東京都にお住いの32歳女性から2021年5月頃に購入されたDJI Pocket 2 Creator Comboアクションカメラを実際に使ってみたレビューをご紹介します。
目次
アクションカメラを欲しいと思ったきっかけ
知人の結婚式に列席する際の撮影用に購入を検討したのですが、コロナ渦の中、延期もあり何とか開催した大切な式でした。
なので、「なるべくいいカメラで記念すべき姿を撮影したい」「思い出を残したい」そう思ったのがきっかけです。
同時に、かねてよりアクションカムにも興味があり、趣味で旅行をすることが多いので、少し奮発して長く使えそうなアクションカムを買おうと決意しました。
決め手は、本体が軽くて操作がシンプル、そして無線でパソコンに接続できるという点でした。
アクションカメラの候補にあがっていたもの
重視していた点は価格、操作性、軽量です。
恐らくアクションカムの最大手のGoProとの比較が一番悩んだ点で、YouTubeのレビュー動画で双方の紹介動画をいくつか視聴をしましたが、それぞれにいい点があり、少し値段を上げてGoProを買うか、軽くて便利そうなDJIを買うかで悩みました。
GoProは付属のアクセサーがオプションである反面、耐久性については申し分なく、DJIはパック購入すればほぼ機能が完結するのですが、耐久性が測れない部分が判明し、悩みました。
DJI Pocket 2 Creator Combo
モザ MPC01ST
GoPro HERO 9
DJI Pocket 2 Creator Comboアクションカメラに決めた理由
GoProは使いこなせるかが分からず、使用用途にはオーバースペックなのではないかと考え、また悪天候などでしようすることは少ないだろうから、耐久性はそこまでなくてもいいのではと思いました。
何より、DJIには3000円程度で故障交換の保証を付けられた点が一番の魅力でした。
DJIは動画の編集の面でも、簡易的なものであればiPhoneで編集可能でしたので、その手軽さに魅力を感じました。
DJI Pocket 2 Creator Comboアクションカメラのスペック
スペック
- サイズ:124.7×38.1×30 mm
- 重量:117 g
- ジンバル:安定化機能 3軸
- 操作可能範囲:パン: -230° ~ +70° チルト: -100° ~ +50° ロール:± 45°
- 機械的可動範囲:パン: -250° ~ +90° チルト: -180° ~ +70° ロール:± 90°
- 最大操作速度:120°/秒
- 角度ぶれ範囲: ±0.005°
- カメラセンサー:1/1.7インチ CMOS
- 有効画素数:64 MP
- レンズ:FOV 93°、F1.8
- 焦点距離:20 mm(35mm判換算)
- ISO感度:静止画:100~6400 (16 MP)、100~3200 (64 MP) 動画: 100~6400
- スローモーション:100~3200
- 電子シャッター速度:8~1/8000 秒
- 最大静止画サイズ:9216×6912 ピクセル
- 静止画モード:シングルショット:16 MP、64 MP / カウントダウン:3、5、7 秒 / パノラマ:3×3、180°
- 動画解像度:4K Ultra HD: 3840×2160 @ 24/25/30/48/50/60fps / 2.7K: 2720×1530 @ 24/25/30/48/50/60fps / FHD: 1920×1080 @ 24/25/30/48/50/60fps
- HDR動画解像度:2.7K: 2720×1530 @ 24/25/30fps / FHD: 1920×1080 @ 24/25/30fps
- 焦点距離:38 mm
- 動画モード:動画 / HDR 動画 / タイムラプス / モーションラプス / ハイパーラプス
- モーションラプス:左から右 / 右から左 / カスタム動作(最大4点)
- スローモーション:1080p/120fps(4倍使用時) / 1080p/240fps(8倍使用時)
- 最大動画ビットレート:100 Mbps
- 対応ファイルフォーマット:FAT32 (≤32 GB)/exFAT (>32 GB)
- 写真フォーマット:JPEG/DNG
- 動画フォーマット:MP4 (MPEG-4 AVC/H.264)
- 対応SDカード:最大256 GB SDHC/SDXC UHS-Iスピードクラス 1 または UHS-I スピードクラス 3のmicroSD
以下のmicroSDカードを推奨:Samsung EVO Plus 32GB UHS-I スピードクラス 1 microSDHC、Samsung Pro 64GB UHS-I スピードクラス 3 microSDXC、Samsung Pro Endurance 64GB UHS-I スピードクラス 1 microSDXC、Samsung Evo Plus 64GB UHS-I スピードクラス 3 microSDXC、SanDisk Extreme 16/32GB UHS-I スピードクラス 3 microSDHC、SanDisk Extreme Plus 128GB V30 A1 UHS-I スピードクラス 3 microSDXC、SanDisk Extreme Pro 64GB V30 A1 UHS-I スピードクラス 3 microSDXC - オーディオ出力:48 KHz、AAC
- バッテリー種類:LiPo
- 容量:875 mAh
- 電力量:6.738 Wh
- 電圧:7.7 V
- 最大充電電圧:8.8 V
- 入力電圧:5 V/2 Aまたは5 V/1 A
- 充電環境温度:5℃ ~ 60℃
- 動作環境温度:0℃ ~ 40℃
- 駆動時間:140分
- 充電時間:73分(5V/2A USBアダプターを使用した場合)
- 公式サイト:https://www.dji.com/jp/pocket-2?site=brandsite&from=nav
私は新品で購入しましたので、価格は64,900円でした。
DJI Pocket 2 Creator Comboアクションカメラを実際に使ってみた
当初の目的であった友人の結婚式の撮影で大いに役立ち、結婚式は何かと談笑や移動が多いシチュエーションですが、とても便利に使うことが出来ました。
旅行にも持っていきましたが、軽くて邪魔にならず、片手で操作できるので使っているiPhone11Proよりも、長時間の撮影が楽に感じました。
結婚式や旅行以外にも日常の何気ないシーンも撮影していて、撮影モードをシネマティックモードにすると友人との食事風景も手軽におしゃれに撮影することができます。
使ってみて気に入っているところ
本体が軽い点が一番で、小さいカバンにも入り、そして邪魔になりません。
その割に、高画質な動画が撮影できる点は本当に気に入っています。
動画だけではなく、タイムラプスやスローモーション、ポートレートの写真も撮影可能です。
また動画をスマホへ移すことが容易で、コンボで購入した際に付属するスティックに付け替えた上、DJIのアプリをしようすれば、BlueToothで簡単に転送できます。
こんな方にはおすすめしたい
- 気軽におしゃれで高画質な動画を撮影したい方
- アクションカムの入門として購入を検討している方
- 年齢が若い方
- お子様の運動会などの用途で検討している方
- 可愛くて小さいカメラが欲しい方
使ってみて気に入らなかったところ
バッテリーの駆動時間が短いように感じる点と、10分程度使用すると若干本体が熱くなる点です。
また編集アプリがiOSやアンドロイドのようなスマホには対応しているようですが、Windowsなどのパソコンに対応していない点も残年です。
動画の容量が重く、テロップ等を入れる手間を考えると、パソコンでも動画の移し替えなどの互換性が保てる編集ができるアプリがあれば、もっと便利だと感じました。
こんな方にはおすすめしない
- 悪天候等、激しいシーンでのご使用を検討されている方
- スマホのスペックが低い方(動画編集が不便です)
- プロフェッショナルな機能をお求めの方
- お年をめしたかた(ボタンがシンプルすぎて逆に難しい)
- パソコンとの互換性を求める方
DJI Pocket 2 Creator Comboアクションカメラ購入後の生活
以前はあまり動画の撮影をする方ではありませんでしたが、DJIを購入してからはどこでも手軽に動画撮影をするようになりました。
また、撮った動画を友人にシェアするために少し編集をするようになったのですが、インドアな趣味が一つ増えたように思います。
見やすく動画を加工することを今までしたことがなかったのですが、一度やってみるとはまってしまいます。
少し大変ですが、思い出を動画で残し、振り返ることもできるので、そういった点で充実したと思っています。