岐阜県にお住いの35歳女性(フリーランス:デザイン撮影)が2022年4月頃に読んだ『ほんとに、フォント。フォントを活かしたデザインレイアウトの本』のレビューをご紹介します。
本書の概要や内容をわかりやすく要約してまとめておりますので、書籍を読んで学んだことや感想、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
『ほんとに、フォント。フォントを活かしたデザインレイアウトの本』を購入したきっかけ
仕事やコンペなどを受ける際にデザインを作成していくにあたり、今までの自分の経験だけでは”どこかが違うけど明確にどれをどうしたらいいのか分からない”と言ったもやもやした気持ちが生まれることがありました。
そんな時にインターネットで探すのではなく、さっと手にとって一覧でいろんな文字のデザインが見られて頭を整理し、自分なりのデザインを生み出せる本が欲しいと思っていました。
口コミやランキングを調べてこの本が最適だろうと思い、購入しました。
『ほんとに、フォント。フォントを活かしたデザインレイアウトの本』の概要
主にフォントデザインにおける良い例と悪い例が見開きになって記載されています。
デザイナー駆け出しの人とプロデザイナーのキャラクター二人がいろんな掛け合いをしながら良いデザインの例を閲覧することができ、面白くデザインを学ぶことができます。
視覚的にも見えやすく、わかりやすい色使いで能動的に理解しやすい一冊です。
デザインの種類もさまざまなシーンを想定したものが多々並び、フォントデザインの辞書とも呼べる一冊じゃないかと思います。
『ほんとに、フォント。フォントを活かしたデザインレイアウトの本』の基本情報
基本情報
- 出版社:ソシム
- 著者:ingectar-e
- 定価:本体1,800円+税
- 発行年月:2019年02月20日
- ページ数:240ページ
- ISBN:978-4-8026-1208-1
- 言語:日本語
- 公式サイト:https://www.socym.co.jp/book/1208
『ほんとに、フォント。フォントを活かしたデザインレイアウトの本』の目次
目次
- Chapter 1 CAFE DESIGN
- Chapter 2 STYLISH DESIGN
- Chapter 3 POP DESIGN
- Chapter 4 NATURAL DESIGN
- Chapter 5 BUSINESS DESIGN
- Chapter 6 GIRLY DESIGN
- Chapter 7 CUSUAL DESIGN
- Chapter 8 SEASON DESIGN
- Chapter 9 LUXURY DESIGN
『ほんとに、フォント。フォントを活かしたデザインレイアウトの本』のYouTube(ユーチューブ)
『ほんとに、フォント。フォントを活かしたデザインレイアウトの本』についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説してくれている動画がないか調べてみました。
残念ながら本書を紹介しているYouTubeチャンネルはなかったため、本ブログにて要点をまとめてお伝えできればと思います。
『ほんとに、フォント。フォントを活かしたデザインレイアウトの本』から学んだことの要約とまとめ
『ほんとに、フォント。フォントを活かしたデザインレイアウトの本』から私が学んだポイントは大きく3つの内容です。
私が学んだこと
- フォントの適材適所
- シーンによってのフォントの分け方
- フォントのダメな使い方の例
フォントにおける良い例と悪い例を一目で見ることが出来るので、自分の欠落している点がすぐに理解できます。
フォントにもたくさんの種類がある中、シーン別にどのようなフォントが効果的か、強調したい場合はこの方が目立つ、などがぎゅっと一冊にまとまっている本です。
写真などのデザイン構成の仕方を一緒に載せているわけではないので色々考えてしまって頭がごちゃごちゃになることも無く、シンプルにフォントについてしっかり学べる一冊になっています。
フォントの適材適所
太いフォント、細いフォント、英字フォントなどさまざまな種類のフォントの中でもさらに丸い形、角張った形などがあり、さらに文字全体が丸みを帯びているなど様々なフォントが細分化されています。
それらのフォントをどのような時、どんな形で、どんな効果をプラスして、などが端的にこうするといいよ!と言った形で分かりやすく記載されている為、頭にデザインの種類が増えます。
デザインで悩んだ時にも頭を整理したい時にも見返したり出来る為、とても重宝します。
シーンによってのフォントの分け方
ビジネス、ナチュラル、個性的で目を引くなどなど、シーン別に適したフォントデザインが記載されているのでとても参考になります。
同じ写真やイラストを使ってもフォントの効果やフォントの組み合わせを変えるだけでさまざまなデザインを生み出せる事も理解できます。
一つのシーンでいろんなデザイン案を一覧で見ることも出来て、自分や依頼者に合ったデザインを考えることにも使える一冊だと思います。
フォントのダメな使い方の例
良い例と一緒に悪い例も記載されており、こうしたいから…とやってしまいがちな例を学ぶことも出来ます。
一つのことにとらわれて柔軟なデザインが出来なくなってしまっている時にやってしまいがちなデザインばかりです。
自分がモヤモヤしたデザインをしている時はあてまってしまうことが多く、何かしっくりこないなーと言う時はまずダメな方のデザインを見て、自分に当てはめてから良いデザインを取り入れて切り替えたりが出来る一冊です。
『ほんとに、フォント。フォントを活かしたデザインレイアウトの本』の感想
一度読み終えただけで終わりではなく、何度でもつかえる”辞書”のようなものだと思いました。
安定的に良質なデザインを作成していこうとしていく上で、読んでおいて損はないし、持っておいても損はない本です。
フォントの辞書!みたいなタイトルだったら重そうで手を出していなかったと思いますが”ほんとにフォント”と言うとっつきやすいタイトルも買ってみようと思うきっかけでした。
この一冊でかなり自分のデザインの幅が広がったと思います。
『ほんとに、フォント。フォントを活かしたデザインレイアウトの本』の評価や口コミ
他の方が『ほんとに、フォント。フォントを活かしたデザインレイアウトの本』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
40歳からの #今日の積み上げ
⏩継続165日目➡️#デザイン学習
✅ほんとに、フォント。フォントを活かしたデザインレイアウトの本フォント選びに悩む事が多いので購入。
イメージにあったフォントや、魅せる文字と読ませる文字の使い分けが学べます。
作例も多く参考になります! pic.twitter.com/FcmYmzf2fY
— ミゾ💻製造業 ↔︎ Webデザイン+ブログ (@MGMY40) May 24, 2020
ほんとに、フォント。フォントを活かしたデザインレイアウトの本 https://t.co/kPGvFKo1na #Amazon
フォント死ぬほどあるけど使い方合ってる……?という人におすすめだと思う。どういうフォントがどういうデザインに合うかが死ぬほど載ってるし、たいていは無料でカバーできるので参考にするのは有り— temichann (@hgbgssm) April 10, 2020
ingectar-e (@ingectar_design )著の『ほんとに、フォント。 フォントを活かしたデザインレイアウトの本』(ソシム)を読了(先週)。
最近学んでいるデザイン。
今まで、明朝とゴシックもわからなかったけど、奥深くて面白い。
印象がガラッと変わることもあるくらい大事。https://t.co/fEeog6cWy1— すぎやましんたろう@ライター (@s_sugiyama_13) July 3, 2022
みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!
おわりに
今後のデザインの仕事において必ず役にたっていく本だと思いました。
豊富なシーン別のデザインの記載は自分のかたまってしまいがちなイメージにも柔軟に対応してくれるだろうと思っています。
これからもたくさんのフォントが生み出されていくと思うので変わっていくでしょうが、基礎となる部分を強化するにはとても良い本だと思います。
デザインにおいてフォントもとても大切な効果をもたらしてくれているんだと改めて感じました。
そのような思いがこれからの仕事に向き合っていくにもとても大切に思います。
次に読みたいと思っている本は『イメージをパッと形に変えるデザイン大全』です。
こちらも今回感想を書いたものと同じく、さまざまなシーン別に様々なデザインが掲載されている一冊です。
今回の”ほんとにフォント”が自分の中でとても良い一冊だったので同じようなシリーズを買ってみようと思うきっかけになりました。
画像の配置方法やシーン別の色の使い方、どんな効果がより良い作品になるか、などを自分の中で深めるために購入したいと思います。
あとは常に自分がモヤモヤしたデザインをしてしまった時に見て頭を整理するための辞書としても持っていたいと思っています。