東京都にお住いの31歳女性(公務員:政府の教育分野のアドバイザー)が2023年3月頃に読んだ『新 ガラクタ捨てれば自分が見える』のレビューをご紹介します。
本書の概要や内容をわかりやすく要約してまとめておりますので、書籍を読んで学んだことや感想、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
『新 ガラクタ捨てれば自分が見える』を購入したきっかけ
子供の頃から片付けが得意だったので片付けの良さを誰かに教えてもらう必要性を感じず、断捨離ブームや片付けブームには全然興味がありませんでした。
しかし、汚部屋に住んでいた友人が突然片付けを始め、嫌々働いていた会社を辞め、資格試験の勉強を始めました。
別人のようにイキイキし始めた友人が、そのきっかけになったのはこの本だと言い、「部屋の片付け以上のことが書いてあるから読んでみて。
」とすすめてくれたことが、この書籍を購入しようと思ったきっかけです。
『新 ガラクタ捨てれば自分が見える』の概要
部屋が散らかっている方や片付けが下手な人が、この本を全部読み終える前から、「今すぐに片付けがしたい!」とうずうずしてくるような事がいろいろと書かれている本です。
少し前に片付けブーム、断捨離ブームがありましたが、この本はそのブームが訪れるずっと前から、片付けの重要さを述べていた作者の本です。
片付けはただ部屋を綺麗にすることだけでなく、人生が上手くいくために必要だということを教えてくれます。
ですので、今の生活の中で何もかもが上手くいかないと落ち込んでいる方にもおすすめです。
この本の作者は、「部屋が散らかっていると精神的にもイライラしてよくない。
」「ガラクタがあると運気が悪くなる。
」など、なぜ片付けが重要なのかをその理由を交えて説得力のある解説をしてくれます。
更に、この本を読む事で、部屋だけでなく心の中や人間関係の中にあるガラクタにも気がつく事ができます。
全てのガラクタを捨てる事で運気を上げ、人生を好転させる方法がたくさん詰まった本です。
基本情報
- 著:カレン・キングストン
- 訳:田村 明子
- ISBN:9784094088625
- 出版社:小学館
- 判型:文庫
- ページ数:256ページ
- 定価:638円(本体)
- 発行年月日:2013年10月
- 発売日:2013年10月08日
- 国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VXF
- 公式サイト:http://jpo.tameshiyo.me/9784094088625
『新 ガラクタ捨てれば自分が見える』のYouTube(ユーチューブ)
『新 ガラクタ捨てれば自分が見える』についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説してくれている動画がないか調べてみました。
「お片付け研究室チャンネル」チャンネルが細かく解説してくれているので、本を読む時間がない方はこちらのYouTube(ユーチューブ)動画をおすすめします。
『新 ガラクタ捨てれば自分が見える』から学んだことの要約とまとめ
『新 ガラクタ捨てれば自分が見える』から私が学んだポイントは大きく3つの内容です。
私が学んだこと
- 散らかった部屋は、心の表れ
- ガラクタは運気を下げる
- 物だけでなく、執着心や悪い人間関係も捨ててすっきりすると人生が上手くいく
まず、家にあるガラクタ・古い不要な物は運気を下げるので、処分することが重要です。
それから部屋を整理整頓することで自分の暮らしている空間を浄化(スペース・クリアリング)することで、良い運気を味方につけることができ、人生が好転していきます。
更に、ガラクタは物だけでなく、意味のないプライドや執着心、過去へのこだわりなど自分の心の中にもある事に気が付くことができます。
自分自身を理解するきっかけにもなり、自分の人生で必要な物は何か?不要な物は何か?がわかるようになります。
散らかった部屋は、心の表れ
現在部屋が散らかっている人やガラクタが家中にある人は、頭の中や心の中もぐちゃぐちゃなことが多いです。
部屋の乱れは、自分の内面の表れなのです。
何年も使っていない物を捨てられなかったり、集めることが目的でどんどん物を増やしていけば、どんどん住んでいる部屋の空間は澱んでしまいます。
今、「何をやっても上手くいかない」「人間関係でトラブルを抱えている」など、人生につまづいている場合は、部屋も散らかっていることが多いと言う事を学びました。
ガラクタは運気を下げる
作者は、「ガラクタは運気を下げる」と言っています。
運気を上げるためには、まず、本当に必要な物は何かを考え、ガラクタを捨てる事から始めます。
そして、その後に整理整頓をして、空気を浄化します。
風水を盲目的に信じる必要はありませんが、作者のカレンが述べている事の中で、自分で納得できるものはどんどん取り入れるべきだと思います。
スペース・クリアリングを行う事で、空間だけでなく、精神的にもすっきりする事ができます。
物だけでなく、執着心や悪い人間関係も捨ててすっきりすると人生が上手くいく
作者のカレンは、「ガラクタ」は、物だけでなく、心の中や日常生活の至る所にあると言っています。
例えば、過去の栄光(子供の頃にもらったメダルや、成績表)などにとらわれて、現在にフォーカスして考えることができなくなっている状況から抜け出さなければなりません。
また、職場や学校での人間関係など、自分がストレスになるような物は、無理に繋ぎ止めておかなくてもいいのです。
建前やプライド、しがらみなど、自分にとって「ガラクタ」だと思う物は、思い切って捨てるべきです。
『新 ガラクタ捨てれば自分が見える』の感想
私の部屋はもともときれいに片付いていたので、ガラクタがあるという感覚はありませんでした。
また、人生も順調でほぼ自分の願いは全て叶えてきましたし、周囲の人々にも恵まれ、この本を読む前の人生にも満足していました。
しかし、この本を読んで、部屋は全然散らかっていなくても、家の中には不要な物がたくさんあることに気がつきました。
きちんと整理整頓していてもガラクタがあると運気が下がると思い、本当に必要な物だけを厳選し、それ以外を処分したら、驚くほど気分がすっきりしました。
その後、今までよりももっといい事がたくさん起こるようになり、新しく良い出会いが何度もありました。
この本のおかげで、ただガラクタを捨てて片付けるだけで、これほどの良い変化があるという事がわかって良かったです。
『新 ガラクタ捨てれば自分が見える』の評価や口コミ
他の方が『新 ガラクタ捨てれば自分が見える』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
新 ガラクタ捨てれば自分が見える (小学館文庫)を408円でAmazonから出品しました。http://t.co/hjbrD0GyXE
— 日本ブックコーポレーション (@x4QUaAXwWfKAOrn) April 27, 2015
カレン・キングストン 新ガラクタ捨てれば自分が見える 自分のやりたい事を達成する第一歩として、ガラクタ=溜め込んだモノを手放そう、ということが書かれた本。今まで片付けは何度も中途半端に終わらせてしまったけど、初めてガラクタを捨て切ることができた。人生のガラクタも捨てられた気分。 pic.twitter.com/teU43J64Yk
— みぞれ (@aboutlq) January 7, 2019
[MM購入] 新 ガラクタ捨てれば自分が見える (小学館文庫) http://t.co/P1BZBIN7WR
— しごたのむ (@shigotanom) December 28, 2013
1 これを見たり思い出したりしたら、元気が出る?
2 心からこれが好き?
3 本当に使っている?
この三つの質問にイエスと答えられないなら、その品はあなたの家で何をしているのでしょう?(カレン・キングストン著、田村明子訳『新ガラクタ捨てれば自分が見える』小学館文庫)
— 牟田都子 Satoko Muta (@s_mogura) July 4, 2019
次の商品を購入しました:カレン キングストン 『新 ガラクタ捨てれば自分が見える (小学館文庫)』 via @amazonJP http://t.co/QNpXWo3m7S
— SK (@pokkun) January 14, 2014
文字が大きくまた本も薄いため、あっと言う間に読めます。読んでいる途中から物の整理をしたくなります。「片付けたい」「物を減らしたい」と思っているけれど、なかなか腰が上がらない方にはぴったりの本だと思います。
Amazonの口コミ
片付けているつもりで、捨てずにいたものが多かったことに気付かされました。
Amazonの口コミ
筆子ジャーナルで紹介されていたので購入しました。数回繰り返して読みました。これから断捨離する方のモチベーションアップには有効だと思います。どこから読んでも何となくキーになる言葉を探すことができるので移動中とかに向いてます。
Amazonの口コミ
阪神淡路の震災時に、厭世観に囚われてしまい、部屋を飾りたてるインテリア用品や、雑貨などを捨てまくった。人間の命何が起こるかわからないのに、雑多なものを持ちすぎるのが怖くなったのだ。しかしその後、少しずつ物を持ちだした。東北の震災で再度目が覚めて、徹底的に「持たない人生」であろうと、家中のガラクタを捨てだした。もちろん掃除もそれから続けている。最近モチが下がったのだが、この本を読んで自分の今までの行動が間違いでなかったと再認識。さらにガラクタを捨てて、自分の本質を見極めているところ。どうしても捨てられないのが、過去の栄光系の品物。学年一番の成績表だとか、モデルになった時の写真だとか、学生時代の表彰状だとか。自分が過去に、どれだけの成果を上げたか・・そんな事に囚われている自分がある。そういう「過去の栄光」というガラクタをいつか捨てるために、何度も読み返している。今が幸せなので、過去の栄光にしがみつく必要などまったくないのだ。ガラクタがあった時は、家にある30年物の観葉植物が、なかなか花を咲かせなかったのだが、本を読んでさらにガラクタ捨てに精を出し始めたら、沢山の花をつけ出した。本にあるように、ガラクタ捨てで家の中の気の流れがよくなり、草木もよみがえったのだと思う。オカルトっぽいと思う人もいるかもしれないが、うちの30歳の観葉植物は話しかけると、葉っぱを自ら揺らして返事するので、れっきとした精霊が宿っている・・・と思われる。さて、またこの本を読み返し、自分を見つめようかと思う。続きを読む
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私もこの本を読み、捨てと掃除が一気に進みました。不思議ですね。「これを処分するのは無理だわ~」と長年思っていたものも、ばっさり捨ててしまえました。バーバリーのコート、とかシャネルのバッグとか。あと、いつか大きな物も処分しなければいけない日も来ます。プライドとか自宅、とかね!(笑)二の足をふみそうになったらまたこのキングストンさんの本を読みます。執着がどんどんはがれ落ちていくと、本当にリアルな「自分」自身が見えて来ますね!不思議にパワフルな本に出会いました。これを教えてくれた友人に感謝。ところで人間関係もあっさりこの本で断捨離出来ます。最後のハードルは「自分自身」。生への執着や死の恐怖。ちょっとでもかすったら、またこの本に戻ります。寝室が「禅寺化」しつつあります。(笑)掃除&捨て、ってこんなに楽しかったかな。良い本をありがとう。続きを読む
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みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!
おわりに
この本を読む前は、「これがあったら便利だな。
」とか「これを部屋に飾ったら素敵だろうな。
」というような物をよく購入していました。
しかし、この本を読んでからは、「これは本当に必要かな?」と熟考するようにしたいと思います。
物を増やしたくないので、自動的に出費が減り、貯金も増えると思いますし、本当に好きで必要な物だけがある部屋で過ごすことで、毎日気分よく暮らしていこうと思います。
また、物だけでなく、無理して付き合っていた人間関係も徐々に整理していこうと思います。
次に読みたいと思っている本は『ガラクタ捨てれば未来がひらける』です。
今より更にいい人生を生きるヒント