愛知県にお住いの36歳女性(サービス系:動物看護士)が2022年7月頃に読んだ『死なないように稼ぐ』のレビューをご紹介します。
本書の概要や内容をわかりやすく要約してまとめておりますので、書籍を読んで学んだことや感想、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
『死なないように稼ぐ』を購入したきっかけ
堀江さんの本なら何でもいいやと思い、とりあえずサクッと読めそうな一番薄そうな本をという気持ちで今回の本を選びました。
もともと堀江貴文さんにあまりいい印象を持っていませんでした。
しかしコロナになってから、副業やビジネス系の本を読むようになり、インスタやユーチューブで頻繁に堀江さんの本を紹介されているの目が気になり、私の個人的な感情で読まないのは勿体ないと感じ、読んでみようと思ったのがキッカケです。
『死なないように稼ぐ』の概要
ビジネスの本になります。
堀江さんと言えば、私にとっては批判の人のイメージが強いです。
そんな中、「えっ。そんなの絶対に成功しないでしょ」というビジネスであっても、本書の中では否定していません。
むしろ、「他の人が考えつかないもので面白そう」と堀江さんワクワクしながら取り組んでいる姿に、読み終わった後になぜか自分のモチベーションが高まる本でした。
日本の単価の低さや、働く人の負担を減らすこと、これからの日本の人材不足はどんどん加速していくのは目に見えているなどの、社会情勢を交えながら説明されています。
ただ好きなことをやるのではなく、社会貢献を意識して働くことの大切さが理解できます。
『死なないように稼ぐ』の基本情報
基本情報
- 出版社:ポプラ新書
- 著者:堀江貴文
- 定価:本体860円+税
- 発行年月:2021年3月
- ページ数:202ページ
- ISBN:9784591169742
- 言語:日本語
- 公式サイト:https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8201205.html
『死なないように稼ぐ』の目次
目次
- 仮説と戦略 地方のパン屋をプロデュースする理由
- 変化できる者だけが生き残る
- 「WAGYUMAFIA」のSNS戦略
- 「世界観」と「体験」で稼ごう
- 起業がうまくいかない人へ
- コミュケーション能力が高い人が稼げる時代
- まず生きて、自分の人生を楽しもう
- ビジョンなんていらない
- 単価を高くして「価値」を認知させる
- コロナショックで困っている飲食店の方々へ
『死なないように稼ぐ』のYouTube(ユーチューブ)
『死なないように稼ぐ』のYouTube(ユーチューブ)がないか、探してみました。
残念ながら本書を紹介しているYouTubeチャンネルはなかったため、本ブログにて要点をまとめてお伝えできればと思います。
『死なないように稼ぐ』から学んだことの要約とまとめ
『死なないように稼ぐ』から私が学んだポイントは大きく3つの内容です。
私が学んだこと
- どんな時代でもビジネスで成功するための考え方が得られる
- すぐに動ける自分であることが成功に近づける一つのこと
- 働き方よりも生き方から見ていくと違う発見がある
ビジネスに挑戦したい人の背中を押してくれる本です。
打席数を増やさないと、ヒット数も伸びない。ピカソが有名になれたのは、秋元康さんが成功したのは、世に沢山の作品を作ったからという一文が印象に残っています。
何かを始めるのも、何かを学びたいのも、とにかくまず見切り発車することの大事さ、一日でも若い時に挑戦することの重要さも書かれていたのが、実体験を交えている感じで、素直に納得できました。
具体的なビジネスの成功例も書かれています。
堀江貴文さんのすべての行動に成功の秘訣を感じられると思います。
どんな時代でもビジネスで成功するための考え方が得られる
一つ目のビジネスの紹介例で、過疎地でおしゃれなパン屋さんをプロデュースした話が最初に出てきます。
パン屋さんといえば、早朝なこと、修行が必要なことなどが、パン業界を知らない人でも思いつくことなのですが、
堀江さんがプロデュースしたパン屋さんはその常識をひっくり返しているのです。
その方法は簡単に言うとパンのタネを冷凍の物を使用するという方法になります。
これにより、早朝勤務の必要性がなくなる事、素人に未経験人材でも始められることが紹介されています。
もちろん、味は試行錯誤されてますし、未経験の人も1か月ほど研修をしてからのスタートになるのですが、その筋の専門家がお店にいなくても、お店というのは成り立つという部分に驚きました。
すぐに動ける自分であることが成功に近づける一つのこと
日本の色んな分野での単価が安すぎる話も出てきます。
そんな中、堀江さんの展開する飲食店では、誰がどう見ても「高すぎるでしょ」という単価の商品が普通にあるそうです。
しかし、その高い食べものを食べるために、お金に余裕のある人や、海外の人がわざわざ来ていると。
「美味しいけどコストがかかりすぎるから、やりたくない」というとある料理人の方の意見に対して、「コストがかかるなら値段を上げればいい」ということも言われています。
このことから、日本人は安すぎることに慣れてしまっている、安くすることが良いサービスだという考えに染まってしまっているのを感じました。
働き方よりも生き方から見ていくと違う発見がある
時間を大切にしている人が伸びるということも学べます。
堀江さん自身は仕事が大好きだったので、飲み会を断ったり、デートする時間も削っていたりしたことが書かれていました。
会社にベッドやシャワールームも設置したり、起きている以外の時間は全て、仕事に費やしており、今もそれは変わらないようです。
一見、自由が無さそうに感じましたが、本当に好きなことをやっていると人間は苦ではなくなるので、とても充実した時間を過ごせているのが感じられました。
自分がそれを実践できるかどうかは、また別の話ですが、一度はここまでのめり込んでみないと、堀江さんほどの成功は到底得られないのも感じました。
『死なないように稼ぐ』の感想
批判と誹謗中傷の違いが書かれています。
どんなに仲の良い人でも批判はすることの重要性をお話しされています。
また、自分自身が誹謗中傷の的になっても、負けないでと話されています。
特に日本人はディスカッションを学ばずに大人になったので、ちょっとした発言の食い違いが言い合ってしまったとか、相手を傷つけてしまっていないかを心配しすぎな面があることを感じます。
相手を恐れずに、主張したり、発言できなければ、自分が苦しくなると思いました。
『死なないように稼ぐ』の評価や口コミ
他の方が『死なないように稼ぐ』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
今更だけど読了。
タイトル通り『死なないように稼ぐ』術がわかりやすく書かれていた。堀江さんの本は、一文が短いから読みやすい。「健康と人間関係は国がくれない」
『おわりに』では堀江さんの優しさが詰まっていた。 pic.twitter.com/tLs4IBuZXH
— かねごん🍨Gelateria KARASU🍨 (@kanegon319) August 28, 2021
今から読書タイムです、笑
ホリエモンの「死なないように稼ぐ」は、飲食店ビジネスの差別化に焦点を当てた感じですね。 pic.twitter.com/hlVoc6UYS1— marketmaker (@marketmaker7) November 20, 2021
【死なないように稼ぐ。】
#堀江貴文 さん初めてホリエモンの本を読んだ時から変わってないんだけど
自分の中にあるホリエモンのイメージより、めちゃくちゃ優しくて、めちゃくちゃかっこいい!毎回思う!
こういう大人って大事だと思う。#読了 #読書 #読書好きさんと繋がりたい #ビジネス書 pic.twitter.com/q7ChAhJZ0s— ぽっぷ (@honnokoto25) December 19, 2021
みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!
おわりに
ただただ、成功の法則が書かれているのではなく、常識にとらわれない事と、やり続けることは一番大事だけど、都度修正も必要ということが特に印象に残りました。
意外だったのは、どこかのコミュニティーに属することが勧められていたことです。
堀江さんは一人で走っている人だと思っていたら、沢山の仲間がいて、その仲間とともに一緒に成長されているんだと思いました。
私は、一人でビジネスをやっていくつもりだったのですが、この本を読んで、「あの人に頼ってみようかな」とか「話だけでも聞かせてもらえないか連絡してみよう」という気持ちが芽生えました。
一人でやるより、誰かとやった方がスピード感も成功する確率も上がるというのをこの本を読んで得たと思います。