岐阜県にお住いの35歳女性(フリーランス:デザイン、撮影業務)が2022年4月頃に読んだ『全力少年ドモラ』のレビューをご紹介します。
本書の概要や内容をわかりやすく要約してまとめておりますので、書籍を読んで学んだことや感想、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
『全力少年ドモラ』を購入したきっかけ
もともと動画クリエイターのグループ皆さんが好きで、そのグループのリーダーの方が本を出されるという事で興味が湧きました。
発売すぐは気になるなー程度だったのですが動画にどんどんのめり込み、だんだんとメンバー結成までの道のりが気になってきて購入に至りました。
このご時世、電子書籍でもいいかなと思うのですが画面を長時間見ていると頭や目が痛くなってしまうので紙の本もたまにはいいかなと思ったのも購入のきっかけです。
『全力少年ドモラ』の概要
少しフィクションも織り交ぜながら制作している自叙伝です。
筆者の誕生からの生い立ち、そしてグループ結成までにどの様な出逢いをしてどんなトラブルを乗り越えてきたのかが書かれています。
起承転結がしっかりしており、笑える所も多々あってスラスラ読めました!
筆者の方らしさがふんだんに感じられ、ありのまま、面白い部分を抜粋しながらストーリーが進んでいくのも、強さの裏側にこんなことが起きていたのか、と感じることが沢山ありました。
私の中では誇張ではなく、人生観を考えさえられる一冊となりました。
『全力少年ドモラ』の基本情報
基本情報
- 出版社:KADOKAWA
- 著者:シルクロード
- 定価:本体1,300円+税
- 発行年月:2021年7月7日
- ページ数:240ページ
- ISBN:9784046052094
- 言語:日本語
- 公式サイト:https://www.kadokawa.co.jp/product/322101000064/
『全力少年ドモラ』の目次
目次
- エピソード0 シルクロード誕生!
- 第1章 野生児三人組のツリーハウス〈小学校編〉
- 第2章 廊下でランランルー!〈中学校編〉
- 第3章 バケモンになりたい〈高校編〉
- 第4章 夢の通過点〈フィッシャーズ編〉
- おわりに
『全力少年ドモラ』のYouTube(ユーチューブ)
いくつか紹介しているYouTubeチャンネルはありましたが、残念ながら内容がおすすめできるものではなくあまり参考にならなそうでした。
そのため、本ブログにて要点をまとめてお伝えできればと思います。
『全力少年ドモラ』から学んだことの要約とまとめ
『全力少年ドモラ』から私が学んだポイントは大きく3つの内容です。
私が学んだこと
- 上に立つ人としての行動の仕方
- 凝り固まっていた価値観がこれじゃなくてもいいんだ!と思った所
- 努力は実を結ぶということ
自叙伝に対して、これまでの私はその人の生きてきた有様を見て何か得るものはあるのかと思っていて、あまり読もうとしていませんでした。
初めて読んでみて思ったのは、自分の凝り固まっていた人生観を「こんな生き方もあるのか!」とほぐしてくれる様な感覚でした。
大人になってどんどん失われて行った感覚がその人の生い立ちを経て自分が過去に置いてきてしまっていた考え方や忘れていた事を思い出すことができ、目に見える様なスキルではありませんが心や脳がいい方向に更新された!と感じました。
上に立つ人としての行動の仕方
本の中盤ほどで「動画クリエイターとして、リーダーとしてやっていく!その為には…」と進路を選択したりどの様な努力をしていったかが綴られている箇所があります。
そのほかの箇所でも仲間の間で起こるトラブルにどう向き合ってどう対処したのかなどが、ただただ業務的な説明文で書かれているわけではなく、面白かったり泣けたりハラハラしながら読めたことがスッと頭に入ってきて良かったです。
この項目に「怒る」が無かったのも好感高かったです!
凝り固まっていた価値観がこれじゃなくてもいいんだ!と思った所
コロナ禍になり、人との接触がほとんどなくなってしまってから、いつのまにか「こうじゃないとダメだ」と思い込んで生きてきた所があり、それがだんだん膨れ上がって自分自身の重石になってしまって生きづらさを感じていました。
この本を読んでから、自分とは違う境遇や価値観に久しぶりに触れたことですごく心が楽になり、考えもとても柔軟にすることが出来る様になりました!
人との会話が余りできない今だからこそ必要な本だと思いました。
努力は実を結ぶということ
動画クリエイターという言葉が世の中に全く周知されていない時からいろんな情報を集め、寝る間も惜しんで様々な動画を出しております。
知られていない時からのコツコツとした努力が今身を結んで現在のトップクリエイターになっているんだと思うと、毎日の小さな積み重ねが1番難しいけど1番身を結ぶと思いました。
自分が楽しく仕事をしていく為にはいろんな情報を集めて冷静に判断していくことの大切さを感じました。
自分もクリエイターとして成長していきたいと思っているのでとて前向きな気持ちになれました。
『全力少年ドモラ』の感想
コロナ禍で人との会話が少なくなっている時に出会えて良かった本です!
自分を否定されることもなく、恐怖感を与える文章もなく、逆にその人の生きてきた経験から学べることが沢山あり、物語に引き込まれながらも勉強にもなる一冊でした。
勉強するための本、というより心に寄り添う本、という感じです。
面白く端的に色んな事が書いてあったり、書体を変えて表現してあったりと工夫もたくさんで楽しくスッと物語に入って読み切る事が出来ました。
『全力少年ドモラ』の評価や口コミ
他の方が『全力少年ドモラ』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
読みすぎてボロボロになっちゃった😭全力少年ドモラ。毎日読んでる。 pic.twitter.com/sdBWYDbglK
— ウオタミ (@XJyl2IJ6gSIL79p) October 29, 2022
全力少年ドモラ今回の動画クリエイター展に売ってて気になってたから買ってみてその日に読み終わりました。
この本、泣いたんだけどわいだけ?
おシルクお兄さん、めっちゃ笑ったし泣いたよ(笑) pic.twitter.com/VElOakRVmz
— れと (@masai_silk___) October 9, 2022
Fischer'sのシルクロードさんの著書『全力少年ドモラ』を読了。YouTubeで個人チャンネルを作られてから俄然興味を持ち始めたシルクロードさんということで購入したけど、いかにFischer'sが出来てきたのかとか、動画で感じる温かさや優しさが納得出来る内容。文章から人柄が伝わってくるのが素敵。 pic.twitter.com/iHnm3ZmuOz
— 福本岳史 (@fukupon0818) October 1, 2022
みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!
おわりに
参考書などではないのでここで活かせます!という感じではないのですが、これからの生き方に影響してくれる一冊でした。
自分が年齢的にも上に立つ立場となってきている今、どんな思いが人を動かすのか、その為にはまず自分は何をしていけばいいのか。
それの答えがこの本で決定づけられているわけではないけど、こんな考え方の人として人と接していきたいなと思う事が沢山書いてありました。
この気持ちをたまに思い出す為にも紙の本で買ってよかったと思いました。
次に読みたいと思っている本は『なるほどデザイン』です。
感想を記載していた自叙伝とは全然違う方向性なのですが、クリエイターとしての基礎をもっと学びたいと思い購入しようと思いました。
今回記入した全力少年ドモラをきっかけに、毎月紙の本でデザインに関する本を買う様にしています。
もちろんしっかり目を通し、実際にとても役にたっています。
こちらのなるほどデザインも今後のデザインを更に色んな考え方が広げられる様に、新しい感覚に出会って学べるのを楽しみにしております。