岐阜県にお住いの48歳男性(無職:無職)が2023年12月頃に読んだ『副業×定年準備×生きがいづくり 人生を変える! 50歳からのライター入門』のレビューをご紹介します。
本書の概要や内容をわかりやすく要約してまとめておりますので、書籍を読んで学んだことや感想、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
『副業×定年準備×生きがいづくり 人生を変える! 50歳からのライター入門』を購入したきっかけ
1年半以上個人ブログを書き続けたてきましたが、アクセス数が思うように伸びず、アフィリエイトで全く稼ぐことができなくて限界を感じました。
そこで、クラウドソーシングでライターの仕事をしてみたいと思うようになり(自分は書くことは好きで、わかりやすく読みやすい文章を書く自信だけはあるので。
SEO対策についても勉強してきたし。
)、本屋で何か参考になりそうな本を探していたら、まさに自分にピッタリそうなタイトルの本を見つけました。
パラパラとページをめくってみたら、「文章の書き方」についてはほぼ触れられていなくて、ライターになるための方法や心構えに主眼が置かれており、まさに求めていた内容だったのでそのまま購入しました。
『副業×定年準備×生きがいづくり 人生を変える! 50歳からのライター入門』の概要
50代で失業した筆者が、生活のためにやむにやまれずライターへの道に足を踏み入れていく過程が事細かに書かれており、読み物としても非常に興味深いです。
また、ライターになるための方法や仕事の取り方、仕事の進め方やクライアントとの交渉術等についても非常に丁寧に説明されているので、ライティングの仕事を始めたばかりの私にとっては非常に参考になる内容です。
最後の方は「ブックライター」という本を書く仕事についても書かれており、いつか自分も本を書いてみたいと思っていた私には本当にドンピシャな内容でした。
基本情報
- 著:しげぞう
- ISBN:9784788718142
- 出版社:時事通信出版局
- 判型:4-6
- ページ数:304ページ
- 定価:1600円(本体)
- 発行年月日:2022年07月
- 発売日:2022年06月28日
- 国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:GLK
『副業×定年準備×生きがいづくり 人生を変える! 50歳からのライター入門』のYouTube(ユーチューブ)
『副業×定年準備×生きがいづくり 人生を変える! 50歳からのライター入門』についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説してくれている動画がないか調べてみました。
残念ながら本書を詳しく紹介しているYouTubeチャンネルはなかったため、本ブログにて要点をまとめてお伝えできればと思います。
『副業×定年準備×生きがいづくり 人生を変える! 50歳からのライター入門』から学んだことの要約とまとめ
『副業×定年準備×生きがいづくり 人生を変える! 50歳からのライター入門』から私が学んだポイントは大きく3つの内容です。
私が学んだこと
- 文字単価が低い仕事でも、高品質な記事を書くべきだということ
- 個人よりも企業案件の方が稼げること
- ブックライターという仕事は需要が高いということ
ライターという仕事に少しでも興味がある方には是非ともおススメしたい本です。
40代や50代からでもライターを目指せるということを著者自らの体験談から熱く語っています。
しかし、文章の書き方についてはほとんど触れられていないので、文章力に自信が無い方はまずはそういう方向けの本や学校で勉強した方がいいかもしれません。
ライターはとにかく「文字単価」を意識しなければならないことも学べました(私のライターとしての初仕事の文字単価は0.05円でした。
搾取されていたのかもしれません。
)し、文字単価を上げていくためのコツもしっかりと書かれています。
とにかく、ライター初心者の方が知っておくべき心構えや考え方が満載です。
文字単価が低い仕事でも、高品質な記事を書くべきだということ
文字単価が安いからといって、いい加減な内容の記事を書いてはいけません。
そんなことをすると信用を失うというのはもちろんですが、文字単価の高い仕事に応募する際の実績として「自分はこんな高品質な記事が書けます」と提示することができるからです。
クライアントは、過去の実績について文字単価がいくらだったかまでは知りようがないです。
なので、文字単価が安かろうが高かろうが、常に全力で仕事に取り組み、高品質な記事を書くべきです。
個人よりも企業案件の方が稼げること
全く同じテーマで同じ文字数の仕事だとしても、予算の関係で、個人のクライアントよりも企業の方が報酬が高くなる傾向があります。
なので、クラウドソーシングで例えば「文字単価2円以上」という条件を絞り込んで検索すると、企業案件ばかりになります。
企業がWeb記事のライティングで大きな予算をかけるのは、いい加減な記事を掲載してしまうと社会的な信頼性を失うことになってしまうからです。
高い報酬を出すことで経験豊富なライターに高品質な記事を書いてもらうのです。
ブックライターという仕事は需要が高いということ
世の中には意外に多くの人たち(芸能人、スポーツ選手、大学教授、経営者等)が本を出したいと思ってはいるものの、時間や手間やスキルの問題で書くことができない人もたくさんいます。
そういう人たちの代わりに本を書く仕事があり、最近は人気が高まっています。
Webライティングのように「広く浅く」書くことに向いている人もいれば、ブックライティングのように「狭く深く」書くことに向いている人もいて、どちらの仕事の方が難しいかどうかは人によります。
『副業×定年準備×生きがいづくり 人生を変える! 50歳からのライター入門』の感想
今まで「ブログの書き方」や「ライティングスキル上達法」のような、ブログのアクセス数を増やす方法やSEO対策についてや文章の書き方についての本は、それなりの数を読んできました。
しかし、この本のような「ライターとしての心構えや仕事の進め方」についての本は初めて読み、非常に参考になりました。
特に、この本を買ってすぐに初のライティングの仕事を受注して執筆することになったので、仕事の進め方についてはリアルタイムで役に立ちました。
『副業×定年準備×生きがいづくり 人生を変える! 50歳からのライター入門』の評価や口コミ
他の方が『副業×定年準備×生きがいづくり 人生を変える! 50歳からのライター入門』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
拙著『副業×定年準備×生きがいづくり 人生を変える! 50歳からのライター入門』より。
“ブックライティングの場合は、8万文字前後の原稿を書くために、一人の著者に10時間前後のインタビューを行います。”
──5~6時間で済んでしまう人もいます。— しげぞう@ライター(旧:路傍の人) (@ViepnzMdJAhvWHn) October 24, 2023
拙著『副業×定年準備×生きがいづくり 人生を変える! 50歳からのライター入門』より。
“総務省統計局の発表に寄れば、2020年に出版された新刊点数は6万8608点です。平均すれば毎日190冊近い新刊が出版されていることになります。”
──書店に置かれない本がいかに多いか。— しげぞう@ライター(旧:路傍の人) (@ViepnzMdJAhvWHn) October 23, 2023
【副業×定年準備×生きがいづくり 人生を変える! 50歳からのライター入門/しげぞう】図書館本。50歳過ぎてからライターになった人の、ライター入門書。これ、本当に向いてる人と向いてない人にくっき… → https://t.co/ub75QC8HGV #bookmeter
— kitten (@HinaYukinochiti) March 18, 2023
拙著『副業×定年準備×生きがいづくり 人生を変える! 50歳からのライター入門』より。
“目の前の人からとことんコンテンツを引き出してやろう、と好奇心が膨れ上がるような人は、ブックライター向きかもしれません。”— しげぞう@ライター(旧:路傍の人) (@ViepnzMdJAhvWHn) October 25, 2023
4月13日のTSUTAYAのビジネス本・経済本の人気・売上ランキング3位!
副業×定年準備×生きがいづくり 人生を変える! 50歳からでも間に合うライター入門https://t.co/PwGFmLXqFW
著者しげぞう
— ビジネス書籍ランキング・売れ筋本ウォッチャー (@bookrankwatch) April 13, 2023
Xで著者さんを知って拝読させていただきました。ライターを始めて半年ほどで、少し行き詰まりを感じていたのですが、この本には今後のいろんな行動のきっかけとなる具体例やヒントが示されており大変参考になりました。著者の行動量はもちろん、実直さ・継続的な努力などの姿勢を見習おうと思いました。
Amazonの口コミ
ライターを目指す際に必要な物やソフト、守るべきルール、仕事を受注するためのコツなど盛り沢山の内容でした。非常に合理的で実用的です。ネットにあふれる「楽をして儲けるの」とは真逆で、誠意と努力で完璧な仕事をし、信頼を勝ち取る方法が紹介されています。確かにこの方法であれば、年齢は関係ありません。大変参考になりました。
Amazonの口コミ
内容は可もなく不可もなく、だ。地盤、看板、カバンが無い一定以上の年齢の人が、これからライター業を始める為に読む本では無く、多少興味は有るが、ま、現状維持で良いやと言う人向けの本。これは本書に限った事ではなく、自営業という括りになるあらゆる仕事に関し、その仕事を開始する事を熱望する人にとっては何の役にも立たない典型的な本。だから、ライター業では無い別の自営業を始める人でも、参考になると言えば言える本でもある。特にライター業など文章を書く自営業なら、入門書を読む時間があったら文章を書くか売り込みに行く努力をすべき。本書のカバーのそでの部分にはこう書かれている。「私は50代でライターを目指しました。だからみなさんも目指せます。ただし、簡単ではありません。でも、私と同じような苦労はしないに越したことはありません。」。あらゆる自営業で言える事。この「簡単ではありません」を中心に書かれていたらもっと評価は違ったかも知れない。しかし、簡単と苦労はイコールでは無い。苦労と間違いもイコールでは無い。みなさんも目指せますと言う事は、参入障壁が低いという事。参入障壁が低いという事は、継続性も低くなるという事。その部分が余り書かれていない。つまり、「どのくらい、簡単では無いか」。ライター業を始めて単価が安くても初仕事を受注出来た人が、半年以内にもライター業を副業としてでも続けている割合はどの位なのか?月々1~2万円程度の副収入レベルが維持出来るのは、継続して受注する意思の有る人のうち、100人中何人ぐらいなのか?「苦労はしないに越したことは無い」。間違いや落とし穴、禁忌事項、回り道はしない方が良いと思う。それを入門書で伝える意義は有ると思う。しかし、苦労とは別問題。著者のしげぞうも、ライター業を始めた当初から今まで、ライター業務の中で様々な困難辛苦があっただろうし、煮え湯を飲まされた事も有るだろう。しかし、現在ではライターどころか、自身の名で本を幾つも出版している著者となっている。だから、色々苦労は書かれていても、本書を読むと成功者目線、成功体験の観点から書かれており、誰でもその気にはさせるが、軌道に乗った後の具体例は多くても、軌道に乗る前の具体例が少ない。本書で嫌な感じを覚えたのがブックライターという言葉。最初の方から出てきたので、何だろう?と思っていたら、後半は丸々このブックライターについて書かれている。要はゴーストライターの事。それが、語感が悪いのでブックライターと言い換えた歴史があるらしい。何か、綺麗ごとを言っている様な気がした。続きを読む
Amazonの口コミ
この本はライターに興味がある50代、40代を想定しているように思えましたが、30代や20代でも、あるいはライターになろうと考えてない人でも読んでまったく問題ありません。わたしもいくつかライター入門的な本やkindle本を読んだことがありますが、内容の充実度や啓発レベルにおいて、読む人の年齢関係なしに最良の本だと感じました。著者は勤めていた事業所の解散によって、51歳で職を失い、未経験の状況から手探りでライターを模索していったそうですが、初めは文字単価0.07円の記事から取り組んだそうです。しかし報酬度外視で全力で文章を書き上げ、徐々に実績を積み重ねていった結果、WEBマガジンやオウンドメディアの主にビジネスジャンルの記事でより単価の高い受注が得られるようになり、現在に至っては本一冊を書き上げられるまでになっています。我流で文章力を磨き、ライターの仕事を着実にステップアップしていく過程が、具体的かつ詳細に語られています。入門編、中級編、上級編、応用編と、著者の52歳からのライターの成長過程をベースに主に50項目のポイントがまとめられています。受注から実績につなげていく方法、報酬についての考え方、書く速度を上げるコツ、ブックライティングにおけるインタビュー体験談などが大変興味深く、ストーリーをたどる感じで、飽きずに一気に読めてしまいました。ただ、著者は52歳からライターを始めたと言っていますが、40代後半から会社勤めの傍ら、ブログやアフィリエイト、情報商材(まじめな内容)を試したりしています。ほとんど稼げなかったとは言いますが、この経験はライターを始める前の準備段階として役立っていたようです。また、以前勤めていたのは取扱説明書の制作会社で、ディレクション的な仕事を担当していたそうです。テクニカルライターや印刷会社とやり取りしていた経験があり、ルーチンワークが多く高度な技術は必要なかったと言いますが、ライターという職業へのイメージは一般人より若干持てていたのではないでしょうか。著者の本が取扱説明書のように分かりやすいのも、前職の経験が影響しているのではないかとも思ってしまいます。さらに、著者は若い頃からかなりの読書家だったそうです。つまり、ライターを始める前から、相当に高いポテンシャルの持ち主だったということです。『私は50代でライターを目指しました。だからみなさんも目指せます。ただし簡単ではありません。でも、私と同じような苦労はしないに越したことはありません』カバー折り返しにもある著者のこの言葉をよく反芻してみる必要がありそうです。しかしなんといっても、この著者の凄い所は、52歳からでも若い人に負けることなく、自分の能力を飛躍させていった実績です。ライターを目指すかどうかに関わりなく、文章に興味があり、50歳からでもまだまだ能力開発の余地があると知りたい人には、この本の内容は非常に励みになります。専門知識を身につけて将来独立したいと願っているけど、現在お金がなくライターの副業も考えてみたいという人がいたとしたら、著者の以下の言葉などとても参考になると思われます。『多くの方は、初心者のうちは低い報酬額のものから受注することになります。たとえば文字単価0.5円前後の仕事です。・・・報酬額が低い仕事でもめげずに書き続けることが大切です』(P76 )『文字単価が上がると、記事の専門性や信頼性が高いことを要請されるため、ライティングに時間を要するようにな(ります)・・・』『難易度の高い記事でも、それが自分の得意分野であったり、興味のある分野であれば、書き続けるうちに、情報収集、記事構成、そしてライティングの要領を掴めるようになり、書く速度も上がっていきます。つまり、文字単価が上がったにもかかわらず時給が下がったとしても、損得勘定抜きでこなしていると、やがてそのような記事をかくことに慣れて要領が良くなり、作業時間も短くなって少しずつ時給が上がってくるのです』(P137)文章を書くコツや心構えまでも、とても親切に教えてくれています。続きを読む
Amazonの口コミ
東京の大き目の書店で昨年の8月ごろ数冊棚に目立つ形で置いてあったため購入しました。読んでみて、ライターの仕事は魅力があるなと感じました。ただ、少し難しそうだなと感じる面もありました。私は30代ですが、今の仕事このまま続けていくのが厳しいかなと感じていて、別の仕事として、ライターがいいかなと思っています。本を読んで、なんとなく、仕事のイメージがわきました。ライターはどこか自分の実績がそのまま良くも悪くも収入につながる面がありそうで、そういう意味で、魅力を感じました。著者のしげぞうさんも誠実な人柄な印象を持ちました。読んでよかったなと感じました。ありがとうございます(^^)
Amazonの口コミ
みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!
おわりに
今後もライターとしての仕事を続けていく中で、常にこの本を手元に置いておいて困ったことがあったら該当箇所を読んで参考にしたいと思います。
また、ブックライターの仕事にも今まで以上に俄然興味が湧いてきましたので、Webライターとしてある程度の経験を詰んだら、クラウドソーシングで探して挑戦してみようと思います。
いつか、このようなアンケートにおいて、自分が書いた本のタイトルを挙げてもらうようになりたいと思います。
次に読みたいと思っている本は『ブログで5億円稼いだ方法』です。
やはりブログも頑張って続けていきたいので、ちゃんと収益化できる方法をしっかり学びたいと思います。