山口県にお住いの44歳男性から2021年3月頃に購入されたSONY VLOGCAM ZV-1Gデジタルカメラを実際に使ってみたレビューをご紹介します。
目次
デジタルカメラを欲しいと思ったきっかけ
仕事でプレゼン用の動画とユーチューブチャンネルを開設してみたいと言う要望があったので購入しました。
デジタルカメラを購入することは個人では初めてではないのですが、動画を撮るのが目的なので、普通のデジタルカメラ(ミラーレス含む)でいいのか、丁度その頃発売されたZV1がいいのか、かかなり長い時間悩みました。
持ち運ぶことが多くなりそうなので、コンデジのほうがいいのではないかと言う意見もあり、「誰でも使いこなせそうなカメラ」という点が購入の決め手となりました。
デジタルカメラの候補にあがっていたもの
折角購入するのなら、高画質のフルサイズミラーレス機も視野に入れていました。
予算的はA7C(20万前後)までならと検討していましたが、本格的な動画を作る予定なので、なるべく簡単に高画質で収録できるものと考えました。
色々検討している中どんな動画になるか話していると、VLOG的に広角よりの動画で説明者(司会者)がプレゼンテーション(静止画)をはさみ説明のテロップを入れていくという動画を作ることになりました。
SONY VLOGCAM ZV-1G
sony α7C
sony α7Ⅲ
SONY VLOGCAM ZV-1Gデジタルカメラに決めた理由
購入の決め手となったのが、難しい操作がなく誰でも簡単に持ち出して収録できると言う点です。
個人ではカメラを所有しているので、「この場合はこのレンズでこのくらいの明るさでとったらいかがでしょう?」と提案が出来ても、資料の作成者毎に動画が変わるのは資料的にはまとまりがないように思えて来ました。
家電店の店頭で店員の方の説明を参考にし、おおよそやりたいことが見えていたのでその目的に合ったこのカメラに決めました。
SONY VLOGCAM ZV-1Gデジタルカメラのスペック
スペック
- 画質・フレームレート:
・AVCHD ※24M FX(1,920x1,080/60i)/17M FH(1,920x1,080/60i)
・XAVC S 4K ※30p 100M(3,840x2,160/30p)/30p 60M(3,840x2,160/30p)/24p 100M(3,840x2,160/24p)/24p 60M(3,840x2,160/24p)
・XAVC S HD ※60p 50M(1,920x1,080/60p)/60p 25M(1,920x1,080/60p)/30p 50M(1,920x1,080/30p)/30p 16M(1,920x1,080/30p)/ 24p 50M(1,920x1,080/24p)/120p 100M(1,920x1,080/120p)/120p 60M(1,920x1,080/120p) - 開放F値(広角側):1.8F値
- 開放F値(望遠側):2.8F値
- 実撮影時間:
・130分 ※液晶モニタ使用時(静止画撮影時、約260枚) - 有効画素数:2010万画素
- 連写機能:有 ※Hi:最高約24コマ/秒、Mid:最高約10コマ/秒、Low:最高約3.0コマ/秒
- 最低撮影感度:125 ※拡張 ISO80/100
- 最高撮影感度:12800 ※静止画時:25600
- ズーム:
・光学ズーム ※2.7倍(動画記録中光学ズーム対応)
・全画素超解像ズーム ※静止画時:20Mサイズ 約5.8倍/ 10Mサイズ 約8.2倍 / 5.0Mサイズ 約11倍 / VGAサイズ 約44倍
・全画素超解像ズーム ※動画時:約4.35倍(4K)、約5.8倍(HD)
・デジタルズーム ※静止画時:20Mサイズ 約11倍/ 10Mサイズ 約16倍 / 5.0Mサイズ 約23倍 / VGAサイズ 約44倍
・デジタルズーム ※動画時:デジタルズーム 約11倍 - 液晶サイズ:3型 ※4:3/921,600ドット/エクストラファイン液晶/TFT LCD
- 撮像素子サイズ:1.0型 ※13.2mm×8.8mm、Exmor RS CMOSセンサー、アスペクト比3:2
- 対応メディア(メモリーカード):
・メモリースティック デュオ
・メモリースティック PROデュオ
・メモリースティック PRO-HGデュオ
・メモリースティックマイクロ ※アダプター使用時
・メモリースティックマイクロ(Mark2) ※アダプター使用時
・SDXC/SDHC/SDメモリーカード ※XAVC S(100Mbps)設定時:UHS-I U3またはそれ以上、XAVC S(60Mbps/50Mbps)設定時:Class 10またはそれ以上
・microSDXC/SDHC/SDメモリーカード ※アダプター使用時 - 手ブレ補正機能:
・光学式
・光学+電子併用、回転方向対応 ※動画時光学式手ブレ補正(アクティブモード対応) - タッチパネル:対応
- 電源:リチャージャブルバッテリーパック ※NP-BX1
- 重量:294g ※バッテリーNP-BX1、メモリーカードを含む267g ※本体のみ
- 幅:105.5mm
- 高さ:60mm
- 奥行き:43.5mm
- その他:
・レンズタイプ:ZEISSバリオ・ゾナーT*レンズ(レンズ構成:9群10枚(AAレンズを3枚含む非球面レンズ9枚))
・F値(開放):F1.8(ワイド端時)-2.8(テレ端時)
・虹彩絞り:7枚
・NDフィルター:オート/入(3段分)/切
・焦点距離:f=9.4-25.7mm
・画角(35mm判相当)(静止画):84°-34°(24-70mm)
・撮影距離(レンズ先端から):AF約5cm-∞(ワイド端時)、約30cm-∞(テレ端時)
・付属品:リチャージャブルバッテリーパック(NP-BX1)(×1)、マイクロUSBケーブル、ウインドスクリーン、ウインドスクリーンアダプター、スタートガイド、他印刷物一式 - 公式サイト:https://www.sony.jp/vlogcam/products/ZV-1/
・205分 ※液晶モニタ使用時(静止画撮影時、約410枚)
・45分 ※液晶モニタ使用時(実動画撮影時)
私は新品で購入しましたので、価格は109,000円でした。
SONY VLOGCAM ZV-1Gデジタルカメラを実際に使ってみた
購入してからはプレゼンテーションの動画撮影をしていて、もう少し動画編集に慣れたらユーチューブもやってみたいと考えていますが、編集ソフトの慣れが必要でまだ簡単な動画しか出来ていません。
資料の作成者の方も一人で自録した方があまり恥ずかしくないので、バリアングルモニーターをチェックしながら撮影しています。
操作も実際簡単で、ほぼ自動で録画ボタンを押すだけでも誰でも綺麗に録画が出来、内臓マイクも良好です。
使ってみて気に入っているところ
ZEISSバリオ・ゾナーT*レンズで、f1.2と明るく、ボケるところが本当に気持ちが良いです。
最初についてるウィンドスクリーンがものすごい役に立っていて、モニターもクリアで天気がいい屋外でも非常に見やすく、ボディーも小さいので屋外や社外に持ち出す際、荷物が少なくなるので便利です。
あと、本当に綺麗な映像が撮れるので、余計な操作が今の所何も必要がなく、動画の制作に集中できているのではないかと思っています。
こんな方にはおすすめしたい
- 初めてカメラを持つと言う方
- 自分で動画の収録を総てしないといけない方
- 動画撮影の初めての方
- 撮影時に荷物をすくなくしたい方
- 綺麗なボケ感を出したい方
使ってみて気に入らなかったところ
使ってみてとても気に入っていますが、バッテリーは減りが早いと思います。
シューティンググリップ付きセットを購入し、バッテリーはサービスで付いてるのですが、充電器は付いていないので、実際は1つのバッテリーで運用しています。
プライスが10万と切りがいいのでしょうがないかもしれませんが、充電器は当初の予算内なので購入しました。
ちょっと心配なのは、現在バッテリー交換を使用せずUSB端子から充電していますので、なるべく端子のカバーを傷の付かないように慎重に扱っています。
こんな方にはおすすめしない
- 本格的な望遠ズームが欲しい方
- メインのフルサイズミラーレスを持っている方。
- 予算が見合わない方
- スポーツや早く被写体が動く動画を撮りたい方
- レンズを交換したい方
SONY VLOGCAM ZV-1Gデジタルカメラ購入後の生活
個人で写真撮影は行っていましたが、動画で伝えられる情報が多くなったので文字の資料が少なくなり、また誰でも簡単に高画質に動画を撮影できるので、仕事を分担して行えるようになりました。
動画自体に興味をもたれる方や「携帯ではなくデジタルカメラって本当に綺麗な画像がとれるね」とご自分で購入を検討される方もいらっしゃいました。
今後は動画作成の品質を上げられるよう作品自体に集中していきたいと思います。