大阪府にお住いの22歳男性(サービス系:営業職)が2022年4月頃に読んだ『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』のレビューをご紹介します。
本書の概要や内容をわかりやすく要約してまとめておりますので、書籍を読んで学んだことや感想、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』を購入したきっかけ
年度が替わり、自分が多くの部下を抱えるポジションに就任することになりました。
初めての経験で、部下たちにどのように接していけばよいのか、自分はこの責任とどのように接していけばいいのかわかりませんでした。
そのため何かしら指南の書を読みたいと思いました。
そこでたまたまYouTubeでこの本を紹介していて、軽くあらすじを聞いて、今の自分にピッタリだと思いました。
また小難しい単語を使わずに誰でもわかるように書いてあったため、スラスラ読めると思ったからです。
『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』の概要
スターバックスやザ・ボディショップといった名だたる企業のCEOを勤め上げた岩田松雄氏がなぜ誰もに認められるリーダーなのかを説いた書籍です。
彼は元々営業成績がずば抜けていたわけでも、経営センスがあったわけでもありませんでした。
彼はどうすれば「ついていきたい」と思われるような人間になれるのかを、自分の行動一つ一つで示していました。
しかしそれは特別難しい方法ではなくて、51の方法と解説で相手を思いやったり言葉や所作を見直したりするだけで実践できるように解説してある書籍です。
『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』の基本情報
基本情報
- 出版社:サンマーク出版
- 著者:岩田松雄
- 定価:本体1,400円+税
- 発行年月:2012年10月10日
- ページ数:254ページ
- ISBN:978-4-7631-3250-5
- 言語:日本語
- 公式サイト:https://www.sunmark.co.jp/detail.php?csid=3250-5
『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』の目次
目次
- 第1章 リーダーは、かっこいいとは限らない
- 第2章 リーダーは、饒舌でなくてもかまわない
- 第3章 リーダーは、部下と飲みに行かない
- 第4章 リーダーは、人のすることは信じてはいけない
- 第5章 リーダーは、立ち止まらなければいけない
- 第6章 リーダーは、多読家である必要はない
- 第7章 リーダーは、弱くてもかまわない
『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』のYouTube(ユーチューブ)
『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説してくれている動画がないか調べてみました。
「中田敦彦」さんが細かく解説してくれているので、本を読む時間がない方はこちらのYouTube(ユーチューブ)動画をおすすめします。
『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』から学んだことの要約とまとめ
『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』から私が学んだポイントは大きく3つの内容です。
私が学んだこと
- 特別な才能がなくても、考え方と手法を学べば誰でも頼られるリーダーになれるということ
- 現場を自分の目で見て判断することの大切さ
- できない部下やメンバーにこそ気を配ることが大切であるということ
これから人をまとめるポジションを担おうとしている人にオススメの本です。
学生の時と違って、社会人の世界では自分の感覚や経験だけでリーダーが務まるほど簡単ではありません。
リーダーは華々しく見えますが、その分責任も増しています。
かといってリーダーは手法やマインドを学べば誰でもできるポジションです。
特別な才能が無くても、自分の考え方や行動を少し変えること、そしてリーダーがするべき役割とは何なのか改めて考えさせられる一冊になっています。
特別な才能がなくても、考え方と手法を学べば誰でも頼られるリーダーになれるということ
岩田氏はリーダーになるにあたって、リーダーに特別な才能はいらないと述べている。
リーダーだから飲み会をたくさん開いた方が良いとかたくさん本を読んでいた方がいいとか、そういう目に見える行動ばかりでは頼られるリーダーにはなれないと思いました。
考え方やマインド、志をしっかりと持ち、それと共に行動一つ一つに気を遣うことが大切なのだと思います。
人に気を遣うという基本的なことですが、難しいことにリーダーの本質が詰まっているような気がしました。
現場を自分の目で見て判断することの大切さ
岩田氏がスターバックスでCEOを務めていた時、彼は時間があれば実際の店舗に行き社員やアルバイト関係なく話しかけていたそうです。
CEOである自分には届いてこない生の働いている声を聴き、それを経営者として上部まで自分の目で確かめ自分で手に入れた情報を持って行っていたそうです。
そのエピソードを読んで、実際自分も部下の結果だけでアドバイスをしてしまうことがあったので、もっと彼らがどのように働いているのかを見てからアドバイスをしたらもっとよい指導ができると思いました。
できない部下やメンバーにこそ気を配ることが大切であるということ
岩田氏は大勢の部下を抱えた際に、ただ成績がいい部下やメンバーが働きやすい環境を作るのではなく、まずは仕事ができない部下やメンバーの声を聴き、それを現場に反映させていたそうです。
実際そういったメンバーの方が多いし、そういったメンバーに頼られることはとてもリーダーとして大切な事だと本編に書かれていました。
ただできるメンバーにいい顔をするのではなく、チーム全体を見る俯瞰的視点を持ってリーダーを務めることの大切さを学びました。
『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』の感想
もう一度今のポジションにどのような姿勢で臨もうか考え直そうと思いました。
ただ闇雲にメンバーを率いるのではなくて、自分の発言や行動がメンバー一人ひとりにどのように届くのか考えなければいけないと思いました。
またその反面、リーダーというものに少し恐怖感を抱いていましたが、いざ自分よりも圧倒的に責任を負わなければいけない岩田氏のエピソードを読んで、彼の責任に比べたら自分の責任なんてちっぽけなものなんだなと、少し気が楽になった気がします。
『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』の評価や口コミ
他の方が『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
今年9冊目#ついていきたいと思われるリーダーになる51の考え方#岩田松雄#サンマーク文庫
タイトルを見て読みたいって思って数年前に購入してそのままになってた本。もっと早く読んでいれば良かった。凄く参考になった。人間力を身に付けよう。今からでも遅くないはず。#心を鍛える pic.twitter.com/m4AlKdNQmX
— 誠 (@kotasa_daddy) March 10, 2023
ついていきたいと思われるリーダーになる51の考え方
岩田松雄弱さを見せる強さだったり、相手を思いやるやさしさだったり。
リーダー=カリスマ性みたいなイメージをもっていたけど、そうでなくてもなれるんだと勇気をもらえる1冊でした。とても読みやすく、リーダーでなくてもおすすめ。#読了 pic.twitter.com/kn4q8EZ1HC
— kii@読書 (@ky_11poe) March 25, 2023
『ついていきたいと思われるリーダーになる51の考え方』岩田松雄
部下との関わり方、モチベートするアプローチ、自分の行動指針となる基盤を見直したいと思い📚#読了
シンプルにまた立ち戻る時に読み返したくなる本になりました😊 pic.twitter.com/665pnZIxZt— ゆう (@fake_i_fur) February 8, 2021
みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!
おわりに
まずはできるメンバーではなくて、成績の悪いメンバーや入りたての部下にもっと丁寧に教えるべきだと思いました。
そういったメンバーに丁寧に接し、自信をつけさせることで少数ではなくて、全体が強く活気あふれたチーム作りができるのではないかと思いました。
また、ただ情報や聞いたことだけで判断するのではなくて、実際に自分の目で現場を見て判断することで、より普段見えない問題点にも気づくことができるのではないかと思いました。
次に読みたいと思っている本は『1秒で答えをつくる力』です。
NSC講師というお笑い芸人にお笑いを教える立場の人はどのようなことを教えているのか気になるからです。
話し方や相手をどう楽しませるのかという方法が身に就けば現場でも役に立つと思います。