大阪府にお住いの49歳男性(流通・小売系:食料品)が2023年1月頃に読んだ『一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方』のレビューをご紹介します。
本書の概要や内容をわかりやすく要約してまとめておりますので、書籍を読んで学んだことや感想、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
『一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方』を購入したきっかけ
学び直しをしたくて、いろいろな本を読み始めましたが若い頃と違って記憶力が衰えているせいか、なかなか内容が頭に入らない、この年齢で新しい勉強は難しいのかなと思っていた時にこの本を読み始めました。
若い頃とは脳の働きが違うので、勉強の仕方によって脳の働きはどんどん良くなっていきます。
むしろいろいろな経験を積んだ40代からの方が脳はより成長していくとのことでした。
これから新たに勉強をしていくにあたってとても参考になるかと思いこの本を購入しました。
『一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方』の概要
脳の働きや仕組みについて説明された本です。
若い時と比べて記憶力が悪くなったと思っている人も多いかと思いますが、脳の働きが良くなるのは40代から50代にかけてです。
年を重ねてからでも脳は成長していきます。
社会に出てからもう一度勉強したいが、昔と違って記憶量が悪くなってきているので難しいと思っている人や、新しい事を覚えることに躊躇している人にはとても前向きになれるかと思います。
とても分かりやすく解説されているので是非おススメです。
『一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方』の基本情報
基本情報
- 出版社:サンマーク出版
- 著者:加藤俊徳
- 定価:本体1,400円+税
- 発行年月:2022年11月10日
- ページ数:247ページ
- ISBN:978-4-7631-3984-9
- 言語:日本語
- 公式サイト:https://www.sunmark.co.jp/detail.php?csid=3984-9
『一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方』の目次
目次
- 序章 大人には大人のすごい勉強法がある
- 1章 大人脳のすごい取り扱い説明書
- 2章 大人脳にあったすごい記憶力アップ法
- 3章 大人脳をやる気にさせるすごい学び方
- 4章 脳番地の特徴を活かしたすごい勉強法
- 5章 大人の脳力を強化するすごい習慣術
- 巻末付録 年代別 脳の取り扱い説明書
『一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方』のYouTube(ユーチューブ)
『一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方』についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説してくれている動画がないか調べてみました。
「YouTube図書館」さんが細かく解説してくれているので、本を読む時間がない方はこちらのYouTube(ユーチューブ)動画をおすすめします。
『一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方』から学んだことの要約とまとめ
『一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方』から私が学んだポイントは大きく3つの内容です。
私が学んだこと
- 大人になってからでも成長できる
- 勉強のやり方を変える
- アウトプットの重要性
脳には大きく分けて8つの役割があります。
「思考系」「理解系」「記憶系」「感情系」「伝達系」「運動系」「視覚系」「聴覚系」に分かれており、これらを連動することによって記憶する力がついてきます。
若い頃は見たものを記憶するという脳の働きが、18歳を過ぎたころから少しずつ衰えてきますが、その代わり関心を持ち自分なりに理解をしたり、自分の経験と照らし合わせて理解していくと脳はより成長していきます。
どのように脳の働きを連動させていくと効果があるのかが丁寧に解説されています。
大人になってからでも成長できる
40代後半になり新たに勉強しようといろいろな本を読み始めましたが、「若い頃と比べて記憶力が悪くなっている」という事がどうしても頭の中にありました。
しかし、この本を読むと、記憶力が衰えるのは18歳を過ぎてからですが、脳の働きが良くなるのは40代から50代と書かれています。
今の年齢にあった勉強の仕方によって理解力が深まると書かれていますので、新しい事を勉強するにあたって前向きになり自信を持つことができました。
勉強のやり方を変える
若い時のように暗記重視の勉強ではダメで、興味を持ち、理解をしていくことによって脳に記憶をする、自分の経験と重ねたうえで内容を理解するというような学生時代とは違い、年を重ねてきたからこそできる勉強の仕方が重要です。
脳にはいくつかの役割があり、これらを連携させることによって記憶力アップにつながるそうです。
日々の生活の中で意識や習慣を変えることがとても大切で、インパクトがある出来事だったり、ある事柄を繰り返し、繰り返し反復していくことによって脳が刺激され長い期間、記憶に残るそうです。
勉強の仕方によっては若い頃よりも効果的に理解ができるそうです。
アウトプットの重要性
脳に入れた情報を表に出すことで、理解力が高まるそうです。
記憶した情報は時間とともに薄れていくので、短いスパンで復習しアウトプットを意識した情報収取がよいそうです。
人に説明をしたり、ノートに書いたりブログやTwitterに書くことも効果があるそうです。
脳の仕組みを知ることで勉強の仕方を変えていく。
脳を刺激することで理解が深まり記憶されていく。
とても分かりやすい説明で、学生時代とは同じ勉強の仕方ではダメなのだなと思いました。
『一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方』の感想
全体を通してとても分かりやすい内容でした。
若い頃の勉強は教科書に書いてあることを記憶するという勉強の仕方でした。
社会に出ていろいろな経験を積むことによって考え方が変わってきます。
気になったことを自分なりに調べたり、経験をもとに自分なりに解釈したりという形で理解していくようになったのですが、この本を読むと脳の働きが年齢とともに変わっていくのだなと理解しました。
いろいろな場面を例に挙げて丁寧に解説されているのでとても読みやすい本でした。
『一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方』の評価や口コミ
他の方が『一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
「一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方」読んだ。だって頭が良くなりたいから…。
30代とか以前に社会人になった頃から頭にモヤがかかったように感じて思考にキレがなくなったと思ってたんだけど、それは自分が脳を上手く使ってあげれてないかららしい。
脳を上手く使ってあげると50代でも60代 pic.twitter.com/41srhU22Sa— うょリ (@uhccoyr) February 19, 2023
一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方#読了
その日のうちに復習する事に関連して、1日の終わりに振り返りさっさと寝るが、やれたりやれなかったり。覚えが悪いのは年齢のせいではなく、やり方が違うから。結局年齢は関係なく、どの人にも当てはまる勉強法。ガンバロ。#シェカラの読書記録 pic.twitter.com/zfbr9reCZF— シェ.カラ (@cheri__calin) March 5, 2023
一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方 加藤俊徳 #読了
大人には大人の脳の使い方がある。
きちんと脳を働かせれば60代以降も脳は成長するなんて、勇気が出た。
勉強は復習必須だな。
思考、理解、記憶に落とし込むことを意識して、学びを楽しもう。— yukiki (@yukiki23660293) May 11, 2023
みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!
おわりに
最近本を読む機会が増え、学びなおしという事を意識するようになりました。
若い頃と比べて記憶力の低下というところを気にしていたのですが、この本を読むと脳の働きが年齢によって違う。
「40代を過ぎてからの方が脳は成長していく」と書かれていたことがとても地震になりました。
ただ、脳の性質として楽をすると働かなくなっていくそうなので、日々勉強をしていくことが大事になるようです。
新たな事を学びたい人には励みになる本だと思います。
次に読みたいと思っている本は『一気にわかる 池上彰の世界情勢2023』です。
2022年を振り返って大きな出来事がありました。
2023年はどのように進んでいくのかが書かれていますので、今の世の中がどうなっているのか参考にしたくて購入しようと感がています。