東京都にお住いの44歳男性から2021年5月頃に購入されたInsta360 ONE X2アクションカメラを実際に使ってみたレビューをご紹介します。
アクションカメラを欲しいと思ったきっかけ
360度カメラやアクションカメラを知らずにinsta360 one x2のレビュー動画と編集方法の動画を見た時に、今まで考えていた動画撮影と編集の概念が崩れました。
高さのみを考えて撮影すれば、カメラワークを編集できるという夢のようなアクションカメラだと思いました。
画質の良さと手ブレ補正の技術にも驚きが隠せず、バイクなどの常に揺れている状態でもほぼブレないですし、さらにカメラに取り付けている棒も映りません。
アクションカメラの候補にあがっていたもの
撮影時間、サイズ、コンパクトなど色々考えた結果、insta360 one x2を選びました。
充電の稼働時間やドローンのように高く使うという機能よりもコンパクトさを重視していましたので、insta go2は自分が使いたいフィールドでは可能性が狭まってしまう気がしました。
insta360 ONE R 4K Edition CINAKGP/Cもかなり悩みましたが、よりシンプルで360度常に撮影できるinsta360 one x2を選びました。
Insta360 ONE X2
Insta360 GO 2
Insta360 ONE R
Insta360 ONE X2アクションカメラに決めた理由
シンプルで水に強く、数メートルの水深ならそのままハウジングの防水をつけなくても大丈夫です。
サイズ感もちょうど良く、アクションカメラというより通常のハンディカムとしても活躍できるのではないかという結論に至りました。
世界各国の製品紹介で、このカメラを使って本当にかっこいい動画を撮っている様子に憧れを抱き、持ち歩きはもちろん、バイク、自転車、車のどこにでも付けて撮影できるというポータブル感にも魅了されました。
Insta360 ONE X2アクションカメラのスペック
スペック
- レンズ口径:F2.0
- ジャイロセンサー:6軸ジャイロ
- 動画解像度:5.7K@30/25/24fps、4K@50/30fps、3K@100fps(360度撮影時)、2560×1440@50/30fps、1920×1440@50/30fps、1920×1080@50/30fps(ステディカムモード時)
- 写真解像度:6080×3040(2:1、360度撮影時)、4320×1440(3:1、Insta Panoモード時)
- ビットレート:100Mbps(動画)
- ファイル形式:insv(動画、360度撮影時)、mp4(動画、ステディカムモード時)、jpg、dng(写真)
- コーデック:H.264、H.265(動画)
- ストレージ:microSDカード(UHS-I V30スピードクラス、exFATフォーマット、最大1TB、別売)
- コネクタ:USB Type-C
- 無線機能:802.11a/b/g/n/ac Wi-Fi、Bluetooth 4.2
- 対応デバイス:iOS:iPhone SE、iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max、iPhone XS/XS Max、iPhone XR、iPhone X、Phone 8/8 Plus / Android:Qualcomm Snapdragon 845/Kirin 980/Exynos 9810以上
- 本体サイズ:46.2(W)×113(H)×29.8(D) mm
- 重量:149g
- バッテリー容量:1,630mAh
- 連続撮影時間:最大80分間(5.7K@30fps)
- 充電時間:約85分間
- 公式サイト:https://www.insta360.com/jp/product/insta360-onex2
私は新品で購入しましたので、価格は50000円でした。
Insta360 ONE X2アクションカメラを実際に使ってみた
一緒に散歩している子供の姿を前後左右から撮影し、編集時にAI追跡機能を使うことにより、子どもだけを追いかける動画に楽に仕上げることが出来ます。
自撮り棒が映り込まないため、ドローンのような撮影方法もできるので、テレビで見たような構図を試してみたり、ただ地面から頭上を撮影しただけの動画なのに、パンを振って広角に広げながら映画のようなオープニング動画を作ることもできて楽しいです。
使ってみて気に入っているところ
今までのムービーカメラにはない概念で、構図を気にすることなく撮影できるという点が本当に気に入っています。
画質の良さにもとても満足しており、お花見などの風景動画にはもってこいだと思います。
機能的にはシンプルなので操作の間違いなどがなく、撮りたい時にしっかり撮れるところも気に入っています。
撮影したあとの編集ソフトの使いやすさもポイントで、一定の人物をAIが追ってくれる機能があるので編集がとても楽です。
こんな方にはおすすめしたい
- 新しい角度で撮影がしたい人
- 活き活きした子どもの動画を撮影したい人
- バイクのツーリングの動画を撮りたい人
- 撮った後にじっくり作品として完成させたい人
- ドローンのような動画も撮ってみたい人
使ってみて気に入らなかったところ
子どもの運動会には不向きだった点です。
広角がメインだと思うので、ある程度ズームをしてもそこまで運動会で活躍している子どもの表情は撮影できません。
広角でこんな状況ですという表現には向いていますが、リレーなどの撮影にはinsta360 one x2よりも普通にスマホの動画撮影の方が重宝します。
運動会の1日という動画を作るにあたって、広角で伝えたい場面(学年ごとの表現のシーン)などに使うことをお勧めします。
こんな方にはおすすめしない
- 遠くの被写体を狙いたい人
- 撮影したあとに動画をすぐ確認したい人
- 撮影した後の編集がめんどくさい人
- 一つのカメラで全て完結させたいと思っている人
- 360度の撮影を必要としてない人
Insta360 ONE X2アクションカメラ購入後の生活
今までは家族の写真を撮ることが多かったのですが、動画が増えました。
週末の近くの公園に散歩に行くだけですが、それをどれだけ面白く動画に残すのかを考えるようになりました。
例えば段ボールを持って土手滑りをする際、子どもの顔のアップ、俯瞰で遠くから滑っている様子、下からスタンバイして滑ってくる時の子どもの顔、遊んだ場所をなどを撮影し、のちに編集します。
何年経ってもその動画を見た時に「この時楽しかったね」と言える記憶が残るようになりました。