東京都にお住いの20歳女性(医療福祉関係:ソーシャルワーカー)が2022年11月頃に読んだ『編みもの「英文パターン」ハンドブック』のレビューをご紹介します。
本書の概要や内容をわかりやすく要約してまとめておりますので、書籍を読んで学んだことや感想、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
『編みもの「英文パターン」ハンドブック』を購入したきっかけ
今回紹介する書籍は、趣味として行っている編み物をする際に参考にしようと思って買いました。
英文で編み方が書かれている作品を編んでみたかったのですが、英語があまり得意ではなかったため、その英語が何を指しているのかわからず、一度編み物の英語をしっかりと勉強したいと思ったことがきっかけでした。
ネットで様々な本やサイトを見たのですが、一番詳しく丁寧に書かれているのがこの本だったので、この本の購入を決めました。
『編みもの「英文パターン」ハンドブック』の概要
英文パターンを読み解くために必要な知識が詰まっている本です。
メインは、編み方を指す編み記号ですが、日本のものは、記号で示されることが多い一方で、海外のものは英語が省略されてアルファベットで書かれることが多いです。
それについての解説がたくさん書かれています。
海外のニッターさんはとても素敵な作品を作っている方が多いのですが、そのようなものを編むためには、英文パターンを読み解くための知識が必要になってきます。
その知識を習得し、何度も確認することができるのが本書の特徴です。
『編みもの「英文パターン」ハンドブック』の基本情報
基本情報
- 出版社:東京書籍
- 著者:西村知子
- 定価:本体1,800円+税
- 発行年月:2015年01月10日
- ページ数:152ページ
- ISBN:978-4-487-80897-7
- 言語:日本語
- 公式サイト:https://www.tokyo-shoseki.co.jp/books/80897/
『編みもの「英文パターン」ハンドブック』の目次
目次
- 英文パターンを知ろう!
- こんなものを編んでみよう
- 知っておきたい編み方の基礎
- 英文パターンで戸惑いがちなこと
- サンプル英文パターン
- 針の号数・糸の太さ・インチと?の対照表
- 英語の編み方略語・用語集
『編みもの「英文パターン」ハンドブック』のYouTube(ユーチューブ)
『編みもの「英文パターン」ハンドブック』についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説してくれている動画がないか調べてみました。
残念ながら本書を紹介しているYouTubeチャンネルはなかったため、本ブログにて要点をまとめてお伝えできればと思います。
『編みもの「英文パターン」ハンドブック』から学んだことの要約とまとめ
『編みもの「英文パターン」ハンドブック』から私が学んだポイントは大きく3つの内容です。
私が学んだこと
- 英文パターンの読み方
- 外国と日本の編み物の違い
- 針の号数の違い
英文パターンを解読して、海外の作家さんが作られた作品を編みたい方におすすめの書籍です。
記号の解読の仕方や、日本にはない技法など、さまざまな情報が詰まっており、たくさんのことを学ぶことができます。
また、針の号数などについても記載があるため、この本が一冊あれば、英文パターンを編むときに困ることはありません。
見本のパターンも複数掲載されているので、英文パターンを始めたばかりで練習したい人にもぴったりな一冊となっております。
英文パターンの読み方
外国と日本では、編み物の技法も少し異なっていることがわかりました。
日本の編み物は、一つの技法に付き一つのやり方があることが多いのですが、海外の編み物は、一つの技法でも複数のやり方があることが多いことがわかりました。
ひとつのやり方にこだわらず、複数のやり方を見つけることによって、より表現の幅が広くなり、作品の面白さも幅広くなるのではないかということを学びました。
自分自身もそのような技法を使って作品を生み出したいです。
外国と日本の編み物の違い
海外と日本では編み物に違いがあることを学びました。
まず大きなことは、そもそも編み方の表示が違うということです。日本では、パッと見の一瞬で編み方がわかりやすく、想像がつきやすいような図になっていますが、海外は文章で表示されています。
文章は、ぱっと見では分かりにくく、どのようなものがどのような過程を経て完成するのかということが想像つきにくいのですが、編んでいる途中は、自分がどこにいるのかを見失うことが少なく、編みやすいということがわかりました。
針の号数の違い
編み物の編み針はたくさんありますが、外国と日本で大きさが異なっているということを学びました。
たとえば、同じ1号であったとしても、mmの太さは違うということです。
指定の針で編むときに、日本国内で購入できそうな針を探すために、太さを確認したいことは多々あります。
そのようなときに、この本に掲載されていることを覚えていたり、もう一度確認したりすれば、悩むことなく針を選ぶことができるということを学びました。
『編みもの「英文パターン」ハンドブック』の感想
この本を購入してよかった!と心から思いました。
なぜなら、英文パターンをスラスラと読むことができるようになり、可愛い作品を編めるようになったからです。
以前ならば、インターネットで検索したり、検索しても見つけられなかったりして、大変な思いをしていました。
この本に出会ったおかげで、特に英文パターンのわからないところをすぐに解決することができるようになりました。
とても良い本だと思います。
これからもっとたくさん読みこみ、技術を向上させたいです。
『編みもの「英文パターン」ハンドブック』の評価や口コミ
他の方が『編みもの「英文パターン」ハンドブック』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
ついにRavelry デビュー!記念すべき初めてのパターンに選んだのは、Emily's FAVOURITE SOCKS 。そして『編みもの「英文パターン」ハンドブック』(西村知子 著)が、わからないこと何でも教えてくれる。西村 氏、スゴイ人だ。よーし、あと片方がんばろー。 pic.twitter.com/zlep6sIHOd
— てぇ (@te_sina) January 14, 2021
評判が良かった「編みもの『英文パターン』ハンドブック」購入。数学の教科書とかで馴染みのある東京書籍から出た本で、辞書的に使えるのもいいし、何よりラベ見て編みたかったPaulieの解説載ってたから即買いした! pic.twitter.com/q7bykhpqrP
— acott (@acott_m) January 25, 2015
お尻に火、目の前に人参ぶら下がると派なので、
漸く出合えた靴下の本ともう一冊を解読したくて、
編みもの『英文パターン』ハンドブック を購入した。早く買えばよかった…
参考書としては優秀。英文パターンに興味なくても役に立つと思う。 pic.twitter.com/3OXcHhydpH— きんみずひき (@agrimony_3848) May 5, 2015
みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!
おわりに
編み物の技術向上のために活かすことができそうです。
実際に、この本から学んだことから新しい作品を生み出すことができました。
また、わからなくなってしまったときの参考書にもぴったりです。
何度も確認することで定着します。
その他にも、英文パターンに関する情報がたくさん掲載されているので、他にも海外の編み物をしてみたい!と思ったときにとても良いです。
入門書としてもおすすめで、編み物をしたい人にとってどんな形でも役に立つと思います。
次に読みたいと思っている本は『毛糸だま』です。
編み物の知識をさらに習得したいです。