埼玉県にお住いの58歳の女性(個人事業主:在宅ワーカー)が2023年12月頃に読んだ『70歳からは超シンプル調理で「栄養がとれる」食事に変える!』のレビューをご紹介します。
本書の概要や内容をわかりやすく要約してまとめていますので、書籍から学んだことや感想、評価や口コミが気になる方は参考にしてください。
目次
『70歳からは超シンプル調理で「栄養がとれる」食事に変える!』を購入したきっかけ
母親が83歳で、食事がしっかりと摂れているにもかかわらず、最近痩せてきてしまいました。
カロリーをしっかり取れているのに、栄養が足りていないと感じ、それがこの書籍を購入しようと思ったきっかけになりました。
低栄養を改善したいと思い、読み始めました。
食事は毎日のことなので、簡単でなければ続けられないと考え、超シンプル調理という言葉にも引かれました。
そして、缶詰やカット野菜を使ったレシピも掲載されている点も気に入りました。
『70歳からは超シンプル調理で「栄養がとれる」食事に変える!』の概要
三食取っているのに、栄養が足りていないという高齢者が多いと言われます。
私の母親もその一人に当てはまると感じました。
そこでこの本を利用し、栄養豊富な食事を作るための簡単な調理方法を学ぶことにしました。
栄養バランスについては、約3日間でゆるく考えることが良いとのことです。
全く新しい食事形態への一変をするのではなく、足りない部分を補い、摂取過多な部分を減らすと良いとのアドバイスがありました。
高齢者が炭水化物を制限しすぎるとエネルギー不足を招くことがあるということも示唆されています。
基本情報
- 著者:塩野﨑淳子
- 監修:若林秀隆
- ISBN:9784799110041
- 出版社:すばる舎
- 判型:A5
- ページ数:144ページ
- 定価:1300円(本体)
- 発行年月日:2022年02月
- 発売日:2022年02月09日
- 国際分類コード【Thema(シーマ)】1:VFD
- 国際分類コード【Thema(シーマ)】2:MBN
『70歳からは超シンプル調理で「栄養がとれる」食事に変える!』のYouTube(ユーチューブ)
『70歳からは超シンプル調理で「栄養がとれる」食事に変える!』について、YouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説されている動画がないか調べてみました。
残念ながら、本書を詳しく紹介しているYouTubeチャンネルは存在しなかったため、本ブログで要点をまとめてお伝えできればと考えています。
『70歳からは超シンプル調理で「栄養がとれる」食事に変える!』から学んだことの要約とまとめ
『70歳からは超シンプル調理で「栄養がとれる」食事に変える!』から学んだ点は大きく3つ存在します。
学びのポイント
- 超シンプル調理での低栄養改善
- 手抜きせずに利便性の高いものを積極的に活用
- 超シンプル調理による低栄養防止
本書には、高齢者の低栄養を改善する方法が多く記載されています。
缶詰やカット野菜、冷凍野菜を効果的に使用し、栄養を能率的に摂取するアドバイスが提供されています。
冷凍野菜には栄養が少ないという思想を持つ方もいるかもしれませんが、旬の野菜を冷凍しているため、季節外れの生野菜よりも栄養価が高いということです。
この本は罪悪感を持たずに、便利なものをどんどん利用することを推奨しており、食事作りをシンプルに行うことの重要性を強調しています。
超シンプル調理での低栄養改善
3食きちんと摂取しているのに栄養が足りていない高齢者が増えているという現状があります。
私の母親もまさに該当する例です。
三食必ず摂取しているものの、食物が炭水化物中心のため、栄養が不足しています。
年を重ねると食事量が少なくなることから、タンパク質をうまく摂取できるようにすることが重要だとされています。
日々新鮮な肉や魚を用意するのは大変なので、保存が利き、容易に使用できる缶詰や練り製品などをストックしておくことが推奨されています。
卵は栄養バランスが良いため、効果的に活用することが求められています。
手抜きせずに利便性の高いものを積極的に活用
栄養豊富なスーパーシンプル調理法が詳細に説明されています。
手軽にタンパク質を取り入れられる、練り製品という優秀な食材を利用することが重要であると伝えられています。
卵は完全食品なのでタンパク質やビタミン、ミネラルが摂取できます。
納豆や豆腐などの大豆製品も毎日の食事における重要な食材です。
乳製品も毎日適度に摂取することが重要です。
果物はビタミン補給に必要不可欠で、安価な冷凍果物でも十分に摂取できるとされています。
超シンプル調理による低栄養防止
手軽で栄養バランスが良いレシピが豊富に紹介されています。
栄養バランスを考える際には、3日単位でゆるく考えると楽とされています。
食事内容全体をすぐに変更するのではなく、不足している部分を補い、過剰な部分を削減することが良いバランスを取る上で重要だとのことです。
手軽さからスープは推奨されており、電子レンジも積極的に活用されています。
缶詰も一手間加えることで、バリエーション豊かなレシピが得られるとのことです。
『70歳からは超シンプル調理で「栄養がとれる」食事に変える!』の感想
食事は毎日のことなので、シンプルに栄養価の高いものを作ることが重要だと感じました。
手抜きと罪悪感を持たずに、さまざまな便利な加工食品を活用することが良いと理解しました。
缶詰はよく使っていましたが、カット野菜や冷凍野菜も積極的に使っていきたいと考えています。
特に冷凍野菜は旬の野菜を加工しているため、栄養価が高く、うまく活用していきたいと思います。
また、少量でも取り出せることや保存が効くことなど、良い点が多いことに気づきました。
『70歳からは超シンプル調理で「栄養がとれる」食事に変える!』の評価や口コミ
他の方が『70歳からは超シンプル調理で「栄養がとれる」食事に変える!』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
研修会で”70歳からは超シンプル調理で「栄養がとれる」食事に変える!”の塩野崎さんから、栄養学の考え方、食べ物の良い悪いをつけることのリスク、料理が苦手でもバランスよく食べるコツ、微量元素の大切さ、「これなら私でもできる」レシピについて伺った。食べるは生きること、改めて考え直す。
— 小林篤史@緩和×栄養×在宅医療 (@a_koba_karin) March 6, 2023
少しはレシピも後半にあり、まぁまぁでした😃
Amazonの口コミ
この本は70歳以上の方々に向けた素晴らしいリソースです。シンプルな調理法で栄養を摂ることができるアイデアがたくさん詰まっています。著者はレシピを通じて、栄養バランスを考えながらも、調理プロセスを楽しみながら行う方法を提案しています。レシピはシンプルで実行可能であり、調理の苦手な人でも取り組みやすいです。特に、食事の多様性を保ちながら、シンプルな材料と調理法を使って美味しい料理を作る方法に感銘を受けました。食材の選び方や調理のコツに関するアドバイスも非常に役立ちます。この本を読んで、健康的な食事をシンプルに調理できる自信を持ちました。70歳以上の方や健康に気を使う方におすすめの書籍です。
Amazonの口コミ
本の内容を基準にして、各自に合わせて専門家がカスタマイズできたら、元気で長生きできると思いました。
Amazonの口コミ
缶詰や冷凍食品、カット野菜等の利用方法など…色々と参考になりました。
Amazonの口コミ
胃の病気をして激痩せし、BMI14台になってしまい、中々体重が戻らなかった事があり、時の経過と共に体重は戻ったものの、何をどうして良いのかよくわからない暗中模索の状態でした。何をどう食べればバランス良く食べることができるのか、簡単に実践出来るようにわかりやすく書いてあります。
Amazonの口コミ
みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!
おわりに
缶詰め・カット野菜・冷凍野菜をどんどん活用し、簡単で栄養バランスの整ったレシピへの挑戦を考えています。
納豆や豆腐といった大豆加工食品を毎日摂取することも心がけています。
栄養バランスについては、3日単位でゆるく考えることでうまくいくと感じています。
あまりストイックになり過ぎず、部分的に栄養を足し引きするのがコツのようです。
これらは簡単なことばかりなので、行動に移すことが大切です。
次に読もうと思っている本は『伝え方が9割』です。
自身の思考を上手く伝えることを目指しています。