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書籍のレビュー

【書評】『砂まみれの名将 野村克也の1140日』のレビュー|書籍を読んだ感想は「は、情熱や狂気だけでなくユーモラスさやさわやかさも感じらる」

和歌山県にお住まいの43歳の男性(フリーライター)が2022年7月頃に読んだ『砂まみれの名将 野村克也の1140日』のレビューをご紹介します。

本書の概要や内容をわかりやすく要約し、まとめています。

書籍から学んだこと、感想、評価や口コミに興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

この本から学べるポイント

  • 野球監督と社会人野球チームの歩みから学べる人が再生する必要なこと。
  • 野村の教えから得られる人生学。
  • 野球記者の執念と熱い思い。

『砂まみれの名将 野村克也の1140日』の購入理由

ツイッターのタイムラインでこの本の存在を知り、さらに著者が以前から私がお気に入りだった野球記者の加藤さんであったため、購入を決めました。

スポーツ報知やネットメディアで掲載された加藤さんの記事を以前から読んでいて、とても興味を持っていました。

その記事は、情報をきちんと提供しつつも、どこかユーモラスな文章によって自身の世界観を描き出すのが魅力的でした。

そして、野村克也さんのシダックス時代の物語が描かれていると知り、これは貴重な書籍だと考えて、読みたいと思いました。

『砂まみれの名将 野村克也の1140日』の概要

阪神の指導者を退いた後、野村克也のほとんど語られることのない「空白の3年間」について触れる本です。

シダックス監督への転身、都市対抗野球での活躍、自身が「人生最大の後悔」と嘆いた采配ミス、球界再編の舞台裏、そして「あの頃が一番楽しかった」と語る理由。

これらについて、当時の取材記者が関係者の証言を集め、プロ復帰までの日々を描いたノンフィクションです。

元プロ野球の指導者、プロ野球の夢が断たれ、社会人野球チームで再起を図る男たち、記者としての適性を疑われた同僚たち。

この本の上で登場する人物たちは皆、再び挑戦しようとする熱意に溢れています。

基本情報

  • 著者:加藤弘士
  • JP-eコード:10000000000000007566
  • 出版社:新潮社
  • コンテンツ公開日:2022年03月16日

『砂まみれの名将 野村克也の1140日』のYouTube(ユーチューブ)

『砂まみれの名将 野村克也の1140日』について、YouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説している動画があるか調査しました。

しかし、残念ながら本書を詳しく紹介しているYouTubeチャンネルは見つかりませんでした。

そのため、本ブログで要点をまとめ、お伝えできればと思います。

『砂まみれの名将 野村克也の1140日』から学んだことの要約とまとめ

『砂まみれの名将 野村克也の1140日』から学んだ点は主に3つ存在します。

私が学んだこと

  • 野球監督と社会人野球チームの歩みから学ぶ人が再生するために必要なこと
  • 野村の教えから学ぶ人生学
  • 野球記者の執念と熱き想い

自分が愛する仕事に誇りを持つ大切さについて学びました。

プロ野球の監督を退いてから社会人野球チームの監督となった野村さんは、ある日、日本通運に完封負けした後に選手たちへ熱っぽい訴えを行いました。

「お前たちは会社からお金をもらい、野球をやっている。

それが高額であろうと低額であろうと関係ない。

全力で取り組め。

皆、野球が好きで頑張ってきただろう?」自分が好きな仕事なら、全身全霊で取り組む。

後悔しないよう頑張ることの大切さを学びました。

野球監督と社会人野球チームの歩みから学ぶ人が再生するために必要なこと

2001年、阪神タイガースの監督だった野村さんが、伴侶の沙知代夫人の脱税事件による逮捕に伴い、引退を余儀なくされました。

当初、阪神は野村さんを来季も続投させるつもりでしたが、沙知代夫人の突然の逮捕により、引退となりました。

そんな野村さんを救ったのが社会人野球チーム、シダックスでした。

シダックスの選手たちは、全員がプロ野球を目指す者たちだった。

この本は、野村さんとシダックスの選手たちに新たな出発の場を提供し、人がどのように再生していくかを教えてくれます。

野村の教えから学ぶ人生学

シダックスのキャンプでは、「野村の考え」を基にした夜間ミーティングが行われました。

「我々の一日の中心軸は『仕事』だ。

仕事なくして人生は考えられない。

我々の仕事は、結果至上主義の世界だ。

『いい仕事をする』『いい結果を出す』ためには技術だけを磨くだけでは十分ではない。

真の困難を体験して乗り越えない限り、一流にはなれない。

仕事は厳しいものだ。

血反吐を吐くほど心身を鍛え、いい結果を出すために苦悩し、そこから立ち上がった者こそ一流だ」という「野村の教え」から人生についての学びがある。

野球記者の執念と熱き想い

この本は著者である加藤さん自身のサイドストーリーも書かれています。

1997年に新卒で報知新聞社に入社した加藤さんは6年間広告営業の仕事に就いていました。

記者志望だったが、広告営業部に配置されたのです。

2003年、ようやく異動希望が叶ってアマチュア野球担当記者となりました。

しかし、僅か13文字・15行の短い記事作成に大苦戦。

何度も訂正を命じられ、デスクからは「お前は記者向きではないかもしれない」と告げられました。

その言葉は大きな屈辱でした。

しかし、加藤さんは野村監督就任直後にアマチュア野球担当になり、球界の名将・野村さんに取材する機会を得のは大きな転機となりました。

実際、この本は「記者向きではないかも」と言われた加藤さん自身の再生物語でもあります。

『砂まみれの名将 野村克也の1140日』の感想

野村さんの素晴らしさ、そしてシダックスの選手たちの野球への真摯な姿勢に感動します。

さらに、筆者の加藤さんの文章は非常に情熱的です。

昭和プロレステーマ曲研究家・コブラさんの文章からはある種の狂気を感じることができます。

「この物語は自分が伝えなければ誰が伝えるのだ」という深い信念、ひいては強い情念を感じることができます。

加藤さんの文章には、情熱や狂気だけでなくユーモラスさやさわやかさも感じられます。

非常に多彩な印象を持ちます。

「活字プロレス」の鬼・ターザン山本さんの派手な服のように、文中にはさまざまな色が織り交ぜられています。

『砂まみれの名将 野村克也の1140日』の評価や口コミ

他の方が『砂まみれの名将 野村克也の1140日』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。

ぜひお願いしたい!最高の1冊でした。。ノムさんありがとう!!
Amazonの口コミ

野村さんは選手のため、共に働く周りの人達をとにかく大事にされていた方なんだなと知りました。やはりもう一度、野村さんが野球の話を楽しそうにしている姿を見たい。大谷選手がプロ入りした時には、160キロ投げられる選手にバッターやらせるなんてとんでもない?勿体無い?的な事を仰っていたように記憶してますが、今の活躍を見てどう思うのか感想を聞いてみたいなぁ。まずは素直にその実力を讃えると思います。この本を読んた後にはそう思えます。人間臭い方だったんですね。
Amazonの口コミ

人間野村監督の良さが遺憾なく発揮されている。良い本です。感動しました。
Amazonの口コミ

私は西武ライオンズのファンなので、野村克也というと晩年に在籍した名選手であって、92年と93年の日本シリーズで戦ったスワローズの名将、という印象である。それ以前の南海、またそれ以後の阪神、楽天の監督時代はプロ野球ファンとして見ていた。ただシダックスの監督時代はあまり記憶がない。しかし、その時期こそが野村克也にとって、どれだけ大切な時間であったのか、その一端が取材を重ねた記者の記憶から明らかにされる。野球に取り組み、選手を指導することの喜びが溢れている。そしてこの本の最後に明かされる事実は、文字通り野村克也の命と野球を繋いでいて、印象深い。特に終盤から終章まで、涙を堪え切れない場面に頻繁に出くわした。プロ野球が好きならば、好きになったことがあるならば、読むべき本だろうと思う。
Amazonの口コミ

今まであまり知られてないシダックスの監督時代の話はとても興味深かったです。
Amazonの口コミ

みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!

おわりに

思えば、野村克也さんは現役時代、「王や長嶋はヒマワリ。

私は日本海の海辺に咲く月見草だ」という名言を残しています。

「月見草」の花言葉は「ほのかな恋」「移り気」です。

これは野村さんの人生と重ね合わせると少し違うように思えます。

では、「移り気」の対義語は何でしょうか?それは、「ひたむき」です。

これは、一つの物事に対して一途に一生懸命努力することを表現する言葉だと言えます。

では、「ひたむき」を花言葉にしている植物は何でしょうか?それは「山茶花(さざんか)」です。

さらに、「山茶花」の花言葉には、「ひたむき」だけでなく、「困難に打ち克つ」も含まれています。

野村さんは「月見草」ではなく、「山茶花」だったのです。

あらゆる困難を乗り越え、ひたむきに生きてきた「山茶花」。

そんな新たな発見を教えてくれたのは、この『砂まみれの名将』なのです。

野村さんのひたむきな生き方から多くのことを学ぶことができそうです。

次に読む予定の本は『一汁一菜でよいという提案』です。

日々の料理の献立に悩むことが多いため、そのヒントになると嬉しいです。







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