神奈川県にお住いの29歳男性から2020年8月頃に購入されたライカ D-LUX7デジタルカメラを実際に使ってみたレビューをご紹介します。
目次
デジタルカメラを欲しいと思ったきっかけ
私はこれまでスマホのカメラで充分と思っていましたが、友達のミラーレス一眼の撮影した写真をみて、スマホよりいい画質の写真を撮りたいと思うことがカメラ購入のきっかけになりました。
焦点を合わせて背景をぼかす、シャッター速度を遅くして幻想的な写真を撮る、普段みてる世界を美しく切り取れることができるカメラに夢中になりました。
実際にはスマホでも工夫すれば充分に取れるのかもしれませんが、イメージセンサーサイズやF値、露出補正など勉強していくうちに、マニュアルバイクのような機械を操作している感覚がとても楽しいものだと感じ、これを趣味にお出かけしたいと考えるようになりました。
個人的にはフルサイズのミラーレス一眼で撮影をしていきたかったのですが、スペックを見比べていくうちにどんどんと高い機体、さらにはレンズの沼にはまる気がしたので、当面はコンデジで楽しく撮影したいと考えています。
デジタルカメラの候補にあがっていたもの
LX100M2とd-lux7は正味機能差がほぼ同じであると思いました。
価格差数万円は大きく、ずいぶんと悩みました、しかし、憧れのleicaを手に取って出かけたいと思ったのと、やはり機体のデザイン面が私好みであったため、こちらのカメラの購入へと踏み切りました。
一方、SONYのRX100M7は高倍率ズームなど非常に素晴らしいデジカメでしたが、価格が14万前後と高価で、コンデジらしい機体が逆に私好みではなく購入を見送りました。
ライカ D-LUX7
LUMIX LX100 M2
SONY RX100M7

ライカ D-LUX7デジタルカメラに決めた理由
d-lux7は大口径でF値1.7と非常に明るいレンズで、背景がボケやすいくていいカメラだと思いました。
4K30Pの動画撮影や4Kカメラによる連射機能、被写体が動いたあとに撮影してもさかのぼって撮影できるプリ連射機能が搭載しているのは非常に面白いカメラだと思いました。
F値の設定やシャッタースピードがダイヤル操作で行うため非常に直感的に操作できる点もよかったです。
なによりデザインが黒とシルバーのツートンで街中を歩くときに首からぶら下げていてもクラシカルな雰囲気で非常におしゃれで、400gと軽いため首も痛くならないとカメラだと思います。
ライカ D-LUX7デジタルカメラのスペック
スペック
- 有効画素数:1700万画素
- 撮像素子サイズ:4/3
- 焦点距離(広角側・35mm換算):24mm ※~75mm相当
- 開放F値(広角側):1.7
- 開放F値(望遠側):2.8
- デジタルズーム:4倍 ※最大
- 手ブレ補正機能:有 ※OIS
- 液晶サイズ:3インチ ※TFT液晶モニター/約124万ドット/視野率約100%/アスペクト比3:2/タッチパネル
- 連続撮影速度:11コマ/秒 ※H / 7コマ/秒 ※M /2コマ/秒 ※L
- ファインダー:有 ※0.38型液晶ビューファインダー/約276万ドット/視野率約100%/倍率約0.7倍/アイセンサー付
- HDMI端子:有 ※Micro HDMI (Type D)
- 電源:リチウムイオンバッテリー
- 重量:403g ※バッテリー/メモリーカード含む / 361g ※本体のみ
- サイズ:幅118mm・高さ66mm・奥行き64mm
- 最短撮影距離:3cm
- 対応メディア(メモリーカード):SDカード / SDHCカード / SDXCカード
- マニュアルフォーカス:有
- Bluetooth:対応
- 公式サイト:https://jp.leica-camera.com/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%88%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%ABD-LUX7
私は新品で購入しましたので、価格は17万円前後でした。
ライカ D-LUX7デジタルカメラを実際に使ってみた
カメラ自体を普段からカバンに忍ばせているので、気になるスポットなどを見つけましたら、構図をきめ、ボケ感を出すためのF値などの設定をマニュアル操作で行っています。
オートフォーカス機能などもありますが、基本風景がなので絞りレンズで自分好みのピントにして撮影を行っております。
また、夜の街の撮影では光の色味と配置を意識してノスタルジックな写真を撮るようにしております。
基本ストロボを使わずにISOとシャッタースピードを調節することで自分好みの写真を撮影しております。
使ってみて気に入っているところ
フィルムカメラのようなレンズ部でのF値の設定などのメカニカルな仕様が非常に直感的で気に入っております。
また、見た目も黒とシルバーのツートンで非常に気に入っており、連射も速く、コンデジとしての機能はとても優秀だと思います。
基本マニュアルで撮影をしているので、綺麗に背景がぼけたり、ノスタルジックな撮影をとることができたときは非常に楽しく思いました。
これからも、写真撮影の構図や三脚を利用したシャッタスピードを遅くするなどの撮影技法をたくさん学び、どんどん撮影していきたいと思います。
こんな方にはおすすめしたい
- leicaブランドに触れてみたいひと
- おしゃれなコンデジがほしいひと
- 普段からカメラを持ち歩きたい人
- 明るいレンズを使用したいひと
- メカニカルな設計が好きな人
使ってみて気に入らなかったところ
やはりイメージセンサーがマイクロ4/3なので一般的なコンデジよりは大きいイメージセンサーなのですが、思ったよりぼけなかったりしたときに自分が下手なのか、それともマイクロ4/3の限界なのかわからなくなりました。
また、レンズ以外が平坦な本気であるため、右手ので撮影時に指を引っかけるグリップがないので別売りのアクセサリーが必要だと感じました。
別売りアクセサリーも1万円をこえるため、やはり高価だなと感じました。
また、液晶が動かないのでローアングルの撮影時では、チルド液晶やバリアングル液晶だとよかったな、と改めて思います。
こんな方にはおすすめしない
- コスパ重視のひと
- シーンに応じたレンズ選びが必須だと思う人
- パナライカとも言われるため、ライカのカメラじゃないと思う人
- メニュー操作ボタンの周りにあるダイヤルが軽いのが嫌だと思う人
- 最大焦点が75mmなので野鳥撮影などに利用しようとする人
ライカ D-LUX7デジタルカメラ購入後の生活
普段、私が使用しているスマホはカメラ性能が低いのもありますが、撮影をしようと思うことすらまったくありませんでした。
今回購入したカメラを利用することで、私は日常の中でどのように撮影しようか、もし撮るならどのような構図にしようか、F値・ISO感度・シャッタースピード・露出補正はどうしようかなど、多くのことを考えるようになりました。
これから散歩や買い物、旅行にも持ち歩いて人生の記録に使用していきたいと思っております。