兵庫県在住の43歳女性(IT・通信系:携帯電話のテクニカルサポート)が2023年9月頃に読んだ『書く瞑想 1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される』のレビューをご紹介します。
本書の概要や内容をわかりやすく要約し、まとめております。
書籍から学び取った知識や感想、評価や口コミについて興味がある方は、参考にしてください。
目次
『書く瞑想 1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される』を購入したきっかけ
日々が過ぎていくのが速く、気づいたら今年も終わりと思うとあっという間ですが、充実感を感じられていないことに気づきました。
日々が矢のように過ぎていく中でも、年ごとにできるだけ充実した日々を過ごしたいと考えていました。
そんな中、本屋さんで見かけたこの本の「紙に書くと頭と心が整理される」というキャッチコピーに魅かれて購入しました。
書くというシンプルなことで、どんな変化を得られるのかという期待もありました。
『書く瞑想 1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される』の概要
毎日の仕事と帰宅を繰り返す生活では、1日にできることが多くないと感じてしまうかもしれません。
しかし、良い習慣を作り、積み重ねることで可能性が広がることに気づくでしょう。
書くことにより、日々の生活が整理され、気づかぬうちに行っていた悪習慣が明らかになります。
悪習慣を整理し、良い習慣をサイクル化して定着させることで、1日の中でできることが増えるということを学べます。
基本情報
- 著者:古川武士
- 朗読者:柳よしひこ
- JP-eコード:90357800000000265670
- 制作・配信元:オトバンク
- コンテンツ公開日:2022年11月05日
- 公式サイト:https://audiobook.jp/product/265670
『書く瞑想 1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される』のYouTube(ユーチューブ)
『書く瞑想 1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される』について、YouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説している動画を探してみました。
「本要約チャンネル【毎日19時更新】」というチャンネルが詳しく解説しています。
本を読む時間がない方には、このYouTube(ユーチューブ)動画をおすすめいたします。
『書く瞑想 1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される』から学んだことの要約とまとめ
『書く瞑想 1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される』から私が学び取ったポイントは大きく3つあります。
私が学んだこと
- 書くことによる頭の整理と心の安定。
- 日々のタスクの優先順位付けと効率化。
- 新情報ばかりに追いつかないという混乱からの脱出。
日々の出来事を書き出すことで、瞑想のような効果を得ることが学べました。
書いたものを時が経ってから振り返ると、意外に心に余裕があり、過去の自分に励まされることもあります。
書くだけで、頭が整理されるという点に驚きました。
日々忙しく、絶えず新しい情報を求めていた私ですが、日々の出来事を書きとめて振り返ることで満足感を得られ、適切な行動の手がかりも見つけられました。
まさに瞑想のように心が落ち着き、充実感を味わうことができました。
書くことによる頭の整理と心の安定
書く方法としては、特に形式はありません。
自由に、思うままに書き出すというスタイルを取りました。
何も思わずに自由に書き出すだけで、驚くほど心が安定しました。
自分と対話するようなスタイルも試し、その結果、多くの発見を得ることができました。
書くことで過去の出来事を思い出し、それが人々との交流や瞬時の判断にも役立つようになりました。
日々のタスクの優先順位付けと効率化
思いつくことを自由に書き出した後、必要なものとそうでないものを分ける作業に移ります。
日常生活において不必要なことが何であるかが見えてきました。
不必要なものを削減すると、日々の作業効率が向上しました。
大半の時間を通勤や仕事に取られ、スキルアップや勉強などができないと感じていましたが、日々の努力が少しずつ成果に繋がることが学べました。
新情報ばかりに追いつかないという混乱からの脱出
これまで、過去を振り返ることはほとんどなく、常に新しい情報を追いかける生活を送っていました。
しかし、記述して振り返ることで手に入る情報が大切であることに気づきました。
何をやってもうまくいかないと感じ、落ち込んだ時に過去に書いたことを読み返し、勇気付けられたことがあります。
新しい情報を追い求め続けると、どれだけ情報を得ても満足感を得ることができないと感じることがありましたが、過去の記録を読み返すことでそのような思いを抑制できることに気づきました。
『書く瞑想 1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される』の感想
思いつくままに書き出した内容を取捨選択し、良い習慣に繋げる手法について述べられている本です。
タイトル通り、瞑想のような効果を感じました。
日々が忙しく、同じような毎日が続き、退屈だと感じていたのですが、内容を書き出し、その結果を月に1回レビューして分析することで、大きく変わりました。
日々が充実していないという思いが和らぎ、毎日何かを達成できていると感じられるようになりました。
『書く瞑想 1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される』の評価や口コミ
他の方が『書く瞑想 1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
古川武士『書く瞑想ー1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される』読了。ジャーナリングで日々の自分、月単位の自分、長期的な自分を見つめ直すメソッド。どう実践するかが最大のポイント。実際に取り入れるには、それなりの根気が必要な内容だと感じた。書く瞑想から試してみる。22 #readinglog2023
— チャップマンⅢ世 (@chapman3rd) May 2, 2023
本の中にあった放電、充電ログを毎日の中に取り入れて2週間が経ちました。毎日だらだらと過ごしていて、なんとなくつまらない、なんとなく不運だと思っていたことに整理ができて、すっきりとした気持ちになれましたし、これからどうすれば放電を減らせるのか考えるきっかけも得られました。この本を読めてよかったと思います。
Amazonの口コミ
モーニングページを書いてそこから色々自己実現に繋げようという内容で、その具体的なやり方が書かれています。主に資料を纏めるようにして自分に必要な項目を洗いだし、叩いていくというコンサルの作者らしい内容になっています。書くことで得られる科学的根拠などが書いてるのかなと思って購入したので残念でした。
Amazonの口コミ
この本のを知人に勧められて早速実践。グッと堪えて溜まって凝っていた感情を吐き出せて、向き合う機会を作れています。初めて1ヶ月ほどほぼ毎日やっていて、感情の波も穏やかになったように感じます。
Amazonの口コミ
書く瞑想という切り口で、日々の感情をログ形式で書きながら、振り返って客観的な自己認知を深めるというのは、とても良いアプローチ。よくある自己啓発本に、1週間で劇的に改善などがあるが、本書はある程度長期的な期間が必要としっかり書いている点も、好感が持てる。
Amazonの口コミ
人に話すことも悩みの解消法ですが、本書で示されているように「1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される」のは実感しています。アウトプットするという行為は思考と感情の発露であり、どのようにすると効果的かは様々な手法がありますが、筆者の提唱する方法も有用でしょう。61pの「感情ジャーナルの3つの役割」が具体的な心の動きを示してくれました。確かに、「書くと段階的に自分が良くなっていく」のはその通りですね。心の平穏を維持させるためにも書くという行為は大切です。書くことが習慣づくようになり、気がつくとまるで日記代わりに書くことが日課になります。この習慣化が大切ですね。これまで仕事で様々な文章を作成し、企画・立案してきました。書くという習慣化によって、昔よりいろいろな文章がすぐに頭に浮かんでくるようになりました。訓練というのは恐ろしいもので、毎日書くことで、知らず知らずのうちに仕事のトレーニングにもなっているようです。「継続は力なり」というのは受験勉強の基本精神ですが、書くことも同様です。ある課題があるとして、それの解決方法を、頭の中でいろいろな考えを思い巡らせても、なかなか整理がつきません。そんな時、文章化し、推敲を重ねると、考えもまとまり、人に説明する時にとても論理的に話ができるようになります。「価値観マップは自由スタイル(145p)」もいいですね。人それぞれの手法で、大切なものを可視化する過程が見えました。自分の思いを言葉にしたり、文章にしたりするのも基本的には感性なのでしょうが、書くという技術の訓練を続けると比較的容易になるようですね。続きを読む
Amazonの口コミ
みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!
おわりに
あれもこれもと多々なことに手を出すのではなく、優先順位を設定し、効率よく事を進める習慣が身につくと考えます。
過去に自身が記した内容を見直し、経験や失敗を再評価することで、同様の状況が再び起きた際の行動指針を設けることが可能となります。
この本に記載されたポイントを元に思考を整理すれば、集中力が向上するでしょう。
一つのことに集中し、それに取り組む能力が身についてきたと感じます。
次に私が読みたい本は『AIのしくみと活用がこれ1冊でしっかりわかる教科書』です。
伊藤園のお茶のCMで全AIタレントが起用されたという報道を見て、AIの進歩は予想以上に速く、想像を超えたことをやり遂げていると実感しました。
どのような種類のAIが存在し、どのような仕組みで何ができるのか、そして限界や問題点は何なのか、これらについてこの本から学ぼうと思います。