大阪府にお住いの30歳男性から2020年1月頃に購入されたInsta360 One Xアクションカメラを実際に使ってみたレビューをご紹介します。
目次
アクションカメラを欲しいと思ったきっかけ
趣味でパラグライダーをしており、360度カメラがほしいと思い購入しました。
ほかにもGoPro社のGoPro Maxを検討しておりましたが、価格とサイズの点からInsta社のカメラを購入することに決めました。
購入を決めた他のきっかけとしてはほかに、友人が2人Insta社のカメラをすでに持っており、大絶賛していたからです。
具体的にはソフトウェアの性能と使いやすさが抜群で、編集が簡単だという点をほめていました。
アクションカメラの候補にあがっていたもの
他に悩んでいた商品は優先順位の高い順にGoPro Max、GoPro Max、ソニーのFDR-X3000 4K Action Cam with Wi-Fi & GPS、HDR-AS300 Action Cam with Wi-Fiです。
具体的に悩んでいた点は優先順位の高い順に価格、ソフトウェアを含めた使いやすさ、カメラの性能です。
ソニーは自分の周囲に使っている人がいなく、価格も高いためすぐに候補から外れました。
Insta360 One X
Gopro Max
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Insta360 One Xアクションカメラに決めた理由
一番の決め手は友人の口コミやお勧めです。
すでにGoPro Hero 5 を持っていたためある程度GoPro社のカメラの使い方やソフトウェアの性能は把握していました。
Insta社の製品は持っていたことが無いため不安でした。
友人がInsta社の製品を実際に使用、編集しているところを見せてもらいだんだんとGoPro社よりInsta社のカメラの方が良いと思うようになりました。
特にソフトウェアのわかりやすさが気に入りました。
Insta360 One Xアクションカメラのスペック
スペック
- 本体サイズ:高さ114.56mm x 幅48mm x 奥行き27.60mm(レンズ含む) 、高さ114.56mm x 幅48mm x 奥行き18.10mm(レンズ除く)
- 重量:90.9g(バッテリー除く)、115g(バッテリー含む)
- レンズ:200° 2 x F2.0 魚眼レンズ
- 解像度(静止画):6080 x 3040 (18MP)
- 解像度(動画):5760 x 2880@30fps、3840 x 1920@50fps、3840 x 1920@30fps、3008 x 1504@100fps
- 対応SNS:Facebook、YouTube、Periscope、Instagram、LINE、Facebook Messenger、Twitter
- 静止画ファイル形式:保存フォーマット: insp dng(RAW)・出力フォーマット: jpg
- 動画ファイル形式:保存フォーマット: insv・出力フォーマット: mp4
- 色空間:bt.709
- 動画コーデック:H264
- ライブストリーミングプロトコル:rtmp
- ストレージ:Micro SD UHS-I、V30以上、exFAT(FAT64) format:最大256 GB.
- ビットレート(各レンズ):50Mbps
- 露光モード:オート,マニュアル(シャッター 1/8000s-55s, ISO 100-3200), シャッター優先(1/8000s-2s), ISO優先(100-3200)
- EV値:-3EV~+3EV
- ホワイトバランス:Auto, Cloudy, Sunny, Fluorescent, Incandescent
- 静止画モード:360度撮影・インターバル撮影 RAW HDR
- ビデオモード:360度撮影・タイムプラスモード・バレットタイム撮影・Log 360度動画
- ライブストリーミングモード:360度ライブストリーミングフリーキャスト(ユーザが視聴範囲をコントロール可能)・720p@30fps 960p@30fps 1080p@30fps 1280p@30fps
- 接続:Bluetooth: BLE4.0、USB: Micro-USB、Wi-Fi:5G(最大20メートル範囲)
- ファイル容量(静止画):6MB
- ファイル容量 / 1分あたり(5.7K 動画の場合):800 MB
- ジャイロセンサー:6軸センサー
- スラビライズ機能:FlowStateスタビライゼーション
- スティッチング:オプティカルフロー / テンプレート
- 電力:9V 2A / 5V 2A Micro USB 充電式
- バッテリー容量:1050mAh (60min*) ※5.7K@30FPSまたは4K@50FPS動画撮影の場合
- 動作温度:-10-40°C
- 保管温度:-20~40°C
- アプリOS:iOS、Android
- 公式サイト:https://www.insta360.com/jp/product/insta360-onex
私は良質な中古で購入しましたので、価格は3万円でした。(新品は47,070円ぐらいみたいです。 ※2020年08月24日時点)
Insta360 One Xアクションカメラを実際に使ってみた
主な用途は趣味のパラグライダーです。
ほかには旅行などで観光地に行った時などに使用しています。
360度カメラなので撮影時に意図せずに映りこんでしまった、もしくは取り損ねた画角も後から編集で取り除いたり、くわえたりすることが可能です。
また、編集の幅がとても広いです。
例えば、自分の位置が映像の中でぐるぐると移動するような映像でも、編集で自分の映像を追いかけて撮影したような映像にすることが可能です。
使ってみて気に入っているところ
一番のお気に入りはソフトウェアの使いやすさです。
またGoPro社のカメラに比べると、カメラからスマートフォンへ、撮影したデータを無線でダウンロードする速度が倍ぐらい速いです。
360度カメラなので一つ一つの撮影データが膨大な大きさになりますが、その割にはダウンロード速度は速いと思います。
ソフトウェアを使って編集するときも難しい言葉や設定が出てくることもなく、直感的に操作することで簡単に編集できるようになっています。
こんな方にはおすすめしたい
- 360度カメラがほしい人
- スマートフォンで映像を編集したい人
- 旅行用にちょっとしたカメラがほしい人
- 面白い映像が撮りたい人
- できるだけ予算を抑えたい人
使ってみて気に入らなかったところ
大きな欠点は防水対応ではない点で、防水対応にするためには別売りの防水ケースを購入して取り付ける必要があります。
ただ正規品はとても高額で購入する気にはなりません。
非正規のサードパーティー製品を購入しましたが、レンズ周りのクッションが黒色で色付けされており、撮影した映像にそのフレームが写りこみ、360度カメラ特有の魚眼レンズで撮影したような映像に編集すると、映像内に黒い丸が写りこんでしまう点が改善点だと思います。
こんな方にはおすすめしない
- 超小型カメラがほしい人
- 防水カメラがほしい人
- 中国製製品に嫌悪感がある人
- ブランド名にこだわる人
- 360度カメラではなく、普通の画角で撮影したい人
Insta360 One Xアクションカメラ購入後の生活
一番変わったのは動画編集がより好きになったことです。
360度カメラを取り入れたことで撮影できる映像のバリュエーションに幅が出ました。
個性的でインパクトのある映像が撮れるようになったことが大きな要因かと思います。
友達と旅行に行った時にこのカメラを使って撮影をして、撮影した素材をうまく組み合わせて編集すればちょっとした労力と工夫でプロが撮影したような映像をつくることが可能です。
奥が深いのでこだわればこだわるほど色々なことができます。