兵庫県にお住いの30歳の女性(無職)が2023年6月頃に読んだ『リセットの習慣』のレビューをご紹介します。
本書の概要や内容をわかりやすく要約し、まとめておりますので、書籍を読んで学んだことや感想、評価や口コミが気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
『リセットの習慣』を購入したきっかけ
偶然、書店に立ち寄った際に目にとまったからです。
元々、著者である医師・小林弘幸先生の著作を読んだことがありますが、この度特に「リセット」というテーマについて、自律神経を整えるアプローチが書かれていることから、読んでみることを決めました。
また、書店の売れ筋ランキングで2位になっていたことも興味を引きました。
自己の体質として自律神経が乱れやすいため、この本を読むことで生活習慣や心構えを見直し、心地よく生活することを志しています。
『リセットの習慣』の概要
著者は自律神経を専門とする医師、小林弘幸先生です。
「リセット」をテーマとして掲げ、悪い流れを断ち切り、良い流れを作り出す自律神経を整える方法を99個紹介しています。
小林先生は、人は流れに乗ることが得意であると述べています。
悪い流れに乗ってしまうと、心身ともに悪い状態が続いてしまいます。
そのため、意識的に流れをリセットする行動が必要です。
99個すべてが全ての人に適しているわけではありませんが、自分の生活に合うものを選び、心身を健やかに保つことが可能です。
基本情報
- 著者:小林弘幸
- ISBN:9784296113682
- 出版社:日経BP 日本経済新聞出版
- 判型:文庫
- ページ数:256ページ
- 定価:800円(本体)
- 発行年月:2022年08月
- 発売日:2022年08月03日
- 国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
- 国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MBN
『リセットの習慣』のYouTube(ユーチューブ)
『リセットの習慣』についてYouTube(ユーチューブ)で解説されている動画を調査いたしました。
「フェルミ漫画大学」チャンネルが詳しく解説していますので、本を読む時間がない方には、こちらのYouTube(ユーチューブ)動画をおすすめします。
『リセットの習慣』から学んだことの要約とまとめ
『リセットの習慣』から学んだ主要なポイントは三つあります。
私が学んだこと
- 行動を変えることで心や身体を楽にできること
- 不安や緊張を減らすための必要な準備
- 人間関係で無理をする必要はないこと
何となく心が沈んで気分がすぐれない人や、身体の不調が続いていて改善したい人のための有効な方法が紹介されています。
辛くてやる気が出ない時、どうすれば良いのか、どのような準備をしていればストレスを溜めずに一日を過ごすことができるのか等、心の問題を解決するアイディアが含まれています。
また、雨の日に必ずといっていいほど身体の不調が起こるへの対策、ストレスの原因となる人間関係にどう対処すれば良いのか等、実践できる方法が99個掲載されています。
行動を変えることで心や身体を楽にできること
この本に記されている99の方法は、「気持ちの持ちよう」ではなく具体的な行動に注目しています。
どれも大きな行動ではなく、日常の中の些細なものです。
しかし、その小さな行動をするかしないかで一日のパフォーマンスが上昇し、快適に過ごすことが可能になります。
例えば、毎週木曜日をリセットデーと設定し、疲れが出ている自分に対するご褒美を用意して気分よく過ごすこと、忘れ物を防ぐために玄関にチェックリストを貼り、毎朝確認すること等、行動を変えたり習慣にすることで、心穏やかに、身体の不調を軽減して生活することが可能になります。
不安や緊張を減らすための必要な準備
誰でも大きな会議やイベントの前には緊張します。
「大丈夫かな」「失敗しないだろうか」と考えて不安になることでしょう。
そのような瞬間に緊張を和らげたり不安を取り除くのは容易なことではありません。
それよりも、事前にリハーサルや準備を徹底的に行うこと、予期せぬ事態が起こった際のリスクヘッジやイメージトレーニングを行っておくことが、緊張や不安を和らげるために重要な行動となります。
優秀な外科医は120%の準備をして手術に挑むと言われています。
人間関係で無理をする必要はないこと
人のストレスの90%は人間関係から生じると言われています。
会社の同僚、上司や部下、家族など身近な人間関係で生じるストレスを軽減する方法はいくつかあります。
可能な限り関わらないことが良い場合もあれば、逆に積極的に関与することで相手への不満を増大させずに対応することができる場合もあります。
いずれにしても、自分が無理をせずに付き合うことが大きなストレスとなるので、効果的な方法を見つけて人間関係をうまく管理することが重要です。
『リセットの習慣』の感想
様々な事象が自律神経に影響を及ぼし、ストレスとなったり、心身の不調の原因となったことを知りました。
以前にも小林先生の著作を読んだことがありますが、その性格が優しく、愛情溢れる文章からは、安らぎを感じて読むことができました。
そして、日々の人間関係で生じる小さなストレスが自分の体調やパフォーマンスに影響を及ぼしていると気づきました。
そのため、積極的に行動を変えてストレスを減らしていきたいと考えるようになりました。
『リセットの習慣』の評価や口コミ
他の方が『リセットの習慣』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
6 会社四季報業界地図 2024年版(東洋経済新報社)
7 とにかく仕組み化(ダイヤモンド社)
8 リセットの習慣(日経BP)
9 任せるコツ(すばる舎)
10原田隆史監修 目標達成ノート STARPLANNER(Discover21)— TSUTAYA 三軒茶屋店 (@T_SANCHYA) November 4, 2023
本日から禁断の1週間ファスティング開始!デトックスして健康的な体にリセットだ!腹減ったけど頑張る&有酸素😤
1.有害物質の排除
2.新陳代謝の改善
3.免疫システムの強化
4.肌の改善
5.消化機能の改善
6.体臭の軽減
7.睡眠の改善
8.ストレス改善
9.慢性症状の軽減
10.食習慣の見直し— MAGA🍁SAN:50歳からの最高の人生のはじめ方 (@magasantv) October 30, 2023
習慣化する方法が参考になりました。
Amazonの口コミ
小林先生の著書は5冊ほど読み、心身が整ってくるのを感じます。即効性ではなく、流れをよくしていく感じです。この本では、そのための積み重ねのアイディアがわかりやすく書かれています。どれも特別なことではなく生活改善、習慣の改善が大切なんだなと納得、少しずつ身につけていこうと思いました。
Amazonの口コミ
非常に読みやすい、明快な文章で簡潔に書かれています。1章がとても短いので、通勤や隙間時間(お昼休み)などにぴったり。著者は医師の方ですが、内容も堅苦しくなく、入っていきやすい。一言でいうと、あまり肩に力を入れ過ぎずに、これまでより(少し)気楽に日常を重ねていきましょうねという内容です。何度も読み返したいかどうかは、人によると思います。でも、何かに行き詰って苦しさを感じている方には、希望の光が見えてくる一冊だと思います。
Amazonの口コミ
リセットは大事!
Amazonの口コミ
60半ばで色々と体の不調が出て、仕事も私生活もいまいちな日々でしたが、この本には実践的な生き直しの術が書いてあり、勇気が出ました。感謝。
Amazonの口コミ
みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!
おわりに
99個の行動ヒントの中から自分に合ったものを選び、日常生活をより良く、スムーズに過ごすことができると思います。
私は疲れたり落ち込んだりすると、ついつい横になって時間を無駄に過ごしてしまいますが、気持ちを切り替えるためには運動や自分への小さなご褒美が効果的だと知り、それを実践していきたいと思います。
また、人間関係を無理なく、自分が心地よく居られる距離感や対応の仕方を練習し、改善していきたいと思います。
次に読みたいと思っている本は『脳の名医が教える すごい自己肯定感』です。
自己肯定感という言葉はよく耳にしますが、自分にどの程度あるのか、また、それを更に高めるためには何をすれば良いのか、それを知りたいと思います。