長崎県にお住いの33歳の女性(職業:主婦)が2023年9月頃に読んだ『「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える! 伝える力』についてのレビューをご紹介します。
本書の概要や内容をわかりやすく要約してまとめていますので、書籍を読んで学んだことや感想、評価や口コミが気になる方は参考にしてください。
目次
『「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える! 伝える力』の購入理由
テレビ番組でわかりやすい解説で高い評価を得ている池上彰さんの本が、父の持ち物の中にありましたので、私も読んでみることにしました。
伝える力とは、仕事を進めたり、日常生活を送ったりする上で欠かせない存在です。
それは、相手との円滑なコミュニケーションを確立するための基盤ともなります。
日常的なコミュニケーションでは、何気なく相手に情報を伝えていますが、ポイントやコツを掴み、的確に物事を伝えられれば、より良い結果が得られると考え、この本を選びました。
『「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える! 伝える力』の概要
この本は、第一章から第八章まで「伝える」というテーマに特化しており、そのポイントが語られています。
伝える力を培うにはどうすればよいのでしょうか?相手を惹きつけるにはどうすればよいのでしょうか?円滑なコミュニケーションのポイント、ビジネス文書を書く大切さ、文章力を上げるポイント、分かりやすく伝えるための方法。
また、使用してはいけない言葉や表現は何でしょうか。
そして最後に、高品質のインプットの重要性について述べられています。
「伝える力」を私たちがどう磨き上げていけば良いのかが記述されています。
基本情報
- 著者:池上彰
- ISBN:9784569690810
- 出版社:PHP研究所
- 判型:新書
- ページ数:208ページ
- 定価:800円(本体)
- 発行年月日:2007年04月
- 発売日:2007年04月20日
- 国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ
- 公式サイト:https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-69081-0
『「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える! 伝える力』のYouTube(ユーチューブ)
『「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える! 伝える力』についてYouTube(ユーチューブ)で解説している動画があるか調査しました。
しかしながら、本書を詳しく紹介しているYouTubeチャンネルは見つかりませんでした。
そのため、本ブログで要点をまとめてご紹介させていただきます。
『「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える!伝える力』から学んだことの要約とまとめ
『「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える!伝える力』から得られた知識は大きく3つに分類できます。
私が学んだこと
- 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
- 叱るのは一対一、褒めるのはみんなの前で
- 「難しいことも簡単に」を実現する書き方と話し方
この本はビジネスパーソンを対象にされており、「伝える」というテーマについて「話す」「書く」「聞く」の3つの視点から詳しく説明しています。
これらの能力はコミュニケーションの基本であり、コミュニケーション能力は、現代社会でますます重要性を増しています。
会議や打ち合わせ、プレゼンテーション、企画書や報告書の作成、電話での交渉、メールでのやり取りなど、私たちがコミュニケーションを取る機会は増えてきています。
そのため、「伝える力」を理解し、それをスキルアップしていくことが必要です。
「伝える力」について具体的に説明したこの本は、その手助けをしてくれます。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
私たちの多くは、話すことも書くこともプロではありません。
その事実を認識し、自分の限界を理解することが大切です。
その気概を持つことで、伝える力を向上させることができます。
他の人から謙虚に学び、自分がまだ知らないことを認めることが重要です。
この姿勢を持ち続けることで、コミュニケーション能力は確実に向上します。
また、人から教えを乞うことも重要ですが、何でもかんでも人に聞くのではなく、自分で解決できる問題は自分で解決し、わからないことだけを他人に質問することが大切です。
叱るのは一対一、褒めるのはみんなの前で
人を叱る時の原則は、一対一の対話の中で行うことです。
叱る目的はその人の行動を改正することにあります。
そのため、叱られた人が自らのミスを認識することが大切で、そのために他人が見ている前で叱る必要はありません。
一方、人を褒める時はみんなの前で行うことが望ましいです。
褒められた人は嬉しく、自己肯定感も高まります。
それによって、周囲の人々も気持ちが高揚し、自分自身も頑張ろうという意欲が湧いてきます。
「難しいことも簡単に」を実現する書き方と話し方
物事を難しく書くことは容易ですが、それを簡単に書くことは難しいです。
難しい事柄をそのまま難しく説明すると、自分自身がその事柄を完全に理解していないことが浮き彫りになります。
理解が浅いと、なかなか分かりやすく説明することができません。
難しいことを簡単に伝えられるからこそ、真に高い能力を持っていると評価されます。
「簡単なことは簡単に」「難しいことも簡単に」これが伝える力の基本的な原則です。
『「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える!伝える力』の感想
コミュニケーションは、私たちが日常的に行っている当たり前の行為です。
しかし、そのような日常的な行為や、伝える技術の要点を、非常に分かりやすく、体系的に説明する池上彰さんの能力には感銘を受けました。
「伝える力」が主題であるため、理解しやすい言葉で解説されています。
ビジネスパーソンだけではなく、如何に効果的に相手に訴えることができるかについて少しでも悩んだり、考えたりした経験のある人に、喜んでこの本を推奨します。
『「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える! 伝える力』の評価や口コミ
他の方が『「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える! 伝える力』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
残念ながらTwitterやAmazonでは参考になる口コミがみつけられなかったため、本ブログを参考にしてもらえればと思います。
おわりに
私は書くことが好きです。
今回は、書くことのポイントをいくつか紹介しました。
フォーマットの理解や優れた文章の模写などが挙げられます。
また、文章力を向上させるための方法も提案しました。
自分自身の文章は、時々、自己満足に陥ってしまうことがあるのです。
一度書いた文章を一晩寝かせてから見直す、音読するなどの工夫も大切です。
さらに他の人に読んで意見を求めることで、客観的な視点も得られます。
これらのポイントを踏まえ、私自身も文章力の向上に向けて励んでいきたいと考えています。