北海道にお住いの30代男性から2019年10月頃に購入されたSONY WH-CH510ヘッドホンを実際に使ってみたレビューをご紹介します。
目次
ヘッドホンを欲しいと思ったきっかけ
もともと使っていた有線ヘッドホンがあるのですが、ここ最近ノイズが入るようになっていました。
心当たりとして、以前ヘッドホンをかけたまま席を立ってしまい、ジャックに指す接続部位を曲げてしまったことがありました。
手動で無理やり直ししばらくはそのまま使っていたのですが、それ以来細かな雑音が目立つようになり、特に激しめの楽曲や低音が目立つ楽曲ではひどかったため、ストレスを感じて新しいヘッドホンの購入を決めました。
ヘッドホンの候補にあがっていたもの
一言でいうとビジュアルです。
自分は音質にそこまで細かいこだわりがあるわけではないため、ある程度の品質さえ保証されていれば、あとは価格帯とデザインで決めてしまいます。
候補になっていた2つの商品は見た目が自分の感覚にかなり合っていて、正直その点だけで言えば現在使用中のモデルより遥かに良いと思っています。
特に2つ目の商品に関しては、あまりにも好みにどストライクだったため、品質を犠牲にするか店頭で30分ほど悩みました。
SONY WH-CH510
SONY MDR-ZX660
Skullcandy S6HTW-L678
SONY WH-CH510ヘッドホンに決めた理由
1つ目の候補商品は通販サイトで探したものです。
以前に使っていたヘッドホンも同サイトで購入していたため、今回もそうしようかと考えほとんど購入寸前まで行っていました。
ただ頻繁に買い直すものでもないし、せっかくなので直接見定めて買いたいと思い、購入を取りやめて実店舗に行くことにしました。
実店舗では1つ目の商品が見つからなかったのですが、代わりに置いてあったのが2つ目の候補商品と、実際に購入した商品でした。
正直、見た目に関しては2つ目の商品のほうが圧倒的に良かったのですが、視聴した際の音の感じ方に引っかかりがあったため、こちらも購入を取りやめ現在使用しているモデルを買うことにしました。
SONY WH-CH510ヘッドホンのスペック
スペック
- ヘッドホン部型式:密閉ダイナミック型
- ヘッドホン部ドライバーユニット:30mm
- ヘッドホン部マグネット:フェライト
- ヘッドホン部質量(コードは含みません):約132g
- ヘッドホン部電源:DC3.7V、内蔵充電式リチウムイオン電池
- ヘッドホン部充電時間:約4.5時間
- 電池持続時間(連続音声再生時間):最大35時間
- 電池持続時間(連続通話時間):最大30時間
- 電池持続時間(待受時間):最大200時間
- マイクロホン部型式:エレクトレットコンデンサー
- マイクロホン部指向特性:全指向性
- マイクロホン部有効周波数帯域:50Hz-8,000Hz
- 通信方式:Bluetooth標準規格 Ver.5.0
- 出力:Bluetooth標準規格 Power Class 2
- 最大通信距離:見通し距離約10m
- 使用周波数帯域:2.4GHz帯(2.4000GHz-2.4835GHz)
- 変調方式:FHSS
- 対応Bluetoothプロファイル:A2DP(Advanced Audio Distribution Profile),AVRCP(Audio Video Remote Control Profile),HFP(Hands-free Profile),HSP(Headset Profile)
- 対応コーデック:SBC, AAC
- 対応コンテンツ保護:SCMS-T方式
- 伝送帯域(A2DP):20Hz-20,000Hz(44.1kHzサンプリング時)
- 公式サイト:https://www.sony.jp/headphone/products/WH-CH510/
私は新品で購入しましたので、価格は5,000円でした。
SONY WH-CH510ヘッドホンを実際に使ってみた
基本的には自宅で、パソコンでの動画視聴や音楽鑑賞に使っています。
何度か外出時にも使ってみたのですが、イヤホンに比べるとどうしても嵩張ってしまうため、最近はもっぱら自宅専用です。
ただ冬であれば耳あて代わりにもなるため、季節によっては屋外でも活躍の機会が増えるのではないかな、と思っています。
その場合はスマートフォンに接続して使うことになりますが、その際の用途としては通勤・退勤時の音楽鑑賞が主になると思います。
使ってみて気に入っているところ
やはり、なんといっても有線接続が無線接続になったことが大きいです。
今回商品を買うきっかけとなったような失敗は起こりようがないですし、デバイスから離れる際にいちいちヘッドホンのつけ外しがないことも意外なほどラクで助かっています。
また、Bluetooth対応機器を買うのは今回が始めてだったのですが、接続設定が構えていたよりもよほど簡単で、導入にほとんどストレスがなかったことも大きいです。
あとは何かトラブルがあった時を考えると、日本ブランドであるという点も小さくないメリットだと思っています。
こんな方にはおすすめしたい
- 音質はそこそこでいいので手頃なヘッドホンが欲しい人
- はじめて無線式のヘッドホンを試す人
- SONYブランドが好き、または信用できるという人
- 白物が好きな人
- PlayStationで遊ぶ人
使ってみて気に入らなかったところ
期待していたとおりのパフォーマンスなので、正直気に入らないところはほとんどありません。
それでも強いてあげるとすれば、デバイスとの接続可能な距離がもう少し長ければよかったかな、と思います。
自分は2階建ての一軒家に住んでいるのですが、デバイスが2階の端にある場合、1階の逆端に行くと音の出力がとぎれとぎれになります。
まったく聞こえないわけではないので、可聴範囲にぎりぎり入るかどうか、というラインだと思うのですが、もう少し距離があれば家全体をカバーできたため、この点が不満といえば不満です。
こんな方にはおすすめしない
- 音質にこだわりがある人
- インパクトのあるデザインを好む人
- デバイスと距離を置いて使う予定のある人
- 携帯性を求める人
- テクノロジーに詳しくない人
SONY WH-CH510ヘッドホン購入後の生活
短い間とはいえ、悩まされていたノイズの問題が解消されたことは大きいです。
新しいヘッドホンに変えてからの爽快感を思うと、以前の自分がどれほどストレスに感じていたかを考えさせられます。
また「有線でない」ということがこれほど精神的に大きなものだったとしれたことも大きいです。
一つ有線機器がなくなるだけで明らかにデスク周りがスッキリしましたし、これならマウスやバッテリなど、他のPC周辺機器にも同じようにBluetooth対応のものを揃えたほうがいいな、と買い替えを検討しています。