山形県にお住いの25歳男性から2021年4月頃に購入されたSENNHEISER HD25ヘッドホンを実際に使ってみたレビューをご紹介します。
目次
ヘッドホンを欲しいと思ったきっかけ
フラットな音質のヘッドホンは持っていたのですが、高音質なヘッドホンを購入したことで音楽の魅力や奥深さを知り、次に低音が豊かなモデルも聴いてみたいと思ったのがきっかけです。
かねてより楽曲制作をしている際に、低域のモニタリングがしづらいと思っていたのですが、楽曲制作の過程でDJにも興味が湧いてきたので、軽く持ち運びもしやすいヘッドホンの購入を検討しました。
そんなときにアジア限定モデルのヘッドホンが販売されるということで、一気に気持ちが傾きました。
ヘッドホンの候補にあがっていたもの
悩んでいた点は『限定』という点です。
アジア限定カラーのヘッドホンが発売されていて、色はオールホワイトで汚れが目立ちやすそうだと思いましたが、この機会を逃すと一生手に入らないだろう『限定』の二文字に惹かれました。
しかし元々購入するつもりだったヘッドホンは別にあり、そちらはプロから高い評価を受けている製品で失敗がありません。
そのため本来欲しかったヘッドホンを買うか、それとも限定モデルを買ってしまうか、そこでとても悩みました。
SENNHEISER HD25
SONY MDR-M1ST
beyerdynamic DT1770PRO
SENNHEISER HD25ヘッドホンに決めた理由
決め手は限定カラーと音質の特性でした。
ホワイトが好きなこともあり一目惚れし、所有欲という点でも他人に自慢できるので大いに満足しています。
また、DJ界隈で高い評価受けており、低音が豊かで聞き取りやすいヘッドホンが前提条件だったので、自分の用途にもぴったりでした。
好きなアーティストが使用していたことも要因の1つで、そのヘッドホンで好きなアーティストの楽曲を聴いてみたいと思ったことが大きいです。
SENNHEISER HD25ヘッドホンのスペック
スペック
- 周波数特性(ヘッドホン):16 - 22000 Hz
- 全高調波歪(THD + N):< 0,3 %
- 接点圧:~ 2,5 N
- イヤカップ形状:耳当て型
- ジャックプラグ:3.5mm、6.3mmステレオ
- ケーブル長:1,5 m (HD 25 Plus: 1-3 m)
- トランスデューサー原理:ダイナミック・密閉型
- 本体重量:Without cable: ~ 140 g
- 公称インピーダンス:70 Ω
- 負荷定格:200 mW
- 最大音圧レベル(アクティブ):120 dB
- 公式サイト:https://ja-jp.sennheiser.com/hd25
私は新品で購入しましたので、価格は19140円でした。
SENNHEISER HD25ヘッドホンを実際に使ってみた
楽曲制作において他のヘッドホンと併用しており、フラットな音質のヘッドホンと低音が豊かなこのヘッドホンで使い分けていますが、多角的に楽曲を分析することで音質の向上が見込めます。
外出時にも使用していますが、オンイヤーでコンパクトなので、電車で使用していても目立ちません。
また、意外にも会計時に助かることがありました。
左右分離型のワイヤレスイヤホンは便利ですが、入店時に外してポケットやケースにしまう必要がありますが、ヘッドホンは首に掛けて会計を済ませることができます。
使ってみて気に入っているところ
音場が狭いおかげでギターが耳に近い位置で鳴り、疾走感があるのと、低音が豊かで迫力があるため、ドラムやベースなどの低音域のモニタリングがしやすく、ロックに向いているヘッドホンだと思いました。
軽いので持ち運びしやすいこともメリットです。
片方のイヤーカップを前後に動かして、片耳だけでモニタリングできるのが便利で、この機能は主にDJの際に使用します。
電車で使用していても邪魔にならず、気にならないデザインです。
こんな方にはおすすめしたい
- コンパクト製品が欲しい人
- DJに興味がある人
- 限定という二文字に惹かれる人
- ホワイトが好きな人
- 軽さを求める人
使ってみて気に入らなかったところ
DJモデルなので仕方がないのですが、眼鏡をかけている人は30分も経たずに頭が痛くなり、側圧が強い点がデメリットです。
あまりの痛さで作業に集中できなくなるので、短時間でモニタリングする際に使用することにしました。
ホワイトなので汚れが目立ちやすい点もマイナスです。
さらにメーカー側で白の保守パーツが用意されていないので、せっかくのオールホワイトにもかかわらず、イヤーパッドが汚れた場合には既存の黒いパーツに変えなければいけません。
こんな方にはおすすめしない
- 眼鏡をかけている人
- 夏場の蒸れが気になる人
- 高級感のある製品が欲しい人
- ヘッドホンにもっとお金を払える人
- 汚れが気になる人
SENNHEISER HD25ヘッドホン購入後の生活
これまでは低音域のモニタリングがしづらく音質の面で悩むことがありましたが、そういった迷いがなくなり、楽曲制作の幅が広がりました。
ヘッドホンを2つ所有しているので、どちらかが壊れても楽曲制作に影響が出ない安心感もあります。
そして、自分の楽曲はもちろん、他のアーティストの楽曲も分析できるので、制作者の意図も掴めるようになりました。
お気に入りのアーティストの曲をお気に入りのヘッドホンで聴くことができるので、音楽を聴くことがより楽しくなりました。