いの46歳男性(メーカー系(電気・電子・機械系):エンジニア)が2022年9月頃に読んだ『学びを結果に変えるアウトプット大全』のレビューをご紹介します。
本書の概要や内容をわかりやすく要約してまとめておりますので、書籍を読んで学んだことや感想、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
『学びを結果に変えるアウトプット大全』を購入したきっかけ
会社ではエンジニアとして仕事をしていますが、役職が上がるにつれてなかなか成果が出なくなってしまいました。
この成果が出ない状態をどうにかしたいと思い、本要約チャンネル等を視聴しアウトプット大全がおすすめと書かれていたため、本屋に行き立ち読みをしました。
本は医師の樺沢紫苑士さんが書かれており非常にシンプルかつ成果が出しやすい内容にフォーカスを当てて書かれていたため、即実行できそうだったので購入しました。
『学びを結果に変えるアウトプット大全』の概要
アウトプット大全は勉強をするのは良いが習得するにはインプット(読書)をするだけでなくアウトプットをすることが重要であると説いています。
比率的にはインプットが3割くらいでアウトプットが7割くらいと言っています。
要するに読んだら即行動せよという意味です。
大きい目標を立てて期限を決めて行動し毎日行動の結果を見直すことを推奨しています。
勉強して行動して内容を復習してフィードバックするところまでがセットと説いています。
『学びを結果に変えるアウトプット大全』の基本情報
基本情報
- 出版社:サンクチュアリ出版
- 著者:樺沢紫苑
- 定価:本体1,600円+税
- 発行年月:2018年08月03日
- ページ数:240ページ
- ISBN:978-4-8014-0055-9
- 言語:日本語
- 公式サイト:https://www.sanctuarybooks.jp/book-details/cate00052/book1018.html
『学びを結果に変えるアウトプット大全』の目次
目次
- CHAPTER1 アウトプットの基本法則【RULES】
- CHAPTER2 科学に裏付けられた、伝わる話し方【TALK】
- CHAPTER3 能力を最大限に引き出す書き方【WRITE】
- CHAPTER4 圧倒的に結果を出す人の行動力【DO】
- CHAPTER5 アウトプット力を高める7つのトレーニング法【TRAINING】
『学びを結果に変えるアウトプット大全』のYouTube(ユーチューブ)
『学びを結果に変えるアウトプット大全』についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説してくれている動画がないか調べてみました。
「サラタメ」さんが細かく解説してくれているので、本を読む時間がない方はこちらのYouTube(ユーチューブ)動画をおすすめします。
『学びを結果に変えるアウトプット大全』から学んだことの要約とまとめ
『学びを結果に変えるアウトプット大全』から私が学んだポイントは大きく3つの内容です。
私が学んだこと
- アウトプットしてどう成長するか
- アウトプットの仕方
- アウトプットの習慣化
学んだことについては一つ目はルールで基本法則を知ること、二つ目はトークで人に話すこと、三つめはライトで書くこと、四つ目はドゥーで行動せよということ、五つ目はトレーニングで訓練せよということです。
本作は学びを結果に変えなければ意味がない、読書するだけではただの自己満足としています。
私も読んだ当時は胸が痛くなりましたが、勉強する以上に行動することの重要さがまとめられています。
書くことが大事、行動することが大事、成長ループが大事としています。
アウトプットしてどう成長するか
アウトプットをしてどう成長するかですが、もっとも大事な点は正しい目標を持つことです。
目標がなければ勉強をする内容も定まりませんしベクトルも違ってきます。
なので最初にどう成長するかという点を自分自身で決める必要がある点が重要であるということを学びました。
これは本当に重要で漠然と勉強しようと思っても自分に何が足りない、何が必要だということがわからず勉強してしまうため、正しい意味での目標設定は重要です。
アウトプットの仕方
アウトプットの仕方ですが、効果的なアウトプットの仕方が重要です。
インプットとアウトプットには効果の差があります。
インプット(勉強)については脳内の世界が変わるとされています。
いわゆる知識がついたので考えが変わるということです。
それに対しアウトプット(行動)は現実世界が変わるというものです。
勉強して脳内を変えたら、その後に必ずアウトプットをして現実世界を変える必要があると説いていますが、これは当然ですね。
アウトプットの習慣化
アウトプットの習慣化ですがこれも当然ですが一時の勉強で現実は変わり続けません。
勉強をして行動して現実を変えていくという正しいループを作る必要があるため習慣化をする必要があります。
その習慣化をするためには人に話したり、ノートに書いたり、行動したりすることが必要です。
勉強したり本を読んで終わりではなく現実世界を変えるための行動をするところまでが習慣化のセットになっています。
そこまでしてはじめて効果が出続けます。
『学びを結果に変えるアウトプット大全』の感想
本書を読み終えた後の感想としては自分がいかに勉強だけを読書だけをしていたかを思い知らされました。
本作の樺沢紫苑さんは医師の傍らに様々な趣味を持たれていて残業もしないというのがモットーの様です。
なんでこんなにアクティブに行動できるのか、先天的に頭が良いのではないのかと思いましたが、そうではないようです。
目標を決めて勉強し即行動し結果を復習しフィードバックし結果を出す行動をするということをずっとやっているため作者は優秀なのだと思いました。
『学びを結果に変えるアウトプット大全』の評価や口コミ
他の方が『学びを結果に変えるアウトプット大全』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
学びを結果に変える アウトプット大全
✅挨拶は心理学的に見ても、「交流」の基本となる
✅視覚を使うと、口頭で説明するよりも6倍以上記憶に残る
✅インプットとアウトプットの黄金比は、3対7
✅最近の脳科学研究では、人間の脳はマルチタスクができない、ということが明らかにされている pic.twitter.com/2ujCzRgfKU— けい∣本の学びを毎日発信📚 (@1000satubito) August 27, 2022
『学びを結果に変える アウトプット大全』樺沢紫苑著、読了📚
実体験として、インプットとアウトプットのサイクルを回している時に自己成長しているなぁ、と感じるし、理解が深まり、記憶に定着している🙆
おすすめです😀— まっさん (@massandd) February 25, 2023
「アウトプットのないインプットはただの自己満足でしかない」
『学びを結果に変える アウトプット大全』樺沢紫苑著
(サンクチュアリ出版)インプットとアウトプットの黄金比が3:7と分かっていても、つい成長を求めてインプットに頼っていた。こうガツンと言われると、目が覚める🍀
— クエ🍀 (@kue_ara) December 20, 2022
みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!
おわりに
本作については様々なことに活かせると感じました。
私は大手企業のエンジニアとして活動をしていますが、大手企業ならではの研修の機会があります。
いままではなんとなく研修を聞くだけでしたが本作を読んだら習得までの法則や成果を出す方法が記載されていたため、それを実践し今まで無為に過ごしていた研修を自分の成果につなげるような有意義な学びの場として行動しながら自分に定着させようと決意ができました。
研修をこれでもかと行ってくれる会社に感謝をしています。
次に読みたいと思っている本は『ずるい暗記術』です。
ずるい暗記術は短時間で技術を習得する内容がまとめてあるので読みたいです。