東京都にお住いの35歳男性から2020年に購入されたエレコム TK-FBP100ワイヤレスキーボードを実際に使ってみたレビューをご紹介します。
ワイヤレスキーボードを欲しいと思ったきっかけ
ノートパソコンをディスプレイにつないで使うために、ワイヤレスのJISキーボードを探していたところ、コンパクトなTK-FBP100を見つけました。
また、横幅がとても短く、マウスを隣で操作するのに便利だったこと、小型キーボードの割にキータッチが良かったこと、Bluetoothで接続できるので、余計なレシーバーをUSB端子に刺さなくてよいこと、Windows、Mac、iPadの3種類に対応しているところも購入の動機となりました。
ワイヤレスキーボードの候補にあがっていたもの
一番重視したのは、Windows、Mac、iPadの3つのOSに対応していて、切り替えて使えることでした。
たいていはWindowsとMacのどちらかか、その両対応が多く、iPadとPCで兼用できるモデルがあまりありませんでした。
また、以前に他社のマウスをワイヤレス化したとき、余計なレシーバーをUSB端子に挿す必要があり、よくぶつけたり無くしたりしそうになってものすごいストレスだったので、Bluetoothだけでワイヤレス化できるモデルを探していました。
エレコム TK-FBP100
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エレコム TK-FBP100ワイヤレスキーボードに決めた理由
Windows、Mac、iPadの3つのOSに対応しているキーボードはいくつかあったのですが、どれも切り替えが面倒なものが多くあきらめかけていたのですが、エレコムのTK-FBP100は、キーコンビネーションだけで切り替えることができたのが決め手となりました。
またキーの形が、他社は楕円形や角丸四角形で打ちづらそうだったのですが、エレコムのTK-FBP100はオーソドックスな形状で安心できました。
もちろんBluetoothだけで動作するので、余計なレシーバーが不要なのも良かったです。
エレコム TK-FBP100ワイヤレスキーボードのスペック
スペック
- 接続方式:Bluetooth(R)無線方式
- 接続可能台数:3台
- 通信方式:GFSK方式
- 電波到達距離:磁性体(鉄の机など)の上で使用する場合:約3m/非磁性体(木の机など)の上で使用する場合:約10m
- キータイプ:パンタグラフ
- キー配列:83 キー(日本語配列)
- キーピッチ:19.0mm
- キーストローク:2.0mm
- ホットキー数:13キー
- 想定電池使用期間:アルカリ乾電池使用時の目安 約1.1年 ※エレコム社テスト値
- 外形寸法(キーボード本体):幅289.2mm×奥行127.5mm×高さ21.2mm
- 質量(キーボード本体):約374g ※電池を含まず
- 付属品:ユーザーズマニュアル×1、動作確認用単4形アルカリ乾電池×2
- 対応プロファイル:HID(Human Interface Device)
- 適合規格:Bluetooth 3.0 Class2
- 公式サイト:https://www.elecom.co.jp/products/TK-FBP100BK.html
私は新品で購入しましたが、価格は3960円でした。
エレコム TK-FBP100ワイヤレスキーボードを実際に使ってみた
キータッチは予想以上に良く、高速で打鍵しても歯切れ良く追従してくるのでとても快適です。
ペアリングも一度行ってしまえば、2度目からの接続はとてもスムーズでした。
単4電池2本で駆動するのですが、意外にも省電力でこまめにスイッチをオフにしなくても良さそうなのも嬉しいです。
キートップは基本的にWindows用の文字が印字されていますが、Mac用の読み替えが書いてあるのも親切だと思います(Windowsキーに「Cmd」、Altキーに「Option」など)。
使ってみて気に入っているところ
コンパクトなので持ち運びにも便利なところは大変良いと思います。
キータッチも想像以上で、高速に打鍵しても確実に追従してくる点は頼もしいですし、あまり打鍵音がしないので図書館や静かな場所でも使いやすいです。
Bluetoothでの接続は安定しており、使用中に接続が切れたり、再接続で迷子になることもありませんでした。
またWindows、Mac、iPadの3つのOSを簡単に切り替えて使えるので、このキーボード1台で、各OSのマシンから快適に入力ができる点が気に入っています。
こんな方にはおすすめしたい
- Windows、Mac、iPadでキーボードを共用したい人
- 手ごろな価格で打ちやすいキーボードを探している人
- 安定した接続のワイヤレスキーボードを探している人
- 横幅がコンパクトなキーボードを探している人
- ワイヤレスキーボードでUSB端子にレシーバーを挿したくない人
使ってみて気に入らなかったところ
コンパクトな横幅なのとキーレイアウトを見て覚悟はしていたのですが、右手小指側のキーが小さくて、ときどき打ち間違えてしまいます。
といっても「@」やカッコ類なので頻度は少ないのですが、ふと通常のキーボードのつもりでラフに打ってしまうと、途端に打ち間違えてしまうのが残念なところです。
またスペースバーが少し短いので、右手親指が変換キーと間違えてしまうことがあります。
いずれも慣れれば間違えにくくなるとは思います。
こんな方にはおすすめしない
- 広々としたキー配列で打ちたい人
- 剛性の高いがっしりした筐体のキーボードが好きな人
- ワイヤレスの電池交換が煩わしい人
- キーストロークが深めなキーボードが好きな人
- かちゃかちゃ、ターン!と音を鳴らしてキー入力したい人
エレコム TK-FBP100ワイヤレスキーボード購入後の生活
Windowsノートパソコンは、外部ディスプレイ、このキーボード、ワイヤレスマウスの3点セットに切り替えたので、内蔵のディスプレイ、キーボード、トラックパッドを使わなくなったので、とても見やすく、入力しやすくなりました。
さらに私物Mac、iPadでも使えるようになったので、キーボードをこれ1台で済ませることができ、机の上を広く使うことができるようになりました。
ワイヤレスなので目障りなケーブルがなくスッキリしている点も気に入っていて、仕事や趣味のやる気が増しました。