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書籍のレビュー

【書評】『「売る」から、「売れる」へ。 水野学のブランディングデザイン講義』のレビュー|書籍を読んだ感想は「モノの売れ方をもう一度見直してみる」

大阪府にお住まいの49歳男性(流通・小売系:食料品の販売)が2023年6月頃に読まれた『「売る」から、「売れる」へ。

水野学のブランディングデザイン講義』のレビューをご紹介します。

本書の概要や内容をわかりやすく要約し、まとめておりますので、書籍を読んで学んだことや感想、評価や口コミが気になる方は、ぜひ参考にしてください。

この本から学べるポイント

  • 売るのではなく、売れるようにする。
  • ブランド力をつける。
  • センスは経験から。

『「売る」から、「売れる」へ 水野学のブランディングデザイン講義』を購入したきっかけ

普段は食料品の販売の仕事をしております。

日々、売り上げ対策を考えていますが、「売る」ことばかり意識していました。

そのため、「売れる」ためにはどうしたらいいかについて書かれている書籍に興味を持ちました。

商品のデザインや演出の方法、見せ方など、どのようなことを考え、意識するべきかが述べられています。

普段とは異なる視点から書かれており、参考になる内容も多いため、仕事に活かすべくこの本を購入しました。

『「売る」から、「売れる」へ 水野学のブランディングデザイン講義』の概要

「売る」のではなく「売れる」ためにはどうしたら良いか、そのためにデザインの力を利用して商品を売るのではなく、「売れる」ように仕向ける方法について述べています。

近年、デザインの重要性は増してきており、商品を見せるための方法や著者の経験談、成功事例を元に分かりやすく説明されています。

本書は大学での講義の内容を掲載しており、社会に出て活躍する人向けの講義が体系的にまとめられています。

したがって、非常に丁寧で分かりやすい説明になっています。

基本情報

  • 著者:水野 学
  • ISBN:9784416115152
  • 出版社:誠文堂新光社
  • 判型:4-6
  • ページ数:232ページ
  • 定価:1600円(本体)
  • 発行年月日:2016年05月
  • 発売日:2016年05月07日
  • 国際分類コード【Thema(シーマ)】:KJS

『「売る」から、「売れる」へ 水野学のブランディングデザイン講義』のYouTube(ユーチューブ)

『「売る」から、「売れる」へ』水野学のブランディングデザイン講義についてのYouTube(ユーチューブ)解説動画を探してみました。

しかし、本書を詳しく紹介しているYouTubeチャンネルは見つけられませんでした。

そのため、ここで要点をまとめて伝えることにします。

『「売る」から、「売れる」へ。

水野学のブランディングデザイン講義』から学んだことの要約とまとめ

私が学んだことは、『「売る」から、「売れる」へ。

水野学のブランディングデザイン講義』から、大きく3つの内容です。

私が学んだこと

  • 売るのではなく、売れるようにする。
  • ブランド力をつける。
  • センスは経験から。

ビジネスの場では、デザインが非常に重要視され、会社経営とデザインや商品企画との関係性が密接である方が良いとされています。

「売れる」デザインのポイントは、「発明」「ブームを作る」「ブランドを作る」となります。

良いデザインにはセンスが必要ですが、そのセンスが積み重ねてきた知識をどのように磨き、活かしていくかが重要です。

これらを著者の経験に基づいて詳しく分かりやすく説明する内容となっています。

売るのではなく、売れるようにする。

現在、私は販売業をしており、売上を上げるためにどうすればよいかを日々考えています。

数年前と違い、今では「見た目」が非常に重視されています。

品質だけでなく、パッケージやデザインも含めた商品開発が必要だと感じています。

「見た目」が可愛らしいだけでなく、分かりやすい説明や、商品が見やすい店作りも必要だと考えています。

これらはすべて売上に繋がる要素です。

この本にはそのヒントが多く書かれており、非常に参考になりました。

ブランド力をつける。

ブランド力とは、高級店の商品というイメージがありますが、それだけではありません。

会社や商品が持つ独自の魅力や思い、理念などが重要です。

それは会社のコンセプトやこだわり、歴史など、「自社らしさ」を表現するものです。

ただ単に売るだけでなく、商品の細部にまでこだわることが、「ブランド力を上げる」ことに繋がります。

ブランド力を高めることで、お客様からの信用を得ることが可能となり、より良い商売に繋がるのです。

センスは経験から。

デザインを考える際に「センス」は重要な要素となりますが、それは特別なものではなく、誰にでも備わっていると言えます。

「センス」とは、積み重ねた知識を最適に活用する力のことです。

「センス」を磨くためには、「王道や定番を知る」ことが重要です。

これが基準となり、続けて「流行を知る」「消費者が何を望んでいるか」を把握することが大切です。

これらを自身の知識や経験に基づいて考慮することで、より良い商品作りが可能になるのです。

『「売る」から、「売れる」へ 水野学のブランディングデザイン講義』の感想

非常に丁寧で理解しやすい本でした。

私自身は販売に関わる仕事をしており、「売るのではなく売れる商品」は、以前から課題にしていましたので、大変参考になりました。

年々、商品のデザインが重視されるようになり、内容よりも見た目がかわいらしい理由で購入するお客様が増えてきています。

対策は理解していますが、どう進めるべきか分からず困っていました。

この本を読んでヒントになる部分がありましたので、現場で役立てていきたいと思います。

『「売る」から、「売れる」へ 水野学のブランディングデザイン講義』の評価や口コミ

他の方が『「売る」から、「売れる」へ。 水野学のブランディングデザイン講義』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。

一番学びになったこと:ブランディングは、「いかに差別化やエッジを効かせることをやっていくか」だと思っていましたが、そうではなくむしろ定番や王道に近いところからヒントを得てブランドを作り、それを積み重ねていくことだということ印象に残ったフレーズ:・「世の中をあっと驚かせようとしてはいけない」。あっと驚かせることに、こだわっちゃいけない・ブランディングを考えるうえで大切なのは、「似合う服を着せる」こと・(プレゼンの)コツのようなものがあるとしたら、それは「自分を自分以上に見せようとしない」ということでしょうかデジタルマーケティングに関わるものとして、ブランディングをもっと理解したく、入門書として本書をおすすめされたので読んでみました。ブランディングとはどんなものなのかがわかりやすく書かれており、著者の講義で実際にお話されている内容なので具体性もあって読みやすいです。ブランディングには、高級品・着飾ること、みたいなイメージがありますが、そういった認識を外してくれる本です。あらゆるものにはブランド=らしさがあり、それを見つけ表現することが大事なんだと理解できました。理論や考え方の部分が多く語られており、ブランディングの実際の進め方を詳しく知りたい方は他の本も合わせて読むと良いと思います。続きを読む
Amazonの口コミ

ブランディングについての内容ですが、良い意味で自分の中の常識を裏切られました。そして、ブランディングの必要性と重要性が理解できました。ハンドメイドなど副業ではじめたての人や売れないと悩んでる方は、絶対に読んだ方がいいです。ブランディングを知識として持っているのとないのとでは雲泥の差があります。youtubeやSNSで相談したりして、間でこの本を読んだ方が同じ時間が多くのことを得ることができます。
Amazonの口コミ

ブランディングは企業の状況や社会の状況に合わせて変化させていく部分もある。一度やって終わりでは無い。
Amazonの口コミ

ブランディングがなぜ大切か、どうすればブランディングできるか、を丁寧に語ってくれる。事例の話がやや冗長でつまらない部分もある。本としては同著者の「センスは知識からはじまる」の方がセンスとは何か、センスをどうやって高めるか、にフォーカスしていて面白かった。
Amazonの口コミ

とても分かりやすくて、参考になりました。専門分野の難しいことを難しい言葉で表現しているものではなく、私のような一般人でも一気に読めました。この分野に興味がなくても面白く、勉強になる内容だと思います。個人的にはもう1つ仕事例があると更に理解を深められたかなと思いました。買ってよかったです!
Amazonの口コミ

みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!

おわりに

普段から売ることばかりを考えていますが、「売れる」や「買いに来ていただく」ように、お客様が興味を持って買いに来ていただくためにどうしたらよいか、という視点で書かれた本を読みました。

その本から、お客様のニーズに合わせた商品作りの重要性や、会社の考え方やこだわり、企業独自の特色などをしっかりと考え、行動に移すことが必要だという学びを得ました。

お客様のニーズや社会要望を理解し、会社としてどのように発信していくべきかを総合的に考えることが重要だと感じました。

次に読む予定の本は『超訳 論語 「人生巧者」はみな孔子に学ぶ』です。

私が以前から興味を持っていた古典について、分かりやすく解説されているということで、学びのために読んでみたいと思っています。







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