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【書評】『藁を手に旅に出よう』のレビュー!書籍を読んだ感想は「これからのキャリアの歩き方や働く目標を考えさせられる」

愛知県にお住いの24歳男性(キャリアコンサルタント)が2022年2月頃に読んだ『藁を手に旅に出よう“伝説の人事部長”による「働き方」の教室』のレビューをご紹介します。

本書の概要や内容をわかりやすく要約してまとめておりますので、書籍を読んで学んだことや感想、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。

この本から学べるポイント

  • 「強み」・「スキル」に囚われすぎないこと
  • これからのキャリアの考え方
  • 働くことの意味

『藁を手に旅に出よう』を購入したきっかけ

書店のビジネス書の棚にビジネス書とは思えないようなタイトルとゆるいイラストに興味を持ったことが最初のきっかけです。

目次やあらすじに目を通してみると、「ウサギとカメ」や「北風と太陽」といったイソップ物語を一味違った視点で新しい気づきを与えてくれそうなほんということがわかり、興味を抱きました。

とある企業の人事部長が新しく入社した新入社員の研修でテーマとしているイソップ物語。社会に出るからには心得ておかなければいけない教訓がスカッとするくらい読みやすく書かれています。

候補に挙げていた書籍1:『書斎の鍵』

候補に挙げていた書籍2:『さあ、才能に目覚めよう』

『藁を手に旅に出よう』の概要

これからのキャリアについて漠然とした不安を持っている人に向けた、新しい考え方を教えてくれる本になっています。

本書の中では新入社員向けにキレッキレの人事部長がイソップ物語の寓話をもとに新しい視点を与えてくれます。

ビジネスの現場で「うさぎにレースで挑んだカメは正しかったのか?」など、寓話からの教訓を元にビジネスの現場で応用できる考え方を知ることができます。

全12個の寓話をベースに本書は書かれていますが、一つ一つで研修は完結しているので、読みやすい構成になっています。

『藁を手に旅に出よう』の基本情報

基本情報

『藁を手に旅に出よう』の目次

目次

  • Lesson 1 亀が戦略的にうさぎに勝つ日
  • Lesson 2 裸の王様が生み出す空気に勝てるか?
  • Lesson 3 オオカミ少年に罪はない
  • Lesson 4 桃太郎に大義はあるのか?
  • Lesson 5 北風は相手への憑依が足りない
  • Lesson 6 藁を手に旅に出よう
  • Lesson 7 浦島太郎はなぜ竜宮城に行ったのか?
  • Lesson 8 アリがキリギリスに嫉妬する理由
  • Lesson 9 花咲か爺さんの人生の尺度
  • Lesson 10 大きな蕪を分解する方法
  • Lesson 11 ティファニーちゃんが問いかけるあなたにしか見えない未来
  • Lesson 12 君はレンガの先に何を見るのか?

『藁を手に旅に出よう』のYouTube(ユーチューブ)

『藁を手に旅に出よう』についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説してくれている動画がないか調べてみました。

残念ながら本書を紹介しているYouTubeチャンネルはなかったため、本ブログにて要点をまとめてお伝えできればと思います。

『藁を手に旅に出よう』から学んだことの要約とまとめ

『藁を手に旅に出よう』から私が学んだポイントは大きく3つの内容です。

私が学んだこと

  • 「強み」・「スキル」に囚われすぎないこと
  • これからのキャリアの考え方
  • 働くことの意味

「自分らしく生きる」という言葉が世の中で大きく取り扱われるようになっても、いまだに周囲の人からの評価を気にしながら生きている人はまだまだたくさんいます。

これを脱却するためには自分なりの軸、すなわち自分でこれからの人生を選択していくという強い石が必要です。

寓話には強いメッセージがあるからこそ長く受け継がれてきた歴史がありますが、だからこそ、この寓話の中に「もっとこういった見方があるんじゃないのか?」といった問いを立てることができます。

社会人としての一歩目を踏み出した主人公たちと共にこれからのキャリアについて考える内容になっています。

「強み」・「スキル」に囚われすぎないこと

「営業力」「コミュニケーションスキル」「英語力」など名前をあげればキリがないほどに「〇〇スキル」というものはあります。

私たちは常にこれを追い求めています。そしてこれらのスキルを持っていないと途端にネガティブ志向に陥って「自分には何のスキルもない」状態に陥ってしまいます。

ただ、本当はわらしべ長者のように、他の人でも持っていそうな小さな持ち物(マイクロスキル)でいいということを学びました。

どんな小さなスキルでも身の回りの100人のうちの1人のスキルを3つでも組み合わせれば100万人のうちの一人という希少な人材になれる可能性を秘めているということを本書で学びました。

これからのキャリアの考え方

竹は節目があるからこそしなやかで強くなる。

「キャリア」というものは永続的なものではなく、必ず節目がある。もし仮に今の仕事をやめて、次の仕事までの空白期間があったとしたらとても不安だと思います。

ただ、そんな時にこそ思いっきり脇道に逸れて、自分が抱えている悩みや問いに向き合うことが後のキャリアのためになるということを学びました。

モヤモヤしている課題が休む暇なく、流れてくると全てを短時間で解決してしまおうとすることも多いですが、節目では「節目を謳歌」するくらいの感覚でモヤモヤを楽しむことこそが正解でもあるということを知ることができました。

働くことの意味

本書の中で「レンガ職人」の話がありました。ある人がこのレンガ職人達に「何をしているのか?」という質問を投げかけるシーンです。

職人Aは「レンガを作っている」、職人Bは「壁を作っている」、職人Cは「教会を作っている」。誰は最も高いパフォーマンスを発揮できるかは一目瞭然かと思います。

働くことの意味を探しがちですが、結局のところ、自分自身がどんな目的を持つかによって、仕事のモチベーションやクオリティが変わってくるのだということは実感しました。

『藁を手に旅に出よう』の感想

強いメッセージ性がある寓話を題材にしているからこそ、話の内容はとてもわかりやすく入ってきます。

ただ、その後数行読み進めると、例の人事部長にバッサリと切り捨てられるのですが。。寓話でさえ時代や個々人のこれまで培った価値観によって捉え方が変わってしまう。だからこそそこに新しい視点が眠っているんだなということを感じられる本でした。

凝り固まった価値観をほぐしたり、「自分らしく生きる」とはどういうことなのかという問いについて考えるためのきっかけになる本でした。

『藁を手に旅に出よう』の評価や口コミ

他の方が『藁を手に旅に出よう』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。

みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!

おわりに

これからのキャリア選択や自分の強み、やりたいことは何か?を考える時に役に立つと思います。

普段何となく仕事をして、何となく転職をすることになる。そんな流れ作業に待ったをかけてくれる本です。

レンガを積む仕事であれば、私はその先でどんなことを成し遂げたいのかを、毎日の仕事の中で考える習慣を作っていきたいと思います。

そして寓話からの学びはとても多いと思います。だからこそ本書で学んだことは、周囲の人たちにも伝えて、広めていきたいなと思っています。

次に読みたいと思っている本は『イソップ寓話集』です。

471編もある寓話の中にもっとビジネスに応用できる考え方や気づきなどがあると思ったからです。

読む人によっていろいろな解釈ができることがこの本が魅力だと思いますし、自分なりに寓話の中の教訓を違う視点で考えてみる楽しみもあります。







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