北海道にお住いの22歳男性から2020年5月頃に購入されたNikon COOLPIX W300デジタルカメラを実際に使ってみたレビューをご紹介します。
目次
デジタルカメラを欲しいと思ったきっかけ
野外の記録用に購入しました。
野外記録の際には、土や泥にまみれる現場に入るため、防水性と耐衝撃性に優れたものが欲しいと思っていました。
例えば、山中を散策する際には突然雨が降ったり、湿度が高く表面が湿ってしまったり、川の近くだと水びたしになったりするため、防水性が必須でした。
また調査の際には、さまざまな用具を運ぶ必要があるので、カメラが荷物とこすれたり、誤っておとしてしまったりする場合があり、そんなときのために、高い耐衝撃性が必要だと感じていました。
以上のような理由から、防水性・耐衝撃性に優れたカメラが欲しいと思うようになりました。
デジタルカメラの候補にあがっていたもの
一つ目は、機能性で、防水性および耐衝撃性に優れたカメラを欲していたので、その二点からまずは絞り込みました。
その次は、値段で悩み、ある程度の予算を確保はしていましたが、数台分買う必要があったので、30000円前後で考えていましたので、その予算内であれば、より良いものを買おうと思っていました。
最後は、デザイン性で、機能が同じであったり、値段が変わらなかったりする場合は、自分が使うものなので、単純に見た目が気に入るかどうかで判断し、決断しました。
Nikon COOLPIX W300
RICOH WG-50
OLYMPUS Tough TG-6
Nikon COOLPIX W300デジタルカメラに決めた理由
上述してきた内容全てに合致したのが、購入したカメラだったからです。
さらにGPS機能も付いており、自分がどこで写真を撮ったのかをデータ整理の際に、改めて確認できるので非常に良い機能だと思いました。
写真は景色を切り抜いているので、自分たちの間でよく起こっていた「この写真はどこで撮ったのだろう」という現象が解決できるのではないかと思いました。
またデザインについても、カメラのレンズ部分が比較的小さく収まっているので、土や泥が付着しにくかったり、凸部がないのでぶつかる心配がなかったりするなど、極めて使いやすいものではないかと思い、購入にいたりました。
Nikon COOLPIX W300デジタルカメラのスペック
スペック
- デジカメシリーズ:COOLPIX
- 有効画素数:1605万画素
- 撮像素子サイズ:1/2.3型 ※1/2.3型原色CMOS
- 焦点距離(広角側・35mm換算):24mm ※35mm判換算
- 焦点距離(望遠側・35mm換算):120mm ※35mm判換算
- 開放F値(広角側):2.8
- 開放F値(望遠側):4.9
- 光学ズーム:5倍
- デジタルズーム:4倍
- 手ブレ補正機能:有 ※レンズシフト方式と電子式の併用(静止画、動画)
- 液晶サイズ:3型 ※広視野角3型有機ELモニター、反射防止コート付き、約92万ドット、輝度調節機能付き
- 顔認識:有
- 連写機能:有
- 連続撮影速度:5コマ/秒 ※連写H[約7.5コマ/ 秒で約5コマ(16M)]、高速連写 120 fps(約120コマ/秒で50コマ連続撮影)
- 最低撮影感度:125 ※ISO125~1600、ISO3200および6400(オート撮影モード時に設定可能)
- 最高撮影感度:6400
- 内蔵ストロボ:有
- 外部ストロボ:非対応
- リモコン/レリーズ:非対応
- ファインダー:無
- HDMI端子:有 ※HDMIマイクロ端子(Type D)(HDMI出力)
- 防水ハウジング:無
- アルカリ乾電池:非対応
- 言語表示:日本語、英語
- 電源:リチウムイオンバッテリー ※Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL12
- ACアダプター:※ACアダプター EH-62F(別売)
- 標準撮影可能枚数:280枚
- 重量:231g ※電池、SDメモリーカードを含む
- サイズ:幅111.5mm・高さ66mm・奥行き29mm
- 最短撮影距離:1cm
- 対応メディア(メモリーカード):SDカード・SDHCカード・SDXCカード
- 付属メディア:無
- 内蔵メモリー:有 ※約99MB
- マニュアルフォーカス:無
- コンバージョンレンズ:無
- スマイル認識:有
- 自分撮り:無
- 防塵機能:有
- ムービープログラム:無
- 防水:対応
- シーンプログラム:有 ※オート撮影モード、シーンモード、おまかせシーンモード、スペシャルエフェクトモード、ベストフェイスモード、ショートムービーショーモード、スーパーラプス動画
- 公式サイト:https://www.nikon-image.com/products/compact/lineup/w300/
私は新品で購入しましたが、価格は29800円でした。
Nikon COOLPIX W300デジタルカメラを実際に使ってみた
野外で植物や岩石、渓流沿いの写真撮影などに使用しています。
例えば、森林の中を散策するときには必ず持っていき、足元の草花やキノコ、頭上の木々や昆虫の写真などを撮影しています。
また、土を掘る作業を行う時にも携行しますが。土を掘る前の写真、土を掘っている最中の写真、土を掘り終えたときの写真を撮影する必要があるので、作業の合間にカメラを使います。
そのため作業終了後には、カメラが土や泥でまみれていることがしばしばありますが、水で洗えるので元通りになります。
使ってみて気に入っているところ
気に入っているところは、防水性と耐衝撃性に優れている点で、実際に使ってみると、水にぬれても問題なく使用でき、物がぶつかっても壊れない頑丈さがあるということが確認できました。
また、GPS機能が搭載されているため、標高・方位なども計測でき、さらに、陰になって暗いときにはLEDライトをつけることもでき、野外調査との相性は抜群ではないかと思います。
最後に、デザインがとても好きで、通常のカメラのようにレンズが中央にあるのではなく、小さいレンズが右上部について、コンパクトな印象を受けます。
そこが気に入っている点の一つです。
こんな方にはおすすめしたい
- 雨の中写真を撮る人
- 水の中で写真を撮る人
- 作業中に写真を撮る人
- 湿度が高い場所で写真を撮る人
- 土や泥まみれになるときに写真を撮る人
使ってみて気に入らなかったところ
気に入らなかった部分は、バッテリーとSDカードの差し込み口を保護するカバー部分の開閉方法です。
外側に円形の凸部のノズルがあり、それを回すことによって、開閉のためのロックを解除する仕組みになっています。
しかしながら、私の使用方法に問題があるのかもしれませんが、土や砂が円形凸部のノズルと本体との間に混入してしまい、粒子が噛んで開きにくくなってしまいました。
本体部との隙間ができないような工夫や、他のカメラと同様に、埋め込み型の開閉方式にすればさらに良かったのではないかと感じました。
こんな方にはおすすめしない
- 芸術的な作品として写真を撮る人
- 遠くの物体の写真を撮る人
- コンパクトなデザインが好みではない人
- 自撮りのように写真を撮る人
- 長時間の動画を撮影する人
Nikon COOLPIX W300デジタルカメラ購入後の生活
これまではレンズ部分に土や泥が混じり、洗う際にも水を使えなかったので、現場での取り扱いには一苦労でした。
しかしながら、本商品を購入することによって、カメラの存在を気にせず作業ができるようになり、これまで撮った写真がどこで撮ったものなのかわからなくなる時がありましたが。
GPS機能が搭載されているおかげで、そのようなこともなくなり、作業量を減らすことができました。
最後に、デザインが気に入っているので、毎日携行するにようになり、そのためか、今まで考えもしなかった写真を撮るようになり、毎日楽しく過ごしています。