京都府にお住まいの20歳の男性(サービス系:ホテルマン)が2022年1月頃に読んだ『SHOE DOG(シュードッグ)』のレビューをご紹介します。
本書の概要や内容をわかりやすく要約し、まとめています。
書籍で学んだことや感想、評価や口コミが気になる方は、参考にしてください。
目次
『SHOE DOG(シュードッグ)』を購入したきっかけ
私自身、NIKEのスニーカーが大好きでした。
これが購入のきっかけです。
様々なブランドとのコラボレーションスニーカーを追いかけ、新商品が発売されるとオンラインで購入を試みたり、店舗に並んだりしていました。
しかし、NIKEが好きである一方で、具体的な知識はなかったのです。
単に商品が好きだからといってスニーカーを履くだけではなく、製品について知ることの重要性を感じました。
何よりも、知らないよりは知る方が有益だと考え、読むことを決めました。
『SHOE DOG(シュードッグ)』の概要
この書籍では、NIKEという会社がどのようにして誕生したのか、そこからNIKEの様々なスニーカー(ジョーダンやダンク)がどういった経緯で誕生したのかが詳細に記述されています。
例えば、NIKEという会社は日本のオニツカタイガーから始まりました。
オニツカタイガーがなければ、今のNIKEという会社は存在しなかったとも言えるでしょう。
また、オーナー自身が自己破綻寸前まで追い込まれた経緯などもあると記述されています。
簡単に述べれば、これはNIKEの歴史です。
基本情報
- 著者:フィル・ナイト
- 訳者:大田黒 奉之
- ISBN:9784492046173
- 出版社:東洋経済新報社
- 判型:4-6
- ページ数:560ページ
- 定価:1800円(本体)
- 発行年月日:2017年11月
- 発売日:2017年10月28日
- 国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TDP
- 公式サイト:https://str.toyokeizai.net/books/9784492046173/
『SHOE DOG(シュードッグ)』のYouTube(ユーチューブ)
『SHOE DOG(シュードッグ)』についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説している動画を調査しました。
しかし、残念なことに本書を詳述しているYouTubeチャンネルは見つかりませんでした。
したがって、本ブログでその要点をまとめて伝えることに努めます。
『SHOE DOG(シュードッグ)』から学んだことの要約とまとめ
『SHOE DOG(シュードッグ)』から学んだ主要なポイントは大きく3つです。
学んだポイント
- 生きていく上で重要な要素
- 自分の好きなものの自問自答
- 真剣な自分の情熱の伝達力
NIKEという会社がどのように成立したか、そして一つ一つのスニーカーに込められた思いなど、その事の会社経営への影響を学びました。
何事も始めるときにはモチベーションが必要で、それが小さなことであっても始めることが続けることにつながるということ、そして何よりその事に全身全霊で取り組むことが大切だと学びました。
したがって、まず自分の好きなことから始めることも大切だと学びました。
生きていく上で重要な要素
生きていく上で重要な点として、私が考える大切な要素は3つあります。
それはお金、時間、そして健康です。
これらが全て揃った時こそ真の幸せだと思います。
しかし、これら3つが全て揃うことはなかなか難しいですよね。
また、これら3つが容易に手に入った場合は人生が退屈になりかねません。
しかし、その中の2つは手に入れられるものですので、2つを元にして3つ目を得る活力にしようと思います。
自分の好きなものの自問自答
自分が本当に好きなものは何か、それを自分自身に問い続けることは重要です。
現代の生活では嫌なことをし続けるために、時間が奪われてしまい、本当に好きなことを見つけられないことがありますよね。
この本から学んだ教訓の一つに、著者が靴を愛し続けて、それがどんなに困難でも乗り越えられる活力になったという事例があります。
好きなことを続けることは困難な場合が多いですが、自分を大切にするという意味で、もっと自分を甘やかしてもいいのかなと感じました。
真剣な自分の情熱の伝達力
先ほど述べたように、好きなことを仕事にすることは容易なことではありません。
それでも学んだことの一つは、著者がどんな困難があっても決して諦めなかったことです。
彼は自分がしたいことに非常に貪欲だったのです。
何が著者をそこまで貪欲にさせたのかと思いましたが、読んでいくうちに、彼が本当に愛し、やりたいことをしていたということがわかりました。
その情熱が取引先や契約先にひしひしと伝わり、それが成功につながったということを学びました。
『SHOE DOG(シュードッグ)』の感想
この書籍を読み始めたきっかけは、ただ単にNIKEのスニーカーが好きだからでした。
そして、その読み始めがこんなにも人生について教えてくれるものだとは思っていませんでした。
大変感動的でした。
また、会社のヒストリーを学べたのも大変面白く、これからも更に好きになることでしょう。
さらに、著者の熱意も強く伝わってきました。
それが何か自分の人生を見直すきっかけを作ってくれたと感じます。
本書は非常に素晴らしかったので皆さんにお勧めします。
『SHOE DOG(シュードッグ)』の評価や口コミ
他の方が『SHOE DOG(シュードッグ)』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
【SHOE DOG(シュードッグ) ィル・ナイト (著)】読了
ナイキのスニーカーって好きですか? 自分は大好きです♬
一番ブームだったのってエアマックス95、97あたりだと思うんですが、自分の強烈な思い出は
【エアマックス90】
中学生になりちょっとカッコつけたい歳♬… pic.twitter.com/1m3EazVdY4
— 廣升〼健生(takeo hiromasu) 今クラウド税理士 元パン職人 元大原法人税講師 (@THiromasu) April 5, 2023
『SHOE DOG(シュードッグ)』のような本をいつか作りたい。起業家の血と汗が結晶化し、本という物理に転化する過程の手伝いがしたい。
— 長谷川リョー (@_ryh) October 26, 2023
1年以上かけてゆっくり読みました。ナイトはアシックスの前身、オニツカからそのキャリアがスタートし、その後も日本人との関わりが長く続きます。決して日本と良い関係ばかりではなかったようですが、最終的にリスペクトしてくれているようで、一日本人として喜びを感じています。これからもナイキを愛し続けたいなと思った一冊でした。是非ナイキファンの日本人には読んでほしいです!
Amazonの口コミ
自分はオニツカタイガーのスニーカーが好きなのですが、全世界を制覇しているナイキも、元はオニツカタイガーの代理店であったが、それを裏切る形で創業した経緯があるので。フィルナイト本人は、その事をどう捉えているのか知りたいと思い、購入しました。
Amazonの口コミ
NIKEという超一流企業の破茶滅茶な創業ストーリーが楽しめる一冊です。あんな状態の会社が今のNIKEになったなんて信じられない…と思うレベルで予想を超えた破茶滅茶っぷりです。面白かったです。
Amazonの口コミ
日本人なら読んでおきたいNIKEがいまの NIKEになるまでのノンフィクションストーリー。一流の経営者がいかに普通の人間かであるかを感じさせます。逆にいうと、普通の人間がいかに優れた経営者になるかの指南書とも言えると思います。隠れた苦悩を同時に体感できます。散りばめられたアメリカのジョークが理解できないのが惜しいところです。。
Amazonの口コミ
勉強になります〜
Amazonの口コミ
みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!
おわりに
今回学んだ内容からは、「何事にも全力投球すると深くハマることができる」という価値を理解しました。
その結果、自己励行の源泉になり、他者を感動させる力にもなると学びました。
そのため、自分自身が現在挑戦し続けていることもあるので、良い意味で視野が狭まるほどの熱中を持って努力しようと思いました。
加えて、たった一冊の本で人の意識や行動を変える力があるのだとしたら、さまざまな本を積極的に読んでみたくなると思いました。
次に読みたいと思っている本は『人を動かす』です。
人との関わり方を本格的に学びたい人におすすめされている本から人を動かすにはどういったものが必要かを学びたいです。