熊本県にお住いの43歳女性(サービス系:カメラマン、webライター)が2022年10月頃に読んだ『ここで差がつく!英文ライティングの技術』のレビューをご紹介します。
本書の概要や内容をわかりやすく要約してまとめておりますので、書籍を読んで学んだことや感想、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
『ここで差がつく!英文ライティングの技術』を購入したきっかけ
在宅ワークで英文ライティングの仕事に挑戦してみたいと思ったことが、本書を購入するきっかけになりました。
英文ライティングについては、様々な書籍が販売されていますが、本書はレビューの評価も高く、タイトルにも惹かれたので選びました。
どうしても英文ライティングと言うと「I」からはじまる、判で押したような定型文しか書けなかったので、色々な表現方法を学びたいと思っていた私にとってはぴったりな一冊だと思いました。
『ここで差がつく!英文ライティングの技術』の概要
英文ライティングに関する様々な技術が、分かりやすく簡潔に、また興味深く書かれています。
最初の章では、レッスン形式で「このような場合はこう書き換える」と言った技術を学んで行きます。(例えば I failed → My failure)
次の章では、大学のゼミ形式で先生と学生がお互い議論を交わしながら、英文をリライトして行きます。
まるで自分もその場所に居て、一緒に討論しているかのような臨場感があり、楽しく学べます。
『ここで差がつく!英文ライティングの技術』の基本情報
基本情報
- 出版社:テイエス企画
- 著者:鈴木健士
- 定価:本体1,800円+税
- 発行年月:2018年04月02日
- ページ数:320ページ
- ISBN:978-4-88784-209-0
- 言語:日本語
- 公式サイト:なし
『ここで差がつく!英文ライティングの技術』の目次
目次
- Chapter 1 英語らしい英語を書くテクニック37
- Chapter 2 英文エッセイのリライト・ゼミ
- Chapter 3 ライティングのための文法
- Chapter 4 重要類義語
- Chapter 5 英語表現アドバイスA to Z
『ここで差がつく!英文ライティングの技術』のYouTube(ユーチューブ)
『ここで差がつく!英文ライティングの技術』についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説してくれている動画がないか調べてみました。
いくつか紹介しているYouTubeチャンネルはありましたが、残念ながら内容がおすすめできるものではなくあまり参考にならなそうでした。
そのため、本ブログにて要点をまとめてお伝えできればと思います。
『ここで差がつく!英文ライティングの技術』から学んだことの要約とまとめ
『ここで差がつく!英文ライティングの技術』から私が学んだポイントは大きく3つの内容です。
私が学んだこと
- 英語らしい英文を書くための技術
- 自分一人で考えるのではなく、複数人で意見を交わし、知恵を出し合うことの大切さ
- 基本的な英文法をしっかりと押さえておくことの大切さ
「英語らしい英文を書く」ためのノウハウがまとめられた本です。
英文を「I」ではじめないことによって、より英語らしい自然でこなれた印象の英文が書けるようにレクチャーしてくれます。
また、多くの日本人が苦手としているであろう、前置詞の使い分けについてもイラストを交えながら、分かりやすく説明してくれています。
英語はコミュニケーションの道具であることと同時に、正しい英文を書く為には文法の基礎がとても大切であるということを改めて学べました。
英語らしい英文を書くための技術
「英語らしい英文をとは何か」と言うことを、実践を通して学べました。
受験英語もとても大事だと思いますが、実際の日常やビジネスで用いられる英語とは、やはり少し乖離があるということも事実です。
本書はそんな、学生時代、受験勉強を頑張って来られた方の為にも、新たな英語の世界を教えてくれます。
英語を学ぶことの楽しさを改めて思い出させてくれます。
何事も、自分が好きで楽しみながら、どうすれば上達出来るのか考えながら行うことが大切だと思いました。
自分一人で考えるのではなく、複数人で意見を交わし、知恵を出し合うことの大切さ
第2章で、ゼミ形式でテキストが進められて行くことがとても新鮮で楽しかったです。
何事もそうですが、自分一人で考え込むより、周りの意見も聞いて話し合うことで、自分では思いつかなかった良いアイデアに辿り着くことが出来ます。
改めて、言葉はコミュニケーションの道具なのだ、と言うことを実感しました。
道具を上手く使いこなすには、何といっても実践あるのみだと、本書の第2章を読んで学びました。
また、本書の学生のように、討論出来る先生や友人がいることは幸せなことだと思います。
基本的な英文法をしっかりと押さえておくことの大切さ
学生時代、みっちり鍛えられた英文法。
正直、当時は文法の大切さをあまり理解出来ていなかったような気がします。
でも、例えば前置詞一つ取っても、「a」と「the」では文章自体の意味も変わって来てしまいます。
文法を大事にしながら、でも失敗を恐れることなく、たくさん書いて話して、経験を積み重ねて行くことが、だた一つの語学の上達の秘訣なのだと思いました。
英語学習に近道がありません。
でも、少しずつでも学習を「継続」して行けば、必ず上達出来ると思います。
『ここで差がつく!英文ライティングの技術』の感想
とても分かりやすく、また興味深く読めたので、本書を購入して良かったと思いました。
英文ライティングに関する書籍はたくさん出ていますが、「英語らしい英文を書く」ことに特化した書籍はまだまだ珍しいのではないかと思いました。
内容も多岐に渡って充実しており、コストパフォーマンスも良い一冊だと思いました。
なぜ英語らしい英文を書くことが重要なのか?
私達が書く英文の向こう側には、読んでくれる方がいます。
その方が読みやすい文章を書くこと、つまり相手に対して気遣いこそが大切なコミュニケーションなのだと感じました。
『ここで差がつく!英文ライティングの技術』の評価や口コミ
他の方が『ここで差がつく!英文ライティングの技術』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
ノート一冊分書きまくって本当に自分の書く英語がガラッと変わった 『ここで差がつく!英文ライティングの技術』はすごい本です! pic.twitter.com/WCPQsIEpll
— 川上晃 (@psy4g) April 18, 2021
去年、一通り終わらせた「ここで差がつく!英文ライティングの技術」をもう一度読み返しました。
改めてこの本はいい。チャプター1のレッスン20あたりから、
「なるほど〜…、なるほど!!なるほどね⁉️」
いま読み返して良かった。書きたい気持ちを呼び起こしてくれる一冊です。 pic.twitter.com/HE4aGCdZ5s— ずっとあい@英語がんばる (@ZUTTOAI_Eng) June 23, 2022
なんとか9月中に仕上げることができました。
たくさんExerciseがあって大変でしたが、間違いなくこの本に出会う前より書けるようになったと思います。
そして、最近疎かにしていたライティングに集中して取り組んだ!という喜び。
「ここで差がつく!英文ライティングの技術」
ごちそうさまでした! pic.twitter.com/9ZOOzqCBQ8— ずっとあい@英語がんばる (@ZUTTOAI_Eng) September 30, 2021
みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!
おわりに
在宅ワークにおいて、挑戦したいと思っている英文ライティングに活かすことが出来そうです。
本書を常に手元に置いて、良い英文が書けるように精進したいと思っています。
また、英会話においても「英語らしい会話」をする為に、本書は活かせると思いますので、「書く」だけではなく「話す」技術も高めて行きたいと思っています。
「英語が出来ると世界が広がる」ことを実感します。
今は、パソコン1台で世界と繋がることが出来る時代です。
英語と言う道具と共に、広い世界を楽しみたいと思います。
次に読みたいと思っている本は『コーヒーを楽しむ教科書』です。
美味しいコーヒーは、豆より淹れ方だと思っています。
コーヒーのことを、深く知り、美味しく淹れられるようになりたいです。