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書籍のレビュー

【書評】『夫婦脳―夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか―』のレビュー!書籍を読んだ感想は「違いを知ることは夫婦間ストレス解消にも繋がる」

長野県にお住いの40歳女性(販売職)が2022年2月頃に読んだ『夫婦脳―夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか―』のレビューをご紹介します。

本書の概要や内容をわかりやすく要約してまとめておりますので、書籍を読んで学んだことや感想、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。

この本から学べるポイント

  • 男女の脳は機能や役割が違うこと
  • 夫婦間のすれ違いは、それぞれの生きる上での役割を全うするために必要な機能であること
  • お互いの違いを理解して接することの大切さ

『夫婦脳―夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか―』を購入したきっかけ

今回、この書籍を購入しようと思ったきっかけは、偶然、立ち寄った書店の話題書の棚に、この本が一冊だけあって、タイトルに惹かれて手に取ったことです。

日頃から、悩むほどではないけれども、日頃の生活で夫婦間の会話や感覚の行き違いを感じることが多いので、タイトルに惹かれました。

その場で中身を拾い読みすると、タイトルからは想像しなかったちょっとコミカルで明るく楽しい文章に大変魅力を感じました。

普段、このようなハウツー本は購入しないのですが、著者の明るく思いやりのある視点に共感し購入しました。

『夫婦脳―夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか―』の概要

書籍に書かれている一家に一冊というキャッチコピーのように、夫婦でお互いに読み合えるとさらに役立つ本だと思いました。

夫と妻の日常で繰り返されるすれ違い、ちょっとした違和感、ちょっとしたことから発生するイライラ感、どうしてそうなの?どうしてそうなんだ?といった謎の疑問と期待と不満。

それらがなぜそうなのかを脳科学の観点から具体的な例を挙げながら説明してくれます。

この本が良いのは、単なる脳科学のお話しではなく、とても人間的な相手に対する思いやりと愛情から書かれていることです。

読み終えた後、原因もさることながら、相手への愛情を感じることができるような内容です。

『夫婦脳―夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか―』の基本情報

基本情報

  • 出版社:新潮社
  • 著者:黒川 伊保子
  • 定価:本体520円+税
  • 発行年月:2010年12月01日
  • ページ数:230ページ
  • ISBN:978-4-10-127952-7
  • 言語:日本語
  • 公式サイト:https://www.shinchosha.co.jp/book/127952/

『夫婦脳―夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか―』の目次

目次

  • 夫婦の法則
  • プロポーズ・アゲイン

『夫婦脳―夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか―』のYouTube(ユーチューブ)

『夫婦脳―夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか―』についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説してくれている動画がないか調べてみました。

いくつか紹介しているYouTubeチャンネルはありましたが、残念ながら内容がおすすめできるものではなくあまり参考にならなそうでした。

そのため、本ブログにて要点をまとめてお伝えできればと思います。

『夫婦脳―夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか―』から学んだことの要約とまとめ

『夫婦脳―夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか―』から私が学んだポイントは大きく3つの内容です。

私が学んだこと

  • 男女の脳は機能や役割が違うこと
  • 夫婦間のすれ違いは、それぞれの生きる上での役割を全うするために必要な機能であること
  • お互いの違いを理解して接することの大切さ

妻と夫は本来相容れない脳の仕組みの上に成り立っている。

その違いは、生きる上での役割を全うするために大切な仕組みであり機能だということがさまざまな具体例を挙げながら、コミカルに明るく愛情溢れた文章で書かれています。

脳科学の観点から、互いの違いに関する理由が理論的に理解できるのと同時に、相手の違いを理解し、受け入れ、愛情を持って接することができるような気付きを得ることができる書籍です。

夫婦で一冊を一緒に読むことは少し照れくさいですが、何気なく本棚や机に置いておくというのも良い方法かな?と読み終わって思いました。

男女の脳は機能や役割が違うこと

脳科学という言葉を耳にするようになって久しいとは思いますが、実際のところ、それが何なのかについてどれだけ詳しく知っているかと考えると、言葉だけが先行している印象があります。

この本を読むことで、男女の脳が違うこと、なぜ違うのかということ、その違いから日常にどんなことが起こるのかということ、その起こったことに対して、自分はどのように理解し対応していけばいいのかというようなことを、楽しいエピソードと共に明るい気持ちで学ぶことができました。

夫婦間のすれ違いは、それぞれの生きる上での役割を全うするために必要な機能であること

男女の脳は違うと聞いたことがありますが、夫婦でも脳の仕組みや働きが違うのは、考えてみれば当たり前だとあたらめて気がつきました。

女性は、仕事も子育ても、夫のことも気遣ったり、ましてや夫の転勤等があれば、自分の人生を柔軟に変化させながら新しい環境に適用させていくことが多い。

一方男性は、一貫して外で仕事をし、社会的な責任を負いながら家族を守っていくという、時代は変われど、狩猟時代から続く基本的な役割は大きくは変わらないと思う。

そんな中で、人間として来ていくために必要な役割を果たしていくために、お互いの脳が違う機能を持っていることは当然必要なことだと思いました。

お互いの違いを理解して接することの大切さ

夫婦は、毎日生活を共にし、日々さまざまなことに向き合って生きています。

日常生活の雑多なことで、違いの存在はいつしか当たり前なものになり、その当たり前が、何かをしてもらうことに関しても当たり前になり、あえて言葉にしなくても伝わるだろうという勘違いを引き起こし、相手に対する勝手な期待になっていることが分かった。

その勝手な期待に相手が答えないと落ち込んだり、怒ってみたり、喧嘩になったりという結果になることもある。

お互いに気持ちよく生活するためにも、勝手な思い込みや期待をせずに、相手のことを理解することが大事だと思いました。

『夫婦脳―夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか―』の感想

この書籍を購入し、読み終えてとても良かったと感じています。

男女や夫婦の違いは、脳の仕組みからきていることがあり、その脳の違いは、互いの役割と全うするために必要な機能であることということを知ることができて安心しました。

その違いで日常生活に波風が立つことがあったとしても、考え方によっては、それは必然的なことであって、それに対しては、互いに相手を思いやり、理解しあっていくことが基本なんだと思いました。

全体的に悲観的になることなく、読んだ後に元気になれる本です。

『夫婦脳―夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか―』の評価や口コミ

他の方が『夫婦脳―夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか―』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。

みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!

おわりに

今回の書籍を読んで学んだことは、まさに日々の家族生活の中で生かしていくことができます。

何も知らない時よりも、相手がどうしてそのような反応をするのかを考えられるようになったり、それに対する対応の仕方も自分軸で落ち着いて考えられるようになりました。

互いの違いを知ることで、相手のことを理解し、それがひいては自分のことを理解することにもつながることも実感しました。

何ごとも、物事を知ってから実践し、内省してまた実行してみる。その繰り返しが本で読んだ内容を最も有効に実生活で活用できる方法なのだと思います。

次に読みたいと思っている本は『ザ・ドリーム・マネジャー』です。

男女が共に働く社会、さまざまな年齢層の人間が働く会社という場所で、今の時代に管理職として働くために必要なことは何かということを考えさせてくれる本です。

そのアプローチの仕方が、社員一人一人の幸せは違っていて、それぞれがその幸せを手にすることを実現するというところに興味が湧きます。







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