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書籍のレビュー

【書評】『池上彰の世界から見る平成史』のレビュー|書籍を読んだ感想は「身近な歴史を振り返る」

大阪府にお住いの49歳女性(流通・小売系:食料品の販売)が2024年1月頃に読んだ『池上彰の世界から見る平成史』のレビューをご紹介します。

本書の概要や内容をわかりやすく要約してまとめておりますので、書籍を読んで学んだことや感想、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。

この本から学べるポイント

  • 第二次世界大戦後
  • 東西冷戦終結
  • 災害

『池上彰の世界から見る平成史』を購入したきっかけ

私が中学3年生の時に昭和から平成に変わりました。

それから30年経ち2019年5月に令和に元号が変わりました。

高校を卒業し社会に出ていろいろな経験を積みましたが、この30年の間なにがあったのかもう一度振り返って見ようと思いこの本を購入しました。

若い頃はあまりニュースを見たり、新聞を読んだりしなかったのであまり意識はしていなかったのですが、今の年齢になり、私達が若い頃になにがあったのかを振り返ってみょうと思いました。

『池上彰の世界から見る平成史』の概要

平成が始まる前の世界の状況かは説明されています。

第二次世界大戦後に世界はどのように変わっていったのか。

平成はどのような形でスタートしたのか。

国内の出来事だけでなく、世界で起こっている出来事も説明されているので、平成30年間の動きがとても分かりやすく解説されています。

世界各地で起こった紛争、政治や経済、災害や社会問題になったことを短い文章で書かれているので、平成30年間の流れがとてもわかりやすかったです。

基本情報

  • 著:池上 彰
  • ISBN:9784040821689
  • 出版社:KADOKAWA
  • 判型:新書
  • ページ数:192ページ
  • 定価:820円(本体)
  • 発行年月日:2018年02月
  • 発売日:2018年02月17日
  • 国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
  • 国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ

『池上彰の世界から見る平成史』のYouTube(ユーチューブ)

『池上彰の世界から見る平成史』についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説してくれている動画がないか調べてみました。

「NHK」チャンネルが細かく解説してくれているので、本を読む時間がない方はこちらのYouTube(ユーチューブ)動画をおすすめします。

『池上彰の世界から見る平成史』から学んだことの要約とまとめ

『池上彰の世界から見る平成史』から私が学んだポイントは大きく3つの内容です。

私が学んだこと

  • 第二次世界大戦後
  • 東西冷戦終結
  • 災害

平成30年間を簡単に分かりやすく解説されている本です。

1つ1つが短い文章でまとめられているので、平成30年間の動きが把握しやすいなと感じました。

まずは戦後からの世界の動きや当時の日本の状況などから説明されていているので、平成という時代はどのようにスタートしたのかというところから始まります。

私達の世代だと懐かしく感じますし、若い世代の人達にはこのような歴史があって今に至っているのだなと思えるような本だと思います。

第二次世界大戦後

第二次世界大戦が終わった後の世界は、アメリカとソ連との東西冷戦がすべてのことに関わっているのだなと思いました。

学生時代に勉強した歴史では意識していなかったことてすが、日本がどのようにして戦後復興し、経済大国になっていったのか。

バブルのときは私はまだ小学生で景気がいいというような実感はまったくなかったですが、社会はこのように動いていたのだなと思い、とても勉強になりました。

私が生まれた頃の世界の状況が書かれているので興味深かったです。

東西冷戦終結

平成が始まる頃にベルリンの壁崩壊、東西冷戦終結、ソ連の崩壊、天安門事件など世界的には大きな出来事が続き、平成は波乱の幕開けでスタートしました。

これらのニュースは、学生時代に見ていたものですが、当時は「何のことだろう」と思っていましたが、すべのことが1つに繋がっていたのだと思い興味深い話だなと思いました。

東西冷戦が終わり、平和になっていくのかと思いましたが、東西冷戦が終わったことで各地で紛争があり、湾岸戦争や中東問題に繋がっていく皮肉な結果になりました。

災害

今年の正月、能登半島で大きな地震がありたくさんの方が被災しています。

平成の30年を振り返った時に災害が多かったなという印象です。

阪神大震災、新潟中越地震、東日本大震災、熊本地震などで多くの方が犠牲になりました。

私が住んでいる所は幸い被害に会わなかったですが、ニュースや映像を見ていると、今普通の生活ができていることにありがたみを感じないといけないなと思いましたし、私自身なにができるのかなと改めて考えさせられました。

『池上彰の世界から見る平成史』の感想

私が中学3年生の時に昭和から平成に変わりました。

いろいろなニュースや新聞で取り上げられていた事ばかりで、当時は何のことか理解できていなかった出来事ですが、この本を読むと「こういう事だったのか」と今更ながら理解することができました。

1つ1つが短い文章でまとめられていたので、平成30年間の流れがとても分かりやすく丁寧に書かれていました。

若い頃はあまりニュースをしっかり見ていなかったので、改めて勉強するいい機会だったと思います。

『池上彰の世界から見る平成史』の評価や口コミ

他の方が『池上彰の世界から見る平成史』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。

以前購入していて、令和三年になった今頃読んだのだけど、いつになく簡単な説明で、「平成」時代をざっくり振り返る内容。私のような知識のない凡人には、とてもありがたく、参考になった。平成にあったトピックについて、2ページくらい説明があって、どんどん次に進む構成。又、写真や図表なども沢山載っていて、凡人に優しく、教科書のような印象を受けた。例えば、「ベルリンの壁」「天安門事件」「湾岸戦争」など、平成にあった事を振り返るには好適。私などは、今挙げたトピックについて、そういう事だったのか、と理解したわけで、簡単な説明で十分。むしろ余計な説明のない方が、どんどん読めて良かった。知識のある人は、物足りないか知れない。そういう人は、個別のトピックについて、専門的な本を読めば良い。本書は、私のように無知な凡人のために、易しく書かれた、池上さんらしい解説書であった。
Amazonの口コミ

「なるほど、池上さんだなあ…」という感じの本でした。
Amazonの口コミ

阪神大震災の初動が遅れた原因など、ときおり織り込まれる小ネタが興味深い。政治経済と社会に限定して語られており、文化面はスルーされています。
Amazonの口コミ

前々から歴史年表、「今」と直結する平成のソレとその解説を入手したく思ってきた。遠い過去ではなく、「足元」を知らなくてどうする?との思いからだ。だから、平成が終わろうとする「今」まさに願ってもない本が出たという感じでいる。さすがに池上さんの解説はわかりやすい。「笑っちゃうくらい」と形容したいほどだ。では、それをスグ復唱して他の人に説明できるかというと、たいへん怪しいところだが、手元に置いておけば参照もできるだろうし、くりかえし読んで、備えおくこともできるだろう。書かれている「平成」の項目を見ると、すべて自分の見聞きしてきたことなのである。しかし、分かってはいない。モヤモヤしている。そのモヤモヤを、池上さんは晴らしてくれる。項目ごとの解説はせいぜい2ページ(図版を入れて3ページ)といった簡略なものだが、「東西冷戦終結」を起点とした流れの中での、日本のあり様を解いてくれる。「プラザ合意」や「55年体制」などよく耳にする(つまり、大切な)ことを教えてもくれる。評者にとっては、たいへん有難い本だ。
Amazonの口コミ

池上彰が平成を振り返りながら世界史と日本の政治、経済を分析していく。平成30年間を復習するのに役立つ。色々な事が起きていたんだね。
Amazonの口コミ

みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!

おわりに

今の生活に直接活かしていける事はないのですが、自分の人生を振り返った時の時代背景や社会で起こっていた出来事なども振り返ってみる事も大事なのかなと思いました。

現代史の本をよく読みますが、平成の30年間についてはより身近で、テレビや新聞で目にしていた出来事も多いので興味深く感じました。

日常生活においては何ら変わらないと思いますが、知識や教訓として理解しておかなければいけない内容だったと思います。

いい勉強になりました。

次に読みたいと思っている本は『知の越境法』です。

いろいろな事に目を向け疑問を持つ事







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