福岡県にお住いの51歳女性(電話受付)が2023年2月頃に「映画館」で見た映画『イチケイのカラス』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『イチケイのカラス』を見ようと思ったきっかけ
映画を見ようと思ったきっかけは、映画交換前のCMや直近のスペシャルTVドラマを視聴したり、番宣で出演俳優がコメントしているのを見て映画館で観てみたいとと思いました。
他にも観たい映画がありましたが、母親も観たい映画とのことで一緒に行きました。
入間みちおのひょうひょうとした演技と坂間千鶴の裁判長や上司にビシッとしかりつける場面は何時見ても爽快感はあり、何度聞いても飽きないところを大画面のスクリーンで見てみたいと思いました。
映画『イチケイのカラス』の内容
イチケイから岡山県瀬戸内の長閑な町に異動となった2年後の入間みちおの竹野内豊。
史上最年少の防衛大臣役の向井理の傷害事件を担当することになる。
国家機密のため航海内容調査は難航する。
その一方で、坂間千鶴の黒木華は、裁判官の他職経験制度のため、弁護士として働き始める。
配属先が入間みちおの隣町だった坂間千鶴。
人権派弁護士の月本信吾の斎藤工と、事件に取り組んでいき、町を支える地元大企業に、ある疑惑が持ち上がる。
作品情報
- ジャンル:コメディ サスペンス・ミステリー ドラマ
- 製作国:日本
- 製作年:2023
- 公開年月日:2023年1月13日
- 上映時間:119分
- 製作会社:映画「イチケイのカラス」製作委員会(フジテレビジョン=東宝=研音=講談社)(制作プロダクション:C&Iエンタテインメント)
- 配給:東宝
- 公式サイト:https://ichikei-movie.jp/
映画『イチケイのカラス』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『イチケイのカラス』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- 岡山
- 身内
- シカル
岡山
2つの事件、岡山県瀬戸内の長閑な町で起こる企業の事件の裏にある真実と史上最年少の防衛大臣相手の傷害事件の絡みをパンドラの箱を開けるとように展開していくストーリー。
本当に裁かれるのは誰なのか?真実を明らかにするために、入間みちおと坂間千鶴の2人と斎藤工演じる弁護士、史上最年少の防衛大臣役の向井理の演技を岡山県、瀬戸内海を舞台とした背景を楽しめます。
イチケイメンバーの井出伊織の山崎育三郎夫婦も岡山に配属され、入間みちおの監視役だったりもします。
身内
加害者が同級生や地元企業住民、身内だったり、時代の背景なのかと思われる設定でした。
その企業がないと生活が出来ないという思い込みから、企業にしがみつく時代を反面教師として、個人的に流行り病の時代と重ねて生き方、働き方を多様にしていくことを考えさせられました。
過去の良き時代の思い出に囚われてしまっために、他の生活手段を選ぶ選択を考える余裕もなく現状を守るために、新たは事件が起きてしまうと思いました。
吉田羊さん役のあなたが来なければというセリフも、守りたいゆえの言葉だったのでしょうがせつないです。
シカル
イチケイ以外でも、上司であれ、裁判官であれ、不正が許せず、気持ちいいほどの発声でしかりつける坂間千鶴役の黒木華さんは、初めてこのドラマを視聴したときからハマってしまう人が多いのではと思われます。
相反して、入間みちお役の竹野内豊さんは、ひょうひょうとして、力の抜けた演技は安定感が安心してみていられます。
この足して2でわったような、緩急のようなコンビは絶妙です。
入間みちおは叱るのではなく諭す言い方も裁判官らしいです。
映画『イチケイのカラス』を見終わった感想
今回のイチケイのカラスを観て、ストーリーがどこか観たような感じがして思い出せず悶々としていましたが、綾瀬はるかの元彼の遺言状で、犯人は町ぐるみの人々だったあらすじと似ていると感じました。
他にもそのように感じた方がいたのか自分だけなのか定かではありませんが。
最後は、悪い人は誰もいないところがせつなく感じられました。
誰かを守ろうとした結果、被害にあう人出たり、自身が加害者、被害者になりえると思いました。
映画『イチケイのカラス』で印象に残った名言
私が映画『イチケイのカラス』を見て特に印象に残った名言です。
「坂間千鶴」のセリフ
起きなさい!
映画『イチケイのカラス』の評価や口コミ
他の方が映画『イチケイのカラス』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
Prime Video、『沈黙の艦隊』“完全版”ドラマや映画『イチケイのカラス』など2月配信作品 https://t.co/ElVyWatbor pic.twitter.com/PxB6Qpk6UG
— PHILE WEB (@phileweb) January 30, 2024
トレンドになってる「原作改変」で思い出すのが
ドラマ(後に映画化)「イチケイのカラス」なんですが、原作者が許しても原作ファンである私は許したくない内容だった…
サブキャラが主人公に格上げ、元主人公が男性→女性に変更されるとか、同人作品だったとしても魔改造以外の何物でもない— 雁木マリ (@MarieGherkin) January 27, 2024
こんにちは!
先日映画版「イチケイのカラス」がテレビで放送されていて、居眠りをする裁判官がどこかで見たことがある人だが思い出せなくてエンドロールを見ていると
庵野秀明(友情出演)
あっ!庵野先生か!?
と驚いてしまいました。#庵野秀明#イチケイのカラス#EVA pic.twitter.com/cBTOSCjFFz— 【NOAH】ノア溝口店【公式】@フォロワー7,000名様突破!! (@noahmizo1) January 29, 2024
みなさんの映画を見た感想が面白いですね!
おわりに
私が映画『イチケイのカラス』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。
次に見たいと思っている映画は『レジェンド&バタフライ』です。
レジェンド&バタフライの公開CMで、綾瀬はるかが木村拓哉に馬乗りになり尻を叩きあげているところと二人の立ち回りが見てみたいと思いました。